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NZ中銀が金利を1.75%に据え置き、中立スタンス維持

Reuters のロゴ Reuters 2017/05/10

[ウェリントン 11日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は11日、政策金利を過去最低の1.75%に据え置くと発表し、金利を相当な期間(considerable period)維持する方針をあらためて示した。

ウィーラー総裁は声明で「依然多くの不確実性があり、それに応じた政策の調整が必要になる」と述べた。

また、最近のNZドル下落は好ましく、その基調が維持されれば成長見通しの改善につながるとした。

ロイターが事前に実施したエコノミスト調査では、11日は据え置き、さらに今年いっぱい金利は据え置きとの見方で一致していた。

ASB(オークランド)の首席エコノミスト、ニック・タフリー氏は、「政策金利の見通しは2月の政策会合から変わっておらず、2019年後半にかけての引き締めが依然見込まれている。われわれは、引き締め見通しが2019年前半に前倒しされることを予想していたが、これまでのスタンスを変えていないという中銀の非常に強いメッセージが示された」と述べた。

第1・四半期の消費者物価指数(CPI)は前年比2.2%上昇と、中銀見通しの1.5%を上回り、2011年以降初めて中銀目標レンジの中間値に達した。

これについて声明は、変動の激しいガソリンや食品の値上がりといった一時的要因が働いたと指摘。総合インフレ率は中期的に1─3%の中間値になるとの見方を示し、「長期インフレ期待は2%近辺で十分抑制されている」とした。

ウィーラー総裁は会見で、中立スタンスを維持したのは、インフレ圧力が欠如していることが理由と説明した。

「経済がわれわれの想定通りに推移すれば、予見可能な将来にわたって政策金利を変更する必要はない」と述べた。

また、CPIの中でも、外国との競争がなく国内の需給状況が反映されるノントレーダブルCPIの上昇は「緩やか」で、住宅価格の上昇ペースは鈍化しており、賃金の上昇加速も見られないとの認識を示した。

さらに、インフレ圧力が蓄積されつつあり、2019年初頭には引き締めが必要との声も一部にあるが、「われわれはそのような見解は持っていない」と述べた。

*内容を追加しました。

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