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EU市民の権利に関する英国提案は不十分=EU主席交渉官

Reuters のロゴ Reuters 2017/06/27

[ブリュッセル 26日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)交渉でEU側の責任者であるバルニエ首席交渉官は26日、ブレグジット後に英国にいるEU市民の権利について、EU側はEU法と同じレベルの権利を求めているとして、英国の提案は不十分との見方を示した。

バルニエ氏はツイッターで、EU市民の権利に関するEU側の目標は、EU法による保護と同水準であると指摘。「英国の今の見解には熱意と明確さと保証が一段と必要」との見方を示した。

メイ英首相は同日、英国に住むEU市民の権利保護に関する詳細な計画を発表。保険、医療、教育の分野で英国民と同様の利益を提供するよう努めるとした。

しかし、英国がEUを離脱した後は、英国内でのEU市民に関連する事件に関し、EUの最高司法府であるEU司法裁判所は司法権を持たないとしている。

これにより、英国にいるEU市民は、英国の裁判所による判決についてEU司法裁判所に上訴できる権利を、ブレグジットと共に失うことになるという。

EU市民の権利に関する英国提案は不十分=EU主席交渉官 © REUTERS EU市民の権利に関する英国提案は不十分=EU主席交渉官

一方、欧州議会の交渉責任者、ヒー・フェルホフスタット氏は声明で、「一見すると少なくとも一つは改善点がある。それは現在の行政手続きの簡素化に関するコミットメントだ」としたうえで、「しかし、気になる制約が依然として多く、慎重に評価しなければならない」と言及。

さらに「欧州議会は英国在住のEU市民の権利を保護し、基本権憲章や法施行の枠組みなどEU法の一貫性を担保するために行動していく」と述べた。

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