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PB目標「困難は確か」と麻生財務相、達成時期2─3年先送り示唆

Reuters のロゴ Reuters 2017/09/26

[東京 26日 ロイター] - 麻生太郎財務相は26日の閣議後会見で、2020年度の基礎的財政収支(PB)黒字化目標の達成が困難になったことを認めた上で、達成時期を見直す考えを表明した。黒字化目標そのものは堅持するが、達成時期を22年度や23年度などに先送りする選択肢も示した。

麻生財務相は、消費税率を10%に引き上げた際の増収分の使い道を変更する安倍晋三首相の方針に関し、「福祉や教育は抜本的につくりかえる必要がある」と述べ、借金返済に充てる予定の財源を政策原資に活用する考えに同調した。

2012年の3党合意では、消費増収分のうち、社会保障の充実と借金返済に回す割合を1対4にすることが決まっていた。麻生財務相は配分比率について「2対3とか、そのくらいまでしていかないといけない」と指摘した。

一方、財政健全化の取り組みが後退するのは決定的となる。政府は20年度のPB黒字化目標を掲げるが、麻生財務相は「なかなか(達成が)出来にくくなった」とした上で「2022年とか23年など、そういったものを作り上げないといけない」と達成時期の先送りを示唆した。

PB目標「困難は確か」と麻生財務相、達成時期2─3年先送り示唆 © REUTERS PB目標「困難は確か」と麻生財務相、達成時期2─3年先送り示唆

安倍首相は25日の記者会見で、「生産性革命」の実現に向けた税制の活用に言及した。麻生財務相は、企業の内部留保が400兆円超ある現状を踏まえ「それを積極的に使ってくれている企業を優遇するなど、いろんな考え方がある」との見方を示した。

(梅川崇)

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