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関ジャニ∞ 大倉、ドラム&演技の実力は7年の努力賜物ーー『疾風ロンド』好演の背景探る

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/12/01 株式会社サイゾー

 関ジャニ∞の大倉忠義が出演している映画『疾風ロンド』が話題になっている。 参考:大倉忠義、重岡大毅……関西ジャニーズ勢が役者として活躍するワケ 演技力が磨かれた背景とは?  11月26日に公開された本作は、原作が人気作家の東野圭吾ということもあり、公開前から注目を集めていた。正義感が強いパトロール隊員・根津昇平役として出演している大倉は、「物語の疾走感に、驚きもあり、感動もあり、観終わったら凄いスッキリした気分で晴れやかに映画館を出ていけるかなと思います」(関連:『疾風ロンド』公式サイト)とコメントしており、手応えを感じているようだ。そこで今回は、大倉の演技について考えてみたいと思う。  大倉は関ジャニ∞の中でも、演技の仕事が多いメンバーだ。『Dr.DMAT』(TBS系)、『ドS刑事』(日本テレビ)などの連ドラをはじめ、単発ドラマ『24時間テレビスペシャルドラマ はなちゃんのみそ汁』(日本テレビ系)や、映画『100回泣くこと』、『クローバー』など多数の作品に出演している。ドラマ初主演だった『シンデレラになりたい!』(TBS系)の頃こそ初々しい演技だったが、『Dr.DMAT』の頃には大きく成長し、泣きの演技は多くの視聴者の涙を誘うほどになった。  しかし、まだまだ大倉の演技力には成長の余地があるように思う。彼はスロースターターなのだ。たとえば、ドラム。大倉は関ジャニ∞でドラムを担当しているが、グループ結成当時は全くの初心者であった。そのため、はじめの頃は決して上手いとは言えない腕前だったが、2009年に行なわれたツアー『関ジャニ∞ TOUR 2∞9 PUZZLE』あたりから一気に成長が見られるようになった。つまり、グループが結成された2002年付近からドラムをはじめた大倉は、はっきりと上達が見られるまでに約7年かかったことになる。そして、今ではジャニーズの中でも「ドラムが上手い」と言われるまでに進化を遂げたのだ。  このスロースターターぶりと成長の伸びしろは、演技にも共通していると言えるだろう。先日放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した際、こんなエピソードを語っていた。2007年に、『必殺仕事人2007』(テレビ朝日系)に出演した大倉。時代劇初挑戦ということもあり、監督やスタッフにダメ出しをされたが、故・藤田まこと氏は大倉を認め、褒めてくれたという。それ以来、大倉は藤田氏の演技を見て勉強を続けたのだ。大倉の演技が一般的に評価され始めたのは、『Dr.DMAT』の頃だと記憶している。演技に真摯に向き合い始めたのが2007年だとすると、『Dr.DMAT』が放送された2014年はちょうど7年後だ。  今回の『疾風ロンド』でも、阿部寛やムロツヨシ、柄本明、田中要次、野間口徹など、名だたる俳優陣と共演している大倉。主演の阿部との共演について「映像で僕が一方的に見ていた方なので、一緒に共演できて不思議な感じがしましたし、すごく有難いことだと思いました。撮影現場での立ち振る舞いだったり、ストイックさだったり、自分も見習わなければいけない部分がたくさんありました」(関連:映画『疾風ロンド』に大倉忠義&大島優子出演決定!阿部 寛演じる“スキー下手で頼りない中年研究員”を強力サポート! | 東映[映画])と語っており、共演者から演技について学ぶことが多々あったことが伺える。その証拠に、『疾風ロンド』の中で大倉は見事な演技を披露してくれている。本作の中では、阿部寛の役だけがことの重大さに気づいているのに対し、大倉はそれに“気づかない”役だった。場合によっては白々しさが漂いそうなところだが、大倉の演技は自然で、観るものを作品の世界に引き込み、阿部の演技をうまく引き立ててさえいた。  『必殺仕事人2007』で藤田氏から演技を学び、今回の『疾風ロンド』で演技力に磨きをかけた大倉。この先、さらに成長を遂げた大倉が見られることは間違いない。今後、大倉がどのような役者に進化していくのか楽しみだ。(高橋梓)

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