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豪中銀、政策金利を予想通り据え置き 中立姿勢でタカ派失望

Reuters のロゴ Reuters 2017/07/04

[シドニー 4日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを予想通り過去最低の1.50%に据え置くとともに、経済や金利見通しに中立な姿勢を示した。

豪中銀、政策金利を予想通り据え置き 中立姿勢でタカ派失望 © REUTERS 豪中銀、政策金利を予想通り据え置き 中立姿勢でタカ派失望

欧州やカナダなどでは最近、中銀が金融引き締めの方針を示唆しており、これとは異なる結果となった。一部ではRBAも追随するのではないかとの観測が出ていたため、豪ドルの買い持ちを積み上げている投資家もあった。

豪中銀は声明で「理事会は今回の会合で金融政策スタンスを維持することが、持続可能な経済成長およびインフレ目標の達成と整合的と判断した」と説明。最近の失業率低下については特に強調せず、「労働市場の状態を示す指標は、依然としてまちまちの内容」とするのみにとどめた。

連邦統計局が15日発表した5月の雇用統計によると、就業者数は前月比4万2000人増加し、市場予想の1万人増を大きく上回った。市場予想を上回る増加は3カ月連続だった。失業率は5.5%で、2013年2月以来4年ぶりの低水準となった。

中銀がこれらの数字を重視しなかったことで、先物市場では12月物が織り込む利上げの確率は4%と、3日時点の12%から低下した。ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)の債券ストラテジー責任者、Su-Lin Ong氏は、中銀の声明は「強い中立バイアス」を示したと指摘。「世界の中銀が最近数週間でレトリックを変更したことに伴い、タカ派はこの日の豪中銀の声明に失望した。当面この状況が続くと当社は予想している」と述べた。

豪中銀は将来の経済成長については楽観的な見方を示したものの、賃金上昇が過去最低水準に鈍化する中、不動産投資がらみで家計債務が過去最高の水準となっていることには警鐘を鳴らした。

ロイター調査によると、エコノミスト50人のうち49人が据え置きを予想していた。

*内容を追加しました。

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