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音もマーシャル! 深い低域が魅力のBluetoothスピーカー

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/09/30
音もマーシャル! 深い低域が魅力のBluetoothスピーカー © KADOKAWA CORPORATION 提供 音もマーシャル! 深い低域が魅力のBluetoothスピーカー

 昨年はローランドが超ロングセラーのギターアンプ「JCシリーズ」のディテールを再現した「JC-01」を販売して話題を集めたが、今年も有名ギターアンプメーカーのBluetooth対応スピーカー発表が相次いでいる。  たとえばフェンダーの「NEWPORT」「MONTEREY」や、VOXの「Air Adio」など。コンセプトの違いはあれど、いずれもメーカーらしい個性を感じられておもしろい。  もちろんギターアンプの王者、マーシャルも以前からBluetoothスピーカーをラインナップしてきたが、この夏、輸入代理店が加賀ソルネットに変わり、改めて2機種が国内発売されることになった。この機会にマーシャルブランドのBluetoothスピーカーをチェックしてみようと思う。  今回発売されたのは「ACTON BLUETOOTH」(3万2184円)と「STANMORE BLUETOOTH」(4万6310円)の2機種。サイズの違いはあれど、マーシャルアンプのディテールを再現した作りは同じだ。 少し大きなSTANMORE BLUETOOTH 少し大きなSTANMORE BLUETOOTH STANMORE BLUETOOTHのパッケージ STANMORE BLUETOOTHのパッケージ マーシャルのデザイン要素はバッチリ  マーシャルはイギリスのギターアンプメーカーで、1960年代に最初の製品「JTM45」を送り出して以降、大音量のディストーションサウンドと共にロックサウンドのアイコン的存在となった。特にヘッドアンプと2台のスピーカーキャビネットを積み重ねたスリースタックスタイルは、マーシャルが作り出したものだ。  マーシャルのデザイン要素は昔から同じで、木製の筐体に黒いトーレックスを外装材として張り込み、アンプのパネル、ロゴ、縁取りのパイピングはゴールド。そしてスピーカーのグリルクロスはブラックとグレーという具合。  Bluetoothスピーカーもその伝統的な基本線を守っていて、形やサイズはまったく違ていても、どう見てもマーシャルの製品にしか見えない。  デザイン以外で2機種に共通するのは、電源スイッチがトグル型であること。外部入力端子として、3.5mmステレオミニ端子をパネル面に持ち、ボタンでBluetoothと切り替えられること。BASS/TREBLEの2バンドEQを持つのは、ギターアンプのパネルデザインの要素も大きいが、ギターアンプメーカーのBluetoothスピーカーならではの機能とも言える。  どちらもエンクロージャーはバスレフ構造で、バスレフポートは背面に開いている。結構重量はあるが(ACTON BLUETOOTHは3kg、STANMORE BLUETOOTHは5.1kg)筐体にハンドルなどはないので、持ち運びの際には、このバスレフポートに指を突っ込んで持ち上げると楽かもしれない。 STANMOREの操作パネル。ヘアラインゴールドのパネルとノブの構成はマーシャルのヘッドアンプと同じ STANMOREの操作パネル。ヘアラインゴールドのパネルとノブの構成はマーシャルのヘッドアンプと同じ もちろん2機種ともマーシャルのロゴがバッチリ。グリルクロスもフェイクではない もちろん2機種ともマーシャルのロゴがバッチリ。グリルクロスもフェイクではない Bluetooth 4.0対応で、3.5mmステレオミニ入力を持つのも共通する仕様。カールコード仕様の3.5mmステレオプラグも付属 Bluetooth 4.0対応で、3.5mmステレオミニ入力を持つのも共通する仕様。カールコード仕様の3.5mmステレオプラグも付属 見た目はほぼ一緒だがスペックは微妙に違う  大きさ以外、見た目はほとんど一緒の2機種だが、スペックは微妙に違う。