古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

1500万円のオーディオシステムでアニソンを聴いたら違いがわかった!

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/07/09
1500万円のオーディオシステムでアニソンを聴いたら違いがわかった! © KADOKAWA CORPORATION 提供 1500万円のオーディオシステムでアニソンを聴いたら違いがわかった!

 ハイレゾリューションオーディオ、略して「ハイレゾ」という規格を聞いたことがあるだろう。  オーディオ評論家の先生方々が絶賛するハイレゾだが、普段スマホに入れたMP3音源を1000円のイヤホンで聴いている俺に、はたして音の違いがわかるのか? ってのが問題。いやハイレゾ以前に、超高級オーディオとスマホの音質の違いがわかるかどうかも怪しい。  なぜなら筆者はモスキート音も聞こえないジジイ。なんたって先日布団を取り込んだまま、窓を開けっ放しにして寝てしまい、腕や顔を5ヵ所も蚊に刺されるという大惨事に遭遇した。もっと若ければ蚊の飛ぶ音で目をさましたところだろうが、羽音が聞こえないのだ……。  そんなオッサンが、1500万円のオーディオシステムで音楽を聞いて、評論家先生のように聴きわけができるのかを、東京ミッドタウンにある試聴室で試した。 今回は世界の有名オーディオブランドをいくつも持っている「ハーマンインターナショナル」のショールームにお邪魔して、高級オーディオの世界をブラタ●リ! 今回は世界の有名オーディオブランドをいくつも持っている「ハーマンインターナショナル」のショールームにお邪魔して、高級オーディオの世界をブラタ●リ! 1500万円相当のオーディオシステムって金ピカなのか!?  世界の名だたるオーディオブランドを傘下に収めるハーマンインターナショナル。そのブランドたるや、映画館やスタジオでおなじみの「JBL」、高級ヘッドホンでおなじみの「AKG」、そして高級カーオーディオメーカーとして世界的に有名な「Harman Kardon」、そして超がつくほどマニア垂涎のアンプ「Mark Levinson」とそのスピーカーブランドの「REVEL」などを取り揃えている。 従来式のCDからハイレゾオーディオ、各種フォーマットの音楽が再生できるプレイヤー Mark LevinsonのNo519。お値段230万円。コミコミで車買えるな…… こちらプリアンプ。普通なら1台でステレオ音声を扱えるが、コイツはモノラルなので2台必要。お値段189万円×2台 従来式のCDからハイレゾオーディオ、各種フォーマットの音楽が再生できるプレイヤー Mark LevinsonのNo519。お値段230万円。コミコミで車買えるな…… こちらプリアンプ。普通なら1台でステレオ音声を扱えるが、コイツはモノラルなので2台必要。お値段189万円×2台 こちらは信号を増幅してスピーカーをドライブするだけのパワーアップ。やっぱりモノラルなので173万円が2台必要。そろそろフェラーリぐらい買えるかな? 一応家庭用スピーカーということだが、少なくてもうちには設置できないJBLのProject EVEREST DD67000。お値段1本324万円。ステレオなので648万円 こちらは信号を増幅してスピーカーをドライブするだけのパワーアップ。やっぱりモノラルなので173万円が2台必要。そろそろフェラーリぐらい買えるかな? 一応家庭用スピーカーということだが、少なくてもうちには設置できないJBLのProject EVEREST DD67000。お値段1本324万円。ステレオなので648万円  価格は消費税が入っていないので注意してほしい。こういうもの買う人が、いちいち消費税を気にするとは思えないが……。とはいえ、ポン! と500万の製品をクレジットカード一括払いする(そんな額が一括で落ちるのか)人もいれば、60回分割払いで購入していくお客様もいるという。どちらもオレはJapanese「侍」だと思う! 吸音材や反射材などの部屋の造りこみをすると、さらに1500万円ぐらいかかるそうだ。エアコンの音もほとんど聞こえないし、ヘタすればアフレコスタジオより、キレイに音撮れっぞ! 試聴室からショールームも見える。