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自民危機感 浸透急ぐ 滋賀知事選、民主は代表去就占う

DO_NOT_USE_産経新聞 のロゴ DO_NOT_USE_産経新聞 2014/05/09 産経新聞

 滋賀県知事選(6月26日告示、7月13日投開票)に自民党が危機感を募らせている。同県は自民党が弱い地域であり、自民、公明両党は早々と元官僚の擁立を決め、急ピッチで浸透を図ろうとしている。逆に、「勝算あり」と踏んでいるのは、「低空飛行」の党勢にあえぐ民主党だ。しかし、民主が強かった滋賀県で知事選を落とすようだと海江田万里代表の進退問題に直結しかねない。

 自民党の石破茂幹事長は9日の記者会見で、滋賀県知事選を、年内に行われる予定の沖縄、福島両知事選と並ぶ「最重点」に挙げ、「態勢を早急に整え、勝たなければならない」と気合を入れた。

 自民党は平成24年の衆院選で滋賀県の全4選挙区で勝ち、昨年の参院選(改選数1)でも民主党から議席を奪還した。ただ、国会議員は若手ばかりであり、地盤は強固といえない。2月下旬に県出身の元経済産業省官僚、小鑓(こやり)隆史氏を擁立。4月に石破氏や河村建夫選対委員長が現地入りし、態勢固めに懸命だ。

 一方、民主党の三日月大造衆院議員は9日の本会議で議員辞職が許可された。その後、大津市内で記者会見し、無所属で立候補すると表明。嘉田由紀子知事が同席し、嘉田氏の後継候補であることを印象づけた。民主党も三日月氏を支援し、他の野党に共闘を呼びかける。

 民主党は、海江田氏が24年12月の代表就任以来、昨年の参院選や自民党系と対決した補選、知事選で負け続けている。海江田氏は参院選後、1年後をめどに党再建を図ることができなければ辞任する考えを示した。ところが、今年4月には来年9月の任期までの続投を宣言したことで、党内には「海江田降ろし」がくすぶっている。

 自民党選対幹部は「三日月氏の知名度は限定的なので、情勢は五分五分だ」と分析、民主党幹部は「滋賀県内で人気のある嘉田氏の後継となったことで勝機はある」とにらむ。(岡田浩明、楠城泰介)

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