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逆光ポートレートを美しく――便利な写真編集アプリ「Snapseed」を使ってみよう(その2)

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/02/28
逆光ポートレートを美しく――便利な写真編集アプリ「Snapseed」を使ってみよう(その2): ものの見事に逆光な写真をキレイにする! © ITmedia Mobile 提供 ものの見事に逆光な写真をキレイにする!

 前回に続いて、今回もGoogleの画像編集アプリ「Snapseed」を取り上げるのである。

 今回のお題はこれ。逆光で撮っちゃったポートレート。

 パッと見て、逆光なので顔が暗くなっている。あと、ちょっと上から撮ってるのでスタイルが良さそうに見えない。ついでに、いろいろと細かく撮った人に文句言いたいところがある(撮ったのは自分なんだけど……)。

 前回やった基本的な機能はさらっと、そうじゃない機能はもうちょっとじっくりと、という方針で行きます。

●まずは「画像調整」

 何はともあれ、顔が暗いのはいかんともしがたい。そこで「画像調整」ツールで調整をかける。

 写真全体の明るさを上げて、シャドウ部やハイライトは微調整。ちょっと彩度を上げて色味を増し、ちょっと青白いと思ったので色温度を+にして少し赤みを出してみる。

●次は最新のフィルター「顔」を使う

 画像の調整が済んだら、次は「顔」フィルターを使う。最近のバージョンアップで追加されたフィルターである。

 こいつを使うと、アプリが顔を自動的に見つけてくれる。「顔を強調する」「肌を滑らかにする」(いわゆる「美肌系」の調整)と「目をくっきりさせる」のパラメーターを調整するだけでOKだ。

 写真は2本指のピンチ操作で拡大・縮小できる。顔を拡大してフィルターのかかり具合をチェックしながら調節すると良いだろう。

 また、細かく調整する方法のほかにプリセットを使った調整もできる。画面下部のカードアイコンをタップすると、プリセットパターンが出てくるので、気に入ったものを選ぶと良し。

 イマドキの、特にアジア系スマートフォンのカメラアプリと比べると「盛り方が甘い」、というか「全然盛ってくれない」と感じるかもしれないが(目をデカくしたり顔を細くしたりしてくれないし)、その辺は開発している国の事情によるところが大きいのだろう。

 Snapseedは米国が本拠地のGoogleのアプリ。アジア系とはビューティー系のニーズがきっと異なるのだ。

●仕上げは「グロー」フィルターで

 それはまあいいとして、いよいよ仕上げにかかる。前回のケーキの写真修正でも大活躍した「グロー」フィルターの出番である。柔らかくキレイに仕上げたいときに良いのだ。

 今回は、プリセットの2番が良い感じだったので、これをそのまま使うことにしよう。

●顔が大きめに写ったら「変形」ツールで調整

 さて、この写真、都会を見下ろす感じにしたかったので、ちょっと上から撮っている。iPhoneのような広角系のレンズだと遠近感が強く出るので、上から撮ると顔が大きく見えちゃう。しかも、レンズの端になるほど遠近が極端に出るので、頭も大きく写っちゃうのである。

 それを修正しちゃえ、っていうことで「変形」ツールの出番だ。このツールを使うと垂直・水平方向のパース(遠近感)を修正する機能なのだ。

 とりあえず、垂直方向の視点をいじる前と後の2枚を並べてみますのでどうぞ。

 顔と身体のバランスが全然違うでしょう。やり過ぎると不自然になるけれど、結構使えるツールなのです。

 もっとも、普通は「建物を正面から撮りたいのに、ちょっと角度がついちゃったから補正する」とか、そういうときに使うものだけれど。

 今回は垂直方向だけいじったが、先述の通り水平方向の調整もできる。また、画像の回転もできる。

 この機能は便利なので上手に使いたい。

●やっぱり最後は「切り抜き」

 最後に、ちょっと左下に写ってる柱が邪魔だよね。彼女の立ち位置も中途半端だし(ええ、撮った私が悪いんです……)。

 ということで「切り抜き」ツールで切り抜いちゃえ!

 そして、完成したのがこちら。冒頭の写真と見比べてもらうと、違いがよくわかると思う。

●おまけ:編集履歴をたどれる「ヒストリー」機能は必見!

 さて、Snapseedで知っておくと良い機能がもう1つある。それは「ヒストリー」機能だ。 基本編集画面の右上、保存の隣にあるアイコンがそれである。

 名前から何となく察することができると思うが、このアイコンは写真(画像)に対する編集履歴を見られるものだ。編集内容を1つずつ元に戻したり、オリジナル(編集前)に戻したりするだけではなく、「編集を表示」っていうものもある。これが超便利なのだ。

 こいつをタップすると、今まで加えてきた編集内容が一覧表示される。ここからやり直した作業を選択すれば、編集の順序に関係なくやり直せるのだ。

このリストからやり直したい作業だけをやり直せる。これは超便利。

  この原稿の種明かしをちょっとすると、実はいったん普段通りにあれこれ作業して仕上げた後に、この機能で作業をさかのぼってスクリーンショットを収めている。

 Snapseedは、使いこなすほど味が出てくるアプリなのだ。

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