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雇用市場の改善続く、賃金の伸び巡る懸念も=豪中銀議事要旨

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/19

[シドニー 19日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は19日、9月の理事会の議事要旨を公表した。労働市場の改善を背景に景気先行きについて楽観的な見方を強めているものの、家計債務の増大や豪ドル高を依然として懸念していることが明らかになった。

豪中銀はまた、力強い雇用が近く、必要とされる賃金の伸びにつながるかどうかについて疑念を示した。

低インフレ環境下で高水準の家計債務に伴うリスクとのバランスを取るため、中銀は2016年8月の利下げ以降、政策金利を1.50%に据え置いている。エコノミストの多くは政策金利があと1年、現在の水準を維持するとみている。

ただ、最近の豪雇用データを受けて中銀は楽観的な見方を強めている。

雇用市場の改善続く、賃金の伸び巡る懸念も=豪中銀議事要旨 © REUTERS 雇用市場の改善続く、賃金の伸び巡る懸念も=豪中銀議事要旨

議事要旨は「雇用の堅調な伸びは続く見込みで、家計所得を支援し、支出につながる」と指摘した。

一方、賃金の伸びについては「当面」低水準にとどまり、緩やかなペースでしか加速しない見込みとした。

豪中銀は国内経済成長率が今後数年間に3%前後で推移し、「潜在成長率を上回る」と予想している。

ただ失業率はより多くの人が職を探す中、5.6%と依然高水準で、賃金の伸びを抑制していることが懸念材料となっている。

一方、家計債務の伸びは所得を上回り、支出の圧迫要因になっている。

中銀はまた、最近の豪ドル高にも言及し、豪ドルの一段の上昇はインフレを圧迫する可能性があるほか、経済成長・雇用見通しの重しになると指摘した。

豪ドル(AUD=D4)は今月、米ドルが全般的に下落する中、2年ぶりの高値となる0.8125米ドルを付けた。

*内容を追加しました。

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