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10日夕から24時間連続上演に挑戦 奈良

毎日新聞 のロゴ 毎日新聞 2014/05/10 13:50 毎日新聞
Photo: 24時間紙芝居に挑戦する「ジョッピー」こと、浄土浩幸さん=奈良市で、宮本翔平撮影 © 毎日新聞 24時間紙芝居に挑戦する「ジョッピー」こと、浄土浩幸さん=奈良市で、宮本翔平撮影

 ◇会社員ら、震災遺児への募金も

 ボランティアで紙芝居をしている奈良市の会社員、浄土(じょうど)浩幸さん(48)主宰の「国境なき紙芝居団」が、10日夕方から同市内で24時間連続の紙芝居上演に挑戦する。テレビの24時間連続企画にならい、団員や協力者十数人でオリジナルや童話などの作品をリレー上演し、東日本大震災の被災遺児へのチャリティーも呼び掛ける。浄土さんは「笑いと感動を共有する24時間にしたい」と意気込んでいる。

 浄土さんは、小児がんの子どもたちを支援する団体の活動に参加したのがきっかけで、難病の子どもたちを楽しませようと、2011年から紙芝居を始めた。経験はなかったが、図書館で紙芝居を借りたり、実際の公演を見に行ったりして技量を高めた。この年の夏に大阪府内であった難病支援の全国会合で、2作品を披露。上演後に余韻にひたる子どもたちを見て励みになった。

 恥ずかしさを捨てるため、浄土さんは自分を「ジョッピー」と呼んでもらうことにした。今では病院や保育園、寺などで年20回程度、ボランティアで上演している。昨年4月には初めて弟子が付き、「紙芝居で世界を笑顔にする」と掲げ、今年から「国境なき紙芝居団」を名乗り始めた。団員は3人で、6月には海外初進出として台湾の日本人学校で披露する。

 24時間紙芝居は、活動の幅を広げようと企画した。会場は奈良市横井1のたこ焼き店「ロックンたこ焼き『フトマル』」で、10日午後5時スタート。昔話の「桃太郎」や「かさじぞう」、あきらめない気持ちをテーマにしたオリジナル作品など、20話以上を交代で披露する。動画配信サイト「ユーストリーム」でも見られる。また、合間には子どもに紙芝居作りを教える。会場では、東日本大震災の被災遺児の進学を支援する「みちのく未来基金」への寄付金も募る。

 浄土さんは「皆さんの助けを借りながら、24時間上演を達成したい」と話す。【宮本翔平】

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