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2017年の新iPhoneはどうなる? Twitter身売り騒動の行方は――2016年“うわさの真偽”総まとめ

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2016/12/30
2017年の新iPhoneはどうなる? Twitter身売り騒動の行方は――2016年“うわさの真偽”総まとめ: フランスのニュースサイトが3月に掲載した“iPhone 7の流出デザイン”とされるもの © ITmedia ニュース 提供 フランスのニュースサイトが3月に掲載した“iPhone 7の流出デザイン”とされるもの

 多種多様なITニュースが世の中を駆け巡った2016年。ITmedia ニュースの未確定情報コーナー「Rumors」では、海外メディアなどが一足早く報じた“うわさ段階”の情報をピックアップしてお届けしてきました。

 それらの情報は、的中したもの、しなかったもの、そしてこれからの動向が注目されるものなどさまざま。年末のこのタイミングで、2016年にささやかれたうわさの真偽や現況を総まとめしてみましょう。

●iPhone 7のうわさは的中? そして2017年発売の新モデルは……

 まずは、今年最も多くうわさが飛び交ったiPhone関連の話題から。一部ユーザーが待ち焦がれてきた「小型iPhone」や、初のFeliCa搭載モデルが登場するなど、トピック豊富な1年となりました。

〇4インチ「iPhone SE」登場

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・新4インチiPhoneは「iPhone 6c」ではなく「iPhone 5se」?(1月23日)

・新4インチiPhoneの名称は「iPhone 5se」ではなく「iPhone SE」に?(2月27日)

・新4インチiPhoneは「5でも6でもない」「SE」、NFCも?(3月18日)

<真相>

 2013年に発売された「iPhone 5s/5c」以来の4インチモデルが登場する――といううわさは、15年3月ごろからささやかれては消えていました。しかし同年12月ごろから、やはり登場するのではとのうわさが再燃。そして16年3月、とうとう本当にiPhone SEが発表され、うわさ通りNFCにも対応しました。

〇iPhone 7/iPhone 7 Plus

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Apple、ジャックのない「iPhone 7」用にBeatsのBluetoothイヤフォン開発中?(1月9日)

・ステレオミニ端子なしiPhone 7、同梱イヤフォンはBluetooth?(1月12日)

・“iPhone 7”はカメラの出っ張りがなくなってフラットに?(2月3日)

・Dライン、レンズ出っ張りはどうなる? 「iPhone 7流出デザイン」から分かること(3月15日)

・iPhone 7のホームボタンはフラット化?(5月20日)

・iPhone 7の試作機写真を掲載?(8月5日)

・カメラ性能が向上するiPhoneの名称は「iPhone 7」「iPhone 7 Plus」に(8月17日)

・Apple、「iPhone 7/7 Plus」(仮)にソニーのFeliCa採用か(8月26日)

・iPhone 7とiPhone 7 Plusは5色ラインアップで販売予定?(8月30日)

<真相>

 16年発売の新iPhoneではヘッドフォンジャックが撤廃される――という話は、15年11月にMACお宝鑑定団blogが報じて以来、信ぴょう性の高い情報として国内外のメディアに受け止められてきました。

 そして実際、16年9月に発表されたiPhone 7/7 Plusはいずれもヘッドフォンジャックを廃止。ただし、記事で当初触れられていた「iPhone 6s/6s Plus(厚さ約7.1ミリ)よりも1ミリ以上薄くなる――つまり6ミリ以下になる可能性」はかなわず、厚さはいずれも前モデルから据え置きとなりました。

 新型iPhoneで日本人にとってもう1つ大きなトピックといえば「FeliCa」搭載でしょう。正式発表前には「利用できるようになるのは17年から」といううわさもありましたが、実際には16年中に運用スタート。今となっては、iPhoneを駅の改札にかざして乗車する光景も珍しくなくなりつつあります。

〇2017年発表の次期モデルは「iPhone 8」ではない?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Apple、iPhoneに遠隔無線充電機能を早ければ2017年搭載か(1月31日)