向こうに卓があったら、マジでスタジオだ(笑) 吸音材や反射材などの部屋の造りこみをすると、さらに1500万円ぐらいかかるそうだ。エアコンの音もほとんど聞こえないし、ヘタすればアフレコスタジオより、キレイに音撮れっぞ! 試聴室からショールームも見える。向こうに卓があったら、マジでスタジオだ(笑)  オーディオメーカーはだいたいカーオーディオを手がけているが、ハーマン全体でみると世界の80%の自動車メーカーにOEM/ODMしている。フェラーリ、メルセデス・ベンツ、レクサス、BMWと高級車メーカーの名を連ねれば、ほぼハーマン製というぐらい。 六本木の東京ミッドタウン内にあるハーマンインターナショナル直営店 六本木の東京ミッドタウン内にあるハーマンインターナショナル直営店  そんな高級オーディオをそろえる同社だが、東京は六本木「東京ミッドタウン」に直営ショップを構え、そこに総額1500万円のオーディオ機器を試聴できるリスニングルームを設けている。しかも一般公開されており、ウェブから予約することも可能。さらに2時間ほど無料で試聴できるのだ。購入する意志があろうがなかろうが関係ないし、所得証明をする必要もない(笑)。 Webからだれでも予約できる→https://www.harman-ownersclub.jp/reserved/consent/ Webからだれでも予約できる→https://www.harman-ownersclub.jp/reserved/consent/  ということで、マクラーレンのローンの審査も通らない低所得のASCII編集者(関連記事)が取材するには、最高のコストパフォーマンス。「オッサンが聞いても音の違いってわかりますかね?」と伺ったところ、「むしろフツーの方に聞いていただきたい!」というお返事をいただいたので、耳の穴かっぽじってアニソンを聞いてきた! 声優さんが歌ってるOP/EDはMark Levinson+JBLで聴くべき!  迎えてくださったのはハーマンインターナショナルの石原 嘉範さん。ジャケットは着ているものの、そのメガネや風貌から、我々アニメファンと同じ匂いがした。 「ね! 石原さん! 本当はアニメファンなんでしょ?」という筆者の問いを完全スルーのハーマンインターナショナル マーケティング部の石原嘉範さん 「ね! 石原さん! 本当はアニメファンなんでしょ?」という筆者の問いを完全スルーのハーマンインターナショナル マーケティング部の石原嘉範さん  仕事柄クラッシックもジャズも、アニソンも聴けば、BABYMETALも聞くと言う雑食のフレンズ。石原さんは、とっても耳がいいフレンズな上に、自社製品のことなら何でも知ってる優しいお兄さんなのだ!  何はともあれ、さっそく高級オーディオの音というものを聴いてみたく、用意したCDをかけてもらうことにした。 筆者のリスニングスタイル。CDの選曲もいいセンスしている筆者。ほかにも「いなりこんこん」とか「ユーフォニアム」とか歴代「プリキュア」とかをよく聴く 筆者のリスニングスタイル。CDの選曲もいいセンスしている筆者。ほかにも「いなりこんこん」とか「ユーフォニアム」とか歴代「プリキュア」とかをよく聴く  今となれば「アリスと蔵六」OPや「エロマンガ先生」EDを試聴するところだが、ちょっと時空のゆがみがあって、取材当時は未発売。そこで用意したのは「けものフレンズ」の「ようこそジャパリパークへ」。そして筆者の大好きな声優さんユニット、大空直美さん&大西沙織さん&JK声優の富田美憂さん、そして花澤香菜さんが歌う「ガヴリールドロップアウト」の「ハレルヤ☆エッサイム」だ。  「おいおい! どっちも打ち込みでボーカル編集しまくってるだろ!」なご意見サンキュ! でも俺らが普段聞いてるのは、こーゆーヤツかボカロじゃないか。カラヤンよりもマダムヤンな人も多いだろう。なので、共感していただけそうな選曲で挑んだのだ! ※編集部注 選曲に関する言い訳が長々と書かれていましたが、話が進まないのでほぼカットいたしました。  まず「けものフレンズ」のOPのド頭からビックリ。オシッコちびりそうになる。あの「パパーパ! パッパー!」のラッパの音からして違う。アニメではサバンナの画だったが、オレの目に映ったのはスイスの高原でヤギを追いかける少年と、病弱な少女、そしておせっかい焼きの赤い女の子なのだ! ラッパのリリース音は、遠くの山々に吸い込まれるような伸びがある。