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菅田将暉のラブシーンはなぜ美しい? 少年らしさの中に宿る艶っぽさ

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/12/02 株式会社サイゾー
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 菅田将暉のキスは魅惑的だ。見る者を惹きつける美しさを持ち、独特の色気を放つ。一瞬で心を奪われ、飲み込まれるほどの麗しさ。エロチシズムを漂わせる艶があるのだ。  今、そんな菅田の勢いが止まらない。今年だけでも9本の映画、4本のドラマ、8本のCM出演と活躍が目覚ましい。また、レギュラー出演している現在放送中のドラマ『校閲ガール』は、好調で高視聴率をマーク。2017年もすでに4本の映画に出演することが発表されている。10〜20代の女性を中心に人気を博している菅田だが、最近では男性をはじめ幅広い層の支持を集めつつあるのだ。  なぜ30代以上の女性や、若い男性からも好感を持たれるのか。その理由のひとつがラブシーンにあるように思う。菅田は、2013年に公開された映画『共喰い』(主人公・篠垣遠馬役)で、木下美咲らとの濡れ場を熱演。当時19歳ということもあり、菅田は「性描写は、めちゃくちゃ緊張しましたが、遠馬もそうだったんだろうなと思います。特に、後半のラブシーンでは、ライトも熱くて、ポトポトと汗がしたたり落ちました」(引用:菅田将暉&青山真治監督が『共喰い』の果敢な性描写の舞台裏を激白 | ニュースウォーカー)と語っているように、初々しさがあり、そこがまたリアルだった。  また、「汗は全然足してないです。リアルでしたから」(引用:菅田将暉&青山真治監督が『共喰い』の果敢な性描写の舞台裏を激白 | ニュースウォーカー)ともコメント。菅田の緊張と興奮が妙に生々しく、じっとりと纏わりつくような濃厚さがあった。そんな体当たりのラブシーンに、胸を打たれた観客は少なくないはずだ。19歳にして、滴る汗の中にもすでに色気を滲ませていた菅田。だからこそ、彼の姿は私の脳内に鮮烈に記憶された。  菅田の持つ色っぽさが開花されたのは、2015年に公開された映画『ピース オブ ケイク』ではないだろうか。同作で見せた多部未華子とのキスシーンには、衝撃が走った。泥酔した川谷(菅田将暉)が梅宮志乃(多部未華子)に強引にキスするのだが、これがもうとにかくセクシーなのだ。初のキスシーンで緊張していたという菅田は、リアリティーを出すためにも実際に飲酒して挑んだという。ここから、菅田の色気はとどまるところを知らない。  今年公開された映画『二重生活』では、門脇麦との愛らしくも本能的な濡れ場を披露。表情や仕草、会話などが絶妙で、愛おしさが芽生えるほど惹きこまれた。さらに、菅田のキスシーンの代表作と言っても過言ではないのが、現在公開中の映画『溺れるナイフ』ではないだろうか。小松菜奈とのキスシーンの美しさたるや。現実離れしたあまりの麗しさに、思わず感嘆の声が漏れた。あくまでキスだけなのだが、最も見てはいけない行為を目にしてしまったような背徳感すら覚えた。それと同時に、神秘的なモノに触れたかのような高揚感も芽生える。感極まって涙がこぼれそうになるほど、彼のキスシーンに魅了された。  最近のラブストーリーといえば、山崎賢人や福士蒼汰などの印象が強い。山崎や福士は、少女漫画原作の実写化に起用されることもしばしば。そのため、憧れの王子様といったイメージが強く、ラブシーンも少女漫画的な爽やかさが際立つ。しかし、役柄の違いはあれど、菅田の場合は男らしさの中にどこか幻想的な美しさを持つ。母性本能をくすぐる可愛らしさと、少年らしさが残った素朴さ。それらに隠れていた情熱的な部分がむき出しになった時、恐ろしいほどの艶っぽさが生まれるのだ。  息を呑むほどの色気。菅田のラブシーンは、老若男女関係なく見る者を誘惑する。現実感がある一方で、どことなく非現実的という矛盾がまた、癖になる。菅田将暉という役者が放つ色っぽさは、これからも多くの人たちを虜にしていくに違いない。(朝陽空)

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