古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

魚喃キリコ『南瓜とマヨネーズ』実写映画化決定 臼田あさ美、太賀、オダギリジョーが出演

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/03/07 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 漫画家・魚喃キリコの代表作『南瓜とマヨネーズ』の実写映画化が決定し、あわせてメインキャストが発表された。 参考:『ラ・ラ・ランド』は『セッション』を乗り越えたーーチャゼル監督がミュージカル映画で描いた夢  本作は、『blue』『strawberry shortcakes』で知られる魚喃キリコの漫画『南瓜とマヨネーズ』を、『パビリオン山椒魚』『ローリング』の冨永昌敬監督が実写化した恋愛映画。売れないミュージシャン・せいいちと恋愛関係にあるツチダは、恋人の夢を叶えるためにキャバクラで働き生活を支えていた。ある日、忘れられない昔の恋人・ハギオと再会したツチダが、ふたりの男性の間で揺れ動いていく……。  主人公のツチダを演じるのは、映画『愚行録』やドラマ『銀と金』(テレビ東京系)に出演する臼田あさみ。また、自由奔放で女にだらしのないハギオをオダギリジョーが務め、恋人のツチダに生活を支えられながら夢を追うミュージシャン・せいいちを太賀が演じている。オダギリジョーと冨永昌敬監督がタッグを組むのは、『パビリオン山椒魚』以来11年ぶりのこと。  5年ぶりに主演を務める臼田は、「映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです」とコメント。また、冨永監督は「魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません」と語っている。  そのほか、ツチダのキャバクラでの同僚役を清水くるみ、ツチダがせいいちとの生活費を稼ぐために愛人関係となるサラリーマン・安原役を光石研、優しく厳しい眼差しでせいいちを見守るバンド仲間を浅香航大、若葉竜也、大友律、岡田サリオらがそれぞれ演じる。  音楽監修・劇中歌は、富永監督と親交の深い音楽家・やくしまるえつこが担当。撮影は、2016年10月に下北沢を中心とした都内近郊で行われた。 【キャスト&監督コメント】 ■臼田あさ美 映画を作りました。と、こうして皆様に伝えられること、ツチダとして過ごした時間、せいちゃんが太賀さんだったこと、ハギオがオダギリさんだったこと、すべてが尊くて、大切で、嬉しいです。そして4年も前に声をかけてくださった監督の冨永さんと、やっとの想いで特別な日常を収めました。1999年の魚喃キリコさんが誕生させたツチダが2017年の今も相変わらず元気でやってます。 ■太賀 映画に参加するにあたって原作を読ませて頂きました。自らの感情のわからなさに立ち止まる登場人物に強烈に共感を抱きました。あたり前の事なんて何一つもない、男女の平凡な奇跡と、葛藤。この原作のもつ普遍的な尊さがどうか映画に宿ってくれと、撮影に臨みました。

冨永組として「南瓜とマヨネーズ」を作っていく過程は、役者としてあまりにも濃密で幸せな時間で、撮影を終えた今でも、心地の良い余韻がまだ残っています。原作ファンの方にも映画ファンの方にも納得して頂ける作品になっていると思います。どうか楽しみにしていてください。

■冨永昌敬監督 主人公ツチダの望みは「せいちゃんの歌を聴きたい」というごく些細なものでした。せいちゃんが軽い性格だったら一秒後にはイントロが聴けるかもしれないほど、些細な望みです。もの作りというのは自意識と生活と時間のあいだで、その三つを削るようにして為されるものである。などと断言するつもりはありませんが、ある意味で時間にボロ負けしてしまったのがこの二人なのだと思います。結末にはツチダの涙とせいちゃんの歌声と、二人の爽快な敗北が待っています。と言ったところでネタバレ全然してません。この映画が目指したのは、結末を先に知ってもまったくネタバレにならない魚喃さんの作品の、とりわけその描写の強さでした。なので、まず、魚喃さんが描いたツチダそっくりな人を探しました。その女優はすぐに見つかりましたが、似ているのは顔だけではなかった気がします。ツチダは臼田さん以外にありえません。臼田さん本人もそう思ってるはずです。(リアルサウンド編集部)

Real Soundの関連記事

image beaconimage beaconimage beacon