普段聞いてるAQUOS SH-02Gの128kbps MP3 with コンビニのイヤホンとはまったく違う!  まったく違って聞こえるのは「ぷっぷく! パっぷく! ぷっぷく! パっぷく!」というゴン太君(NHK教育の「できるかな?」にノッポさんと共演していた謎生物)の声。イヤホンや車で聞いてると、ボーカルに負けないぐらい前に出てるのだが、1500万円の機材が奏でると奥に隠れる。その代わりギターが前に出てくるのが印象的だった。なによりフレンズとPPPのみんなが、スゲー楽しそうに歌っている様子が目に浮かぶ。その息遣いのブレスまで聞こえてくるのだ。しかもサーバルちゃんの「私はサーバルキャットの……」台詞がいい! 激萌えっ! テレビでは「さばんなちほー」の画だが、Mark Levinson+JBLは「すいすちほー」をオレの目に映してくれた。しかもイヤなロッテンマイヤーさんはそこにおらず、病弱少女も高原を走り回っているのだ! テレビでは「さばんなちほー」の画だが、Mark Levinson+JBLは「すいすちほー」をオレの目に映してくれた。しかもイヤなロッテンマイヤーさんはそこにおらず、病弱少女も高原を走り回っているのだ!  取材に同行したスピーディー末岡に「藤山さん、きんもーっ☆」と引ひかれたほどだ。おそらくこの1500万円で「洲崎西」「佐倉としたい大西」「あどりぶ」などの声優ラジオを聴くと、息遣いまで聞こえて眠れなくなるだろう。  続いて聴いたのは「ガヴリールドロップアウト」のED。知らん人はググって、知ってる人だけついてきてほしい。ヒャダイン氏のOPもイイんだけど、オススメはED! この曲は、悪魔チーム(大空、大西)と天使チーム(富田、花澤)に分かれて歌う上に、歌詞がそれぞれ違う部分があるわ、合いの手が入るわで、誰がどう歌っているのかを聞き分けるのは、なかなか難しい。が! このオーディオルームで聞くと、はっきり聞き取れるのだ! マジスゲー、Mark Levinson+JBL!  さらにフツーのオーディオで聴くと、大空さんの合いの手ばっかり聞こえる(笑)。でもスマホじゃほとんど聞こえない、大西さんや花澤さんの合いの手まで聞こえて、鼻血出そうになった。 ノリノリの筆者。確かに「きんもーっ☆」 ノリノリの筆者。確かに「きんもーっ☆」  打ち込み&16ビット 44KHzのアニソンCDで、ここまで聞こえ方が変わってくるハーマンのオーディオ。恐ろしい子っ! ほのかがっ! ことりちゃんがっ! にこ先輩がっ!オレの前で踊りながら歌ってる!  我々が持ち込んだのは「ガチのアニソンCD」のみだったが、どうやら我々がアニメ大好きっ子であることが先方に伝わっており、フレンズ石原さんがスペシャルな音源を用意してくれていた。しかもかなりマニアック! オレは石原さん、絶対アニメファンで、事務所のあるアキバのアニメイトとか虎に通ってるに違いねーと思っている。フツーに「あー、秋月電子側のダイナミックオーディオっしょ」とか話し通じるし。 ハイレゾオーディオは、ダウンロード販売が中心。たまにCDをアップコンバートしただけの場合もあるので、購入時は要注意 ハイレゾオーディオは、ダウンロード販売が中心。たまにCDをアップコンバートしただけの場合もあるので、購入時は要注意  まず聞かせてもらったのは「ラブライブ!」でおなじみ「μ's」の「Snow halation」(ちょっと古いけど)。しかもハイレゾ版だ! ラブライブ! の楽曲は、製作サイドの尋常じゃない力の入れ方が有名。  ハイレゾ版スノハレは、もう1小節目から超鳥肌モン! ほのかが! ことりちゃんが! 凛にゃんが! にこ先輩が、そこで歌ってるぅ~と絶叫萌え! しかもな! しかもだぞ! 両サイドの3人が回りながら歌うド頭の「不思議だね今の気持ち♪」のところ、センターの3人は止まってるんだけど、左右の3人はそれぞれ回ってるのがわかるんだよ! スゲーよ、ハイレゾ! スゲーよ、ハーマン!  さらにサビ前の「はじめて出会ったとき♪」の部分、あそこはセンター3人が後ろ向いて歌ってるのが分かるんだよ!  Xperiaとかハイレゾ対応端末を持っている人は、絶対ハイレゾ版スノハレをダウンロードしてみ! つーかしろ!  フレンズ石原さんの解説によれは、アニソン製作における楽曲へのお金のかけ方は尋常じゃなく、その道の名だたる演奏者が入っていて「なんじゃそりゃ~!」なんだそうだ。