古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

10万円切りでサクサク動くノートPCなら「LB-T520X-SH」に注目!!

2014/09/20 01:37

LuvBook Tシリーズ「LB-T520X-SH」

マウスコンピューターの「LuvBook T」シリーズは、15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載するスタンダードノートPCだ。Core i3-3120M(2.5GHz)を搭載する下位モデルは、外部GPUにGeForce GT 740(1Gバイト)を採用しながら、6万9930円まで価格を抑えたコストパフォーマンスが魅力。さらに今ならWeb限定特価で6万4890円に値引きされ、メモリ容量も8Gバイトに無料でアップグレードできるため、初めて自分のPCを買う、という導入機としてはうってつけのモデルとなっている。

もっとも、外部GPUを標準で備えていることからも分かるように、構成次第ではハイエンドノートPCに肩を並べるパフォーマンスも期待できるのがこのTシリーズだ。ここではCPUにCore i7-3632QM(2.2GHz/最大3.2GHz)を採用する「LB-T520X-SH」を紹介しよう。

LB-T520X-SHは、クアッドコアのCore i7に、8Gバイトメモリ(4GバイトPC3-12800×2のデュアルチャンネル)と、128GバイトSSD+500GバイトHDD、DVDスーパーマルチを搭載する上位モデルだ。8スレッド動作に対応する強力なCPUに加え、大容量のメモリと高速なストレージ、そしてDirectX 11世代の外部GPUという隙のない構成ながら、価格は10万円を切る9万9750円にまとめており、価格競争力の高いモデルを数多くラインアップするマウスコンピューターらしい製品といえる。

CPU-Zの画面。クアッドコアのCore i7-3632QMを搭載。Hyper-Threadingに対応し8スレッド処理が可能。定格2.2GHz動作だがTurbo Boost時はクロックが3.2GHzまで引き上げられる(画面=左)。外部GPUにGeForce GT 740M(1Gバイト)を搭載。NVIDIAのOptimus技術によって、アプリケーションに応じてCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000とGeForce GT 740を自動的に切り替わる(画面=右)

 


メインマシンとしてバランスのよい構成。ただ、液晶解像度はやや不満

グレー基調の落ち着いたデザイン

まずは外観を見ていこう。グレーを基調としたボディは、天板にヘアライン風の加工を施した落ち着いたデザインだ。外装は樹脂製だが安っぽさはなく、ボディのエッジはきちんと面取りされている。

ボディサイズは374(幅)×252(奥行き)×14~26.8(高さ)ミリと、ボトムを船底形に切ったデザインも手伝ってこのクラスの2スピンドル機としては薄い印象を受ける。重量が約2.4キロあり、バッテリー駆動時間も約3.5時間と短いため、常時携帯して利用する製品ではないが、自宅やオフィス内での移動で持ち運ぶ程度ならまったく苦にならない。ちなみに、ACアダプタの電源ケーブルが太く、ACアダプタの重量はケーブル込みで約498グラム(実測値)あった。

1366×768ドット表示の15.6型ワイド液晶ディスプレイ。光沢仕様だ

液晶ディスプレイは、1366×768ドット表示に対応する15.6型ワイドの光沢パネルだ。写真などを表示した際の見栄えがいい半面、映り込みはあるものの、輝度が高めなのでそれほど気にならない。オフィスの蛍光灯や窓際の外光はさすがに反射するので、設置場所を工夫する必要はあるだろう。

不満を挙げるとすれば解像度が低い点だ。高画素密度化が進む昨今のディスプレイにおいて、15.6型で1366×768ドットというのはやはり物足りない。ただ、文字などが大きく視認しやすいという利点はあるので、小さなフォントが見づらい高齢の方にパソコンを選んであげる、といった場合の選択肢としてはいいかもしれない。

キーボードはいわゆるアイソレーションタイプで6段配列の日本語98キー。幅広のボディを生かした10キー付きだ。キーピッチは19ミリと広く、ストロークも1.5ミリを確保する。キーを押下すると適度なクリック感があり、小気味よくタイピングが行える。強く押し込むとキーボードユニット全体がわずかに沈むが気にならないレベルだ。

タッチパッドは、Elan製のSmart-Padドライバが導入されている。個人的に慣れていないこともあって、ややクセがあると感じたが、エッジスクロールやチャームの呼び出しに使うエッジスワイプ、2本指を使ったズームや回転など、一通りの機能はサポートしている。ちなみに評価機ではデフォルト設定のエッジスクロールが高速すぎて、設定を最も遅いにしてちょうどよいくらいだった。

10キー付きの日本語98キーボード。19ミリピッチを確保する(写真=左)。タッチパッドドライバはELAN Microelectronics製(画面=右)


インタフェースは、メインマシンとしての用途にも不足のない構成だ。本体前面にSDメモリーカード(SDXC対応)/メモリースティック(Pro Duo対応)のマルチメディアカードスロットを搭載し、左側面にUSB 3.0が2基(うち1つはeSATA共用)、HDMI出力、アナログRGB、ギガビットLAN。右側面にUSB 2.0を2基と、マイク、ヘッドフォン端子を振り分けている。HDMI出力の位置が2基あるUSB 3.0ポートの間に入っているのはやや首を傾げるレイアウトだが、それ以外は特に気になる部分はない。

液晶ディスプレイ上部に200万画素Webカメラを内蔵するほか、ワイヤレス機能としてIEEE802.11 b/g/n対応無線LANとBluetooth V4.0+LEも備える。自室に置く省スペースデスクトップPCの代替としても十分だろう。

