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英与野党党首、総選挙前に最後の演説 EU離脱交渉が争点

Reuters のロゴ Reuters 2017/06/08

[ノーリッジ/ロンドン 7日 ロイター] - 下院総選挙を翌日に控えた英国で7日、メイ首相は、英国の欧州連合(EU)離脱を実現させるのは与党保守党しかいないと改めて主張し、ロンドンでの襲撃事件を受けて治安問題に傾いていた論点から立ち戻る姿勢を示した。

この日、メイ首相はイングランド東部ノーリッジでの選挙戦最後の演説を実施。「あすの総選挙について、国民の選択と、問うべき質問はまったく同じだ」と述べ、「第一に、欧州との間で最善の条件をわが国にもたらす強力かつ安定的な指導力があると信頼できるのは誰なのかという問いだ」と話した。

首相は最大野党・労働党のコービン党首に対し、浪費的な政策により国内経済が破壊され、EU離脱交渉は混乱すると批判してきた。

これに対しコービン党首は、保守党の緊縮財政策は貧困層に悪影響を与え、社会的不平等を悪化させると反論している。

労働党の掲げる目標は、5%の最富裕層に対する増税、労働者の権利強化、大学の授業料免除、2500億ポンドのインフラ投資などの政策を実施し、より公平な社会を作ることだ。

英与野党党首、総選挙前に最後の演説 EU離脱交渉が争点 © REUTERS 英与野党党首、総選挙前に最後の演説 EU離脱交渉が争点

コービン党首は、ウエールズ北部のコルウィンベイで行った演説で、支持者らを前に「選択はきわめてシンプルだ。保守党政権がまた5年続き、緊縮財政がまた5年続き、歳出削減がまた5年続くのを選ぶのか。それとも、変革を選ぶかだ」と述べ、喝采を浴びた。

保守党は、キャメロン前首相の下で戦った2015年の選挙で過半数を12上回る議席を確保しており、メイ首相にとっては勝利だけでなくこれを超える勝利を収めることが課題となる。僅差での勝利は、党内だけでなくEUとの離脱交渉においても不利な立場につながる。

投票は8日2100GMT(日本時間9日午前6時)に締め切られ、ただちに出口調査が行われる。最初の開票速報は、2300GMTごろ発表される見込み。

最終結果は9日0200―0500GMT(日本時間午前11時―午後2時)ごろ判明する見込みだ。

*表現を一部修正して再送します

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