最近は一流ミュージシャンでも、打ち込みが多いのに、生演奏入れててアニソンはスゲェ! と。スノハレも例外ではなく、普通じゃありえない60トラック(各パートごとに別チャンネルで録音して、最終的にステレオにミックスダウンする)ぐらい使っていて、それぞれのキャラの向きや身長まで入れたエンジニアリング(卓でミキシングする作業)をしているという。 「マクロス・フロンティア」の「ダイヤモンド・クレバス 「マクロス・フロンティア」の「ダイヤモンド・クレバス  「身長が一番わかりやすいのはコレですね」と聞かせてくれたのが、シェリル・ノームの「ダイヤモンド・クレバス」の冒頭だ。釈迦に説法になりかねないが、ご存知マクロス・フロンティアの挿入歌で、中の人はMay'nさん。「これアメリカでエンジニアリングしたり、録音もスゴイんですけど、シェリルの身長までわかるほど凝ってるんですよ!」と饒舌だ。  で、1500万円のシステムで再生してみると……、シェリルの歌唱力に愕然! でもシェリルの身長は……、石原さんっすまん! よくワカンネェ! フレンズ石原さん! 今夜ここでマクロス・フロンティア一挙放送して語り合おう! 全部見たことないっていう「ラブライブ!」でもいいよ! フレンズ石原さん! 今夜ここでマクロス・フロンティア一挙放送して語り合おう! 全部見たことないっていう「ラブライブ!」でもいいよ!  とにかく、蚊の飛ぶ音が聞こえないジジイの俺でも、超高級オーディオは、表現力が違うってのがわかる。それは2Kと8Kのテレビの違いのように(40型くらいだと2Kも8Kも見分けつかない)言葉では言い尽くせないけど、魂に伝わる何かが違うということだ。 オーディオはタイムマシン!音質にこだわるハーマンの本気  試聴室はハードルが高いという恥ずかしがり屋さんは、各ブランドの製品を集めたショップで試し聴きをしてみるといいだろう。イヤホンやヘッドホン、有線に無線、テレビ用のスピーカーから携帯用のスピーカーまでさまざまな製品が展示販売されている。 これ昔のMacintoshのオプションスピーカーだ! PCショップで売ってるのと比べちゃいけないが、デザインも音質も格が違う(笑) これ昔のMacintoshのオプションスピーカーだ! PCショップで売ってるのと比べちゃいけないが、デザインも音質も格が違う(笑) AKGのヘッドフォン。わかるヤツにはわかるこのロゴ。ステータスだよなあ~ AKGのヘッドフォン。わかるヤツにはわかるこのロゴ。ステータスだよなあ~ 実際に試聴してみることも可能。自分の持ってるオーディオプレイヤーに差し込んで、今持ってるのと聞き比べしてもいい 実際に試聴してみることも可能。自分の持ってるオーディオプレイヤーに差し込んで、今持ってるのと聞き比べしてもいい  信頼おける良いオーディオで音楽を聞くと、身も心も豊かになる。さすがに1500万円のセットは変えないが、セブンイレブンで買った1000円のイヤホンは買い換えた! 今はJBLのヘッドフォン(EVEREST ELITE 300)を使ってるぜ! これだけいい音聴いちゃうと、欲しくてたまらなくなる。 JBLのEVEREST ELITE 300を買ったったぞい! 電車の中でつけるのがちょっと自慢(笑)。聴いてるのはアニソンだけどね! JBLのEVEREST ELITE 300を買ったったぞい! 電車の中でつけるのがちょっと自慢(笑)。聴いてるのはアニソンだけどね!  最後にフレンズ石原さんの名台詞で終わりたい。 「オーディオってタイムマシンなんですよ。僕らが生まれる前の時代の曲でも、プレイヤーにかければ、その瞬間がよみがえるんです。その瞬間の息遣い、その瞬間の動き、その瞬間の環境。これらが音楽と一緒に「解凍」できる。だから録音したときとまったく同じ音で再生できるように、ぼくらは原音に忠実な音を求めて開発しています」  オーディオ関係の取材も多くやってきたけど、この言葉は耳を通して心に響いた! ■関連サイト ハーマンインターナショナル

1500万円のオーディオシステムでアニソンを聴いたら違いがわかった!

1500万円のオーディオシステムでアニソンを聴いたら違いがわかった!
© KADOKAWA CORPORATION 提供

ザテレビジョンの関連リンク

ザテレビジョン
ザテレビジョン
image beaconimage beaconimage beacon