まず小さい方のACTON BLUETOOTHは、ツィーター×2、10.16cm ウーファー×1というスピーカー構成。それぞれに対応するパワーアンプの出力は、8W×2+25W。 カラーバリエーションはブラックとクリーム(写真はブラック)。サイズ:幅265×奥行き160×高さ150mm カラーバリエーションはブラックとクリーム(写真はブラック)。サイズ:幅265×奥行き160×高さ150mm 操作パネル。3.5mmステレオミニ入力端子とBluetoothがボタンで切り替えられる。EQはBASSとTREBLEの2バンド 操作パネル。3.5mmステレオミニ入力端子とBluetoothがボタンで切り替えられる。EQはBASSとTREBLEの2バンド 左の楕円状の穴はバスレフポート。ACアダプターではなく、ACを直接本体に接続するので電源周りはスッキリ。電源コネクター左側のスイッチは省エネのためのスタンバイモード切替 左の楕円状の穴はバスレフポート。ACアダプターではなく、ACを直接本体に接続するので電源周りはスッキリ。電源コネクター左側のスイッチは省エネのためのスタンバイモード切替  大きい方のSTANMORE BLUETOOTHは、ツイーター×2、13.5cmウーファー×1で、パワーアンプは20W×2+40W。  ACTON BLUETOOTHとの違いは、オーディオコーデックとしてaptXに対応すること。そして外部入力にRCAピンもあり、3.5mmステレオミニと合わせて、入力系統が3つあること。 大きい方のSTANMORE BLUETOOTH。サイズ:幅350×奥行き185×高さ185mm。カラーはブラック、クリーム、ブラウンが選べる(写真はブラック) 大きい方のSTANMORE BLUETOOTH。サイズ:幅350×奥行き185×高さ185mm。カラーはブラック、クリーム、ブラウンが選べる(写真はブラック) RCAピン入力があるSTANMORE BLUETOOTHの背面。やはり電源はAC直結タイプ RCAピン入力があるSTANMORE BLUETOOTHの背面。やはり電源はAC直結タイプ 入力はBluetoothのほか、INPUT1(3.5mmステレオミニ)とINPUT2(RCAピン)の3系統 入力はBluetoothのほか、INPUT1(3.5mmステレオミニ)とINPUT2(RCAピン)の3系統 音までマーシャルっぽい  エンクロージャーのサイズとスピーカーユニット、そしてアンプのパワーが違うので音も違って当然だが、マーシャルのスピーカーキャビネットと同様、高域のキラキラしたドンシャリ型でまとまっているのがおもしろい。  低域に関しては、アンプのパワーとスピーカーの口径で稼ぐタイプで、パッシブラジエーター付きのBluetoothスピーカーのように、音量を上げてゆくにつれ低域が崩壊するようなことはない。音量に関わらずソリッド感があるので、パワーの余裕もあるはず。  低域の深さは、大きなSTANMOREの方がやっぱり上だが、ある程度音量を上げても低域が破綻しない点では、ACTONにも魅力がある。一般的な家庭で使う限り、音量としてはACTONで十分以上、低域に余裕が欲しければSTANMOREということになるだろう。  もし注文があるとしたら、2機種ともアンプ・スピーカー一体型の、いわゆるコンボアンプデザインである点。マーシャルのイメージと言えば、やっぱり縦に積み重ねたスタッキングスタイルだと思うのだ。  若干高くなっても、マーシャルのBluetoothスピーカーを買うなら、レシーバーアンプ部とスピーカーキャビネットが別体式のスタッキング型がいいなあ、と思ってしまうのは私だけだろうか。 スタッキングスタイルをイメージするため、試しにSTANMOREの上にACTONを載せてみた様子 スタッキングスタイルをイメージするため、試しにSTANMOREの上にACTONを載せてみた様子 ■関連サイト 製品ページ 著者紹介――四本 淑三(よつもと としみ)  1963年生れ。フリーライター。武蔵野美術大学デザイン情報学科特別講師。新しい音楽は新しい技術が連れてくるという信条のもと、テクノロジーと音楽の関係をフォロー。趣味は自転車とウクレレとエスプレッソ

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