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韓国中銀、政策金利を1.25%に据え置き 家計債務と北朝鮮を注視

Reuters のロゴ Reuters 2017/08/31

[ソウル 31日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は31日、市場の予想通り、政策金利を過去最低の1.25%に据え置くことを決定した。中銀は、景気回復への自信をあらためて示す一方、なお「かなりの不透明感」があると指摘した。

李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は、政策決定後の記者会見で、金融政策の目先の方向についてガイダンスを示さなかった。ただ、高水準の家計債務に言及し、中銀が引き締め方向に傾いていることを示唆した。

3年物国債先物(9月限)(KTBc1)は0332GMT(日本時間午後0時32分)時点で109.23で、会見前の109.29から6ティック下落。ウォン(KRW=)と株式(.KS11)には目立った反応はない。

IBK証券の債券アナリスト、キム・ジナ氏は「総裁ははっきりとは語らなかったが、コメントは全般的に、家計債務抑制に必要であれば利上げする可能性があることを示唆する内容だった」とみている。

韓国中銀、政策金利を1.25%に据え置き 家計債務と北朝鮮を注視 © REUTERS 韓国中銀、政策金利を1.25%に据え置き 家計債務と北朝鮮を注視

総裁によると、金利据え置きは全会一致の決定。ロイターがまとめた調査では、アナリスト19人全員が今回の金利据え置きを予想していたが、大半が来年いずれかの段階で政策が引き締められると答えた。

総裁は、家計債務問題について新たなコメントはしなかったが、その規模の大きさは認めた。韓国の家計債務は国内総生産(GDP)の90%以上に達し、経済にとって深刻なリスクとなる可能性をはらんでいる。

総裁は、政策スタンスの評価や、新政権が過去数週間に導入した経済政策の効果の見極めには、さらなる時間が必要との見方を示した。

ミサイル発射を繰り返す北朝鮮を巡る緊張については、経済を損ないかねない大きな要因だが、その影響を判断するのは尚早と述べた。

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