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SKハイニックス、第2四半期は営業利益過去最高 売上急増

Reuters のロゴ Reuters 2017/07/25

[ソウル 25日 ロイター] - 韓国のSKハイニックス(000660.KS)が発表した第2・四半期決算は、営業利益が3兆1000億ウォン(約27億8000万ドル)で、前年同期比574%増加し、過去最高だった。

トムソン・ロイター・スターマイン・スマートエスティメーツが集計したアナリスト22人の予想(3兆ウォン)とほぼ一致した。メモリーチップの需要が好調だった。

売上高は70%増の6兆7000億ウォンとなった。

第2・四半期の営業利益は、第1・四半期に記録したそれまでの過去最高記録をさらに更新した。アナリストらは、今年通年ベースの営業利益は過去最高の13兆ウォンに到達する可能性がある、とみている。

SKハイニックスによると、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)の出荷は第1・四半期比で3%増加し、平均販売価格は11%上昇した。NAND(電気的に一括消去・再書き込み可能なメモリー)は出荷が6%減、平均販売価格は8%上昇だった。

半導体メーカーはいわゆる「スーパーサイクル」に突入したとされている。供給がタイトな中、サーバーやスマートフォンの能力拡大需要が価格および利益率を押し上げている。調査会社IHSによると、半導体業界全体の売上高は今年、過去最高の1154億ドルと見込まれる。

SKハイニックスは、東芝(6502.T)の半導体メモリー事業の株式取得に関心を表明している。SKハイニックスのスポークスマンは25日、東芝の半導体事業を巡る同社のスタンスに変化はない、と語った。

SKハイニックス、第2四半期は営業利益過去最高 売上急増 © REUTERS SKハイニックス、第2四半期は営業利益過去最高 売上急増

<DRAM出荷、来年は20%増へ>

SKハイニックスは、DRAMの出荷は来年、市場全体の成長率予想に沿った20%増を見込んでいることを明らかにした。スマートフォン向けは若干鈍化しているが、サーバー向けの需要が急増しているという。

発表によると、サーバー向けチップの売上高が全体に占める比率は第2・四半期は約35%となり、前年同期の25%前後から上昇した。

アナリストは「スーパーサイクル」は少なくとも2018年いっぱい続くと予想、サーバー向けがけん引するとみる。SKハイニックスは、クラウドなどの新技術を背景に、インターネットデーターサーバーに使われるチップの数が70%かそれ以上増加したと分析している。

SKハイニックスは、供給は今年下期もタイトな状況が続くが、年末に向けて徐々に緩和されるとしている。需要を満たすため、生産能力を今年、3─5%拡大すると発表。現時点では7兆ウォンとしている2017年の設備投資計画額を引き上げることも検討する方針だ。

25日のソウル株式市場でSKハイニックスは3.5%安で取引を終了。決算が予想と一致したことで、利食い売りに押されたという。

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