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10月26日のWindows 10イベント直前まとめ Surface以外にサプライズは?

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2016/10/26
10月26日のWindows 10イベント直前まとめ Surface以外にサプライズは?: 2015年秋に開催された発表会の目玉は「Surface Book」だった。今回は何が発表されるのだろうか © ITmedia PC USER 提供 2015年秋に開催された発表会の目玉は「Surface Book」だった。今回は何が発表されるのだろうか

 10月26日(現地時間)に米ニューヨークでMicrosoftの発表会「What's next for Windows 10」が開催される。日本時間では26日午後11時のスタートとなり、公式サイトでライブ中継を視聴できる。今回はイベントの最終案内として、発表内容の予想も含めて情報をまとめた。

●発表会の目玉はAiO SurfaceとWindows 10 RS2か

 大きな発表としては、iMac対抗ではないかと言われている「オールインワン(AiO)型のSurface」と、Windows 10次期大型アップデート「Redstone 2(RS2)」の2つが予想される。

 AiO型Surfaceについては、Microsoftがスタッカブル方式のデスクトップPCの特許を取得したことが話題になっており、これが新製品のヒントだと考えられていたこともあった。

 しかし現在、このSurfaceは汎用(はんよう)の普及型製品というよりも、デザインや教育分野など、比較的ターゲットを絞った製品になるのではないかと筆者は予測している。

 理由は幾つかあるが、周辺機器がSurfaceブランドで一斉にアップデートされるなど、PC本体以外での動きが活発で、普及価格帯を狙った製品というよりは「周辺機器やソフトウェアを含めた提案型のセット」になるとみられるからだ。

 実際、定番の「Paint」アプリケーションのアップデートが行われて3D対応した様子を紹介する動画がリークされるなど、こうした動きを補完する情報がいくつか出ている。

 AiO型Surfaceの気になる製品名については、米The Vergeが商標弁護士のブライアン・コンロイ氏の発見した情報を紹介している。それによると、製品名は「Surface Studio」になる可能性が高いという。

 「Cardinal」という開発コード名でも知られるAiO型Surfaceだが、Studio(スタジオ)という名前から察するに、クリエイティブ要素を高めた製品であることも想像でき、ペンを含む周辺機器の拡充はこの需要を狙った動きとも考えられる。

 2017年は、Microsoftが開発に注力しているMR(Mixed Reality:複合現実)対応をうたうWindows 10搭載ヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」の世界を体験できる「Windows Holographic」の仕組みが一般提供される。Surface Studioはこの世界をターゲットにした最初の製品ラインアップになる可能性がある。

 もう1つの鍵となるのが「1703」のバージョン番号で知られるWindows 10の次期大型アップデートであるRedstone 2(RS2)の存在だ。RS2ではWindows 10 Mobileなどモバイル関係の機能強化が重点的に行われるという話もあるが、ペン入力をつかさどるWindows Inkの機能が拡充され、Ink Workspaceもさらに改良が進むとみられる。

 現時点ではまだWindows Insider Program向けのInsider Previewでも公開されていないが、Windows 10の“次”を紹介するこのイベントで、RS2ならびに2017年後半の登場が見込まれる「RS3」の新機能プレビューが行われてもおかしくない。

●家庭向けの全く新しいデバイスも出てくる?

 イベント直前でもう1つ出てきたうわさが、家庭向けの「スマートデバイス」だ。先ほどのSurface Studioはクリエイティブ用途が大きなテーマだが、一方で「家庭向けのホームハブ」的な用途も想定しているという説がある。

 2016年10月にGoogleは「Google Home」という家庭向けの音声制御によるホームハブデバイスの詳細を発表したが、これはAmazon.comが既に市場投入している「Amazon Echo」に対抗するものだ。Microsoftもまた、この分野への参入を考えている可能性がある。

 同件を報じた米Windows Centralによれば、まだ情報としては乏しいものの、Windows 10の「HomeHub」と連携する新製品の準備を進めているようだ。

 考えてみれば、Appleの「Siri」をはじめ、Amazonの「Alexa」やGoogleの「Google Assistant」といった音声対応アシスタントのような仕組みは、MicrosoftがWindows 10で「Cortana」として既に導入しており、研究も競合ベンダーに比べてかなり進んでいる。

 仮にGoogle HomeやAmazon Echoのような製品が投入されなかったとしても、Surface StudioをホームハブとしてCortanaを通じて家庭内のスマート家電を制御したり、最新ニュースの取得や音楽ストリーミングの音声制御が可能だったりと、いろいろ実現できることはある。

 というわけで、今回はハードウェアだけでなく、ソフトウェアやサービスにも注目していると面白い発表会になるかもしれない。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

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