本体前面/背面。デジカメ写真の取り込みなどに便利なメディアスロットをアクセスしやすい前面に配置する。背面に端子はない


本体左側面/右側面。USB 3.0は左、USB 2.0は右と振り分け、アナログRGB出力と有線LAN、HDMI出力を右側面に固めている。なお、左側面の排気口付近は、システムに負荷をかけると熱くなりやすい


本体底面カバーのネジを2本外すだけで、主要なパーツにアクセスできるメンテナンス性の高さも好印象。評価機にはシステムドライブにmSATA接続のSSD(SKHynix製「HFS256G32MNM」)、データ用に2.5インチHDD(東芝製「MQ01ABD050」)を搭載していた

Core i7-3632QMとGeForce GT 740M、SSDの採用でバランスよく性能を発揮

Windows 8のエクスペリエンスインデックスの結果

それでは定番ベンチマークテストの実施していこう。まずWindows 8のエクスペリエンスインデックスの結果だが、サブスコアを個別に見ると、CPUが7.6、メモリが7.7、グラフィックスがゲーム用ともに6.8、プライマリハードディスクが8.1となった。全体的に高いスコアで、ベースモデルは7万円を切るモデルながら、バランスよくまとめ挙げている印象だ。

特にシステムドライブにSSDを採用した恩恵は大きく、OSやアプリケーションの起動が高速なため、一般的な操作でストレスを感じることはまるでない。評価機に搭載されていたSSD(HFS256G32MNM)は、mSATAながらSATA 3.0接続(6Gbps)に対応しているのもポイント。SandForceコントローラを採用するため、データ圧縮率が性能に大きく影響する部分はあるものの、CrystalDiskMark(3.0.2)の結果もmSATA接続のSSDとしては悪くない(テストデータはランダム、0Fill、1Fillの3パターンを計測している)。

SSDの大容量化、低価格化は今後も進むと予想されるが、過渡期の現在、SSDとHDDを組み合わせたストレージ構成は、コストパフォーマンス的にはまだまだ有力な選択肢と思わせる結果といえる。

CrystalDiskMark 3.0.2の結果。テストデータはランダム、0Fill、1Fillの3パターンで計測している。最高クラスの2.5インチSSDに比べると見劣りはするが、テストデータ「ランダム」でもシーケンシャルリードは300Mバイト/秒を超えており、mSATA接続のSSDとしてはまずまずの結果。これまでHDDを使っていたなら、体感的には十分「速い!」と感じるはず


次にシステム性能を総合的に測るPCMark 7と、グラフィックス性能を測る3DMark、3DMark 11および3DMark Vantageの結果を見ていこう。LuvBook Tシリーズは外部GPUを搭載するので、どの程度のグラフィックスパフォーマンスを発揮できるかは気になるところだ。なお、ここでは比較対象として、Core i7-3517U(1.9GHz/最大3GHz)と8Gバイトメモリ(PC3-12800)、250GバイトHDD、GeForce GT 640M(1Gバイト)を搭載する14型Ultrabook「LB-L460S」の結果も一部のテストで併記した。

下に掲載したグラフを見ると、PCMark 7の総合スコアは5178と、この価格帯のノートPCとしては良好な結果を残している。これはクアッドコアのCore i7に加え、SSDの恩恵が大きいだろう。ちなみに、LB-L460Sとの比較ではComputationの値で大きく上回っている。一方、3DMarkの結果は、ノートPC向けのCloud Gateで6711となった。グラフィックスメモリが1Gバイト、かつミドルクラスのモバイルGPUのため、本格的にゲーミングノートPCとして使うのは厳しい印象だ。

3DMark 11と3DMark Vantageも同様の傾向で、総合スコアではLB-L460Sを上回ってはいるものの、これはCPUの違いによる影響が大きく、Graphicsのスコアを見ると、GeForce GT 640MとGeForce GT 740Mでそれほど大きな性能差はないようだ。古いタイトルを遊ぶ、もしくは最新のゲームタイトルはエフェクトを調節することで何とかプレイできる程度のレベルと考えていたほうがいいかもしれない。

なお、ストリートファイターIVベンチマーク(解像度1280×720ドット、アンチエイリアス:NONE、垂直同期:OFF、モデル:高、背景:高、ソフトシャドウ:低、モーションブラー:低、パーティクル:中、エクストラタッチ:OFFに設定)は16244/平均135.95(A判定)、モンスターハンターフロンティアベンチマーク【絆】(1280×720)が4006となっており、比較的負荷の軽いタイトルであれば十分プレイできるだろう。

PCMark 7(画面=左)、3DMark(画面=右)の結果


3DMark 11(画面=左)と3DMark Vantage(画面=中央)の結果


LuvBook Tシリーズにラインアップされる「LB-T520X-SH」は、コストパフォーマンスの高いエントリー機をベースに、クアッドコアCPUや最新の外部GPU、高速なSSDなど、1ランク上のグレードを持つパーツでまとめあげたバランスのよさが魅力だ。ゲーミングノートのような突出した部分はないものの、普段使いのメインマシンとして快適な操作感を提供してくれるのは間違いない。

唯一、液晶ディスプレイの解像度に不満は残るが、例えば、実家の両親にサクサク動作するノートPCをプレゼントしたい、といったケースなら解像度はそれほど問題にならないかもしれない。自分の回りに、幅広い用途で快適に使えるノートPCを探している人がいたら、LB-T520X-SHを勧めてみてはいかがだろうか。

 

image beaconimage beaconimage beacon