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羽生3連勝で王手 第3局

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/09 毎日新聞
Photo: 森内俊之名人を破り3連勝した挑戦者の羽生善治王位=佐賀県武雄市の湯元荘東洋館で2014年5月9日午後9時1分、山下恭二撮影 © 毎日新聞 森内俊之名人を破り3連勝した挑戦者の羽生善治王位=佐賀県武雄市の湯元荘東洋館で2014年5月9日午後9時1分、山下恭二撮影

 佐賀県武雄市の湯元荘東洋館で8日から繰り広げられた第72期名人戦七番勝負第3局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州通信ネットワーク、名人戦武雄対局実行委員会協力)は9日午後8時24分、120手で挑戦者の羽生善治王位(43)が森内俊之名人(43)に3連勝し、4期ぶりの返り咲きに向けてあと1勝となった。

 残り時間は森内18分、羽生24分。第4局は20、21日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われる。

 際どい攻め合いを羽生が競り勝ち、4期ぶり通算8期目の返り咲きへ向けて前進した。

 羽生の急戦矢倉からの攻めを、森内がかわそうとする展開になった第3局。封じ手の5七銀(59手目)をはさみ、2日目も当初は間合いを計る指し手が続いたが、羽生が4五歩(66手目)と仕掛け、せきを切ったように激戦に突入した。

 森内も8二飛(73手目)と反撃に出た。しかし、羽生は、5七と(78手目)以下8三金と指し回して、森内の竜を捕獲。穴熊の堅さを生かし、優勢に立った。森内も粘りをみせ、一時差が詰まったかに見えたが、最後は即詰みに切って落とした。

 第2局に続き一気に攻めきった羽生の強さが光った。名人戦七番勝負では森内に3期連続敗れていたが、今期は大きくリード。第4局で反撃に転じたい森内がどう立て直してくるか。【山村英樹】

 羽生王位の話 仕掛けたところでは、指す手がなくなったので仕方がないかと思いました。自信がなく、ずっとちょっと悪いんじゃないかと思って指していました。本当に最後の方、8五歩(108手目)でよくなったと感じました。

 森内名人の話 自分からはなかなか動けない将棋で、動いてきたら反撃するつもりだった。4筋から攻められて予期しない展開になった。4四桂(85手目)に期待したが、あまり大したことがなかった。6七銀(96手目)が詰めろで、それからはダメです。

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