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観戦渡航者 黄熱病予防接種まだ3割

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/04/30 01:22 毎日新聞
Photo: W杯ブラジル大会の会場都市 © 毎日新聞 W杯ブラジル大会の会場都市

 サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の開幕を6月に控え、厚生労働省は、ブラジルへ渡航するサポーターに黄熱病の予防接種を呼び掛けている。推計される渡航者数に対し、黄熱病の予防接種を済ませた人は3割に満たない。

 黄熱病は中南米やアフリカの風土病で、蚊が媒介して感染。発熱や頭痛などの症状で死に至ることもある。世界保健機関(WHO)はリオデジャネイロなど東部沿岸を除き、ブラジル国内の大半の地域を渡航者に対する予防接種の推奨地域にしている。ブラジル国内のW杯12試合会場のうち5会場が推奨地域内だ。日本代表の1次リーグはコロンビア戦(日本時間6月25日)が推奨地域内のクイアバで行われる。

 厚労省は、国際サッカー連盟が日本に割り当てたチケット数などからクイアバで観戦する渡航者を約3000人と推計。28日現在の同省の把握状況では、W杯観戦のために渡航する人で接種をすませた人は約800人にとどまる。

 同省は、滞在期間や地域によってA・B型肝炎や破傷風、狂犬病などの予防接種も勧めているが、黄熱病の予防接種後4週間は他のワクチン接種を避けたほうがよいとされ、早めの着手が大事だという。黄熱病の予防接種を受け付ける医療施設は同省検疫所のホームページ(http://www.forth.go.jp/)で公表している。【桐野耕一】

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