・Appleは2017年にAMOLEDで5.8インチのiPhoneを出す──KGI予測(3月28日)

・次期iPhoneは「ホームボタン」廃止? 画面内にバーチャルボタンを表示か(9月23日)

・次期iPhoneは「ジェットブラック」の人気を受け、光沢のあるガラスケースに?──KGI予測(9月30日)

・iPhoneに「Pure White」モデルを追加する計画?(11月8日)

・2017年のiPhoneはiPhone 8ではない?(12月8日)

<現況>

 ここしばらく基本デザインが大きく変わっていないiPhoneシリーズ。17年に発表される新モデルに対しては、ホームボタン廃止説やiPhone 4/4Sのようなガラス筐体になる――といったうわさも飛び交っています。中には、早ければ17年モデルからワイヤレス充電機能を搭載するのではといった観測も出ていました。

 一方、iPhone 7のヘッドフォンジャック廃止を的中させたMACお宝鑑定団は12月の記事で、次期iPhoneは基本デザインを変えず、A11チップを搭載するなどのマイナーアップデートを施しただけの「iPhone 7sとiPhone 7s Plus」になるとの台湾サプライヤーの話を伝えています。期待されているようなワイヤレス充電でも、ガラス筐体でもないとのことですが、新色「レッド」が追加されて6色展開になる可能性が高いと予測しています。

 他方で、18年発表の「iPhone 8」は大きなアップデートになると予測する向きもあります。日本経済新聞は15年末に、Appleが18年発売予定の新iPhoneから有機ELパネル搭載モデルを投入すると報道。その直後には米Bloombergや米ブログメディアの9to5Macが「Appleが台湾に秘密研究所を作り、iPhone 8向け有機ELディスプレイを開発しているのではないか」と報じました。うわさの真偽は分かりませんが、これらの情報を総合すると、iPhoneが次に大きく変わるのは2018年――と構えておくべきかもしれません。

●「140字制限」撤廃説も出たTwitter “身売り騒動”の行方は?

〇Twitter「140字制限撤廃」説は結局どうなった?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Twitter、3月末に「140文字制限」をいよいよ撤廃か(1月6日)

・Twitter、画像とURLを140字のカウント外に?(使える文字数が24字増える)(5月17日)

<真相>

 16年1月ごろに立ち上がったTwitter「140字制限撤廃」のうわさ。この段階では、15年7月に行われたダイレクトメッセージ(DM)の仕様変更(140字→1万字)と同じく、ツイートの最大文字数も1万字に拡張される可能性が高いと言われていました。

 しかし3月には、ジャック・ドーシーCEOが自らこのうわさを否定。9月に実際に行われたツイートの仕様変更は「140字に画像、動画、投票、引用ツイートを含まないようにする」というものでした。

〇Twitter身売り騒動の行方は?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・TwitterがGoogleやSalesforceと身売り交渉開始とのうわさ(9月25日)

・Twitter月内にも身売りか 報道に日本のユーザーもやきもき(10月6日)

・そして誰もいなくなった:Twitter身売り交渉、salesforce.comも撤退(10月15日)

<真相・現況>

 ユーザー数や売り上げがともに伸び悩んでいるTwitterが、Googleやsalesforce.comなどへの身売り交渉を始めた――と報じられたのは9月のこと。そこからさまざまなうわさや憶測が飛び交いましたが、最後まで交渉のテーブルに残っていたとされるsalesforce.comが10月に撤退したことで、いったん終息したようです。

 Twitterはその後、10月27日(米国時間)に16年第3四半期(7〜9月)の決算を発表。売上高は予想を上回ったもののユーザー数は相変わらず伸びず、立て直し策として9%の人員を削減すると発表しました。

 さらにこの直後、Twitter傘下の6秒動画サービス「Vine」が終了宣言。日本でも人気があったサービスだけに終了を悲しむ声も多く、一時はLINEによる買収のうわさなども立ち上がりました。しかしVineはその後、Twitterへの投稿機能に限定した「Vine Camera」として部分的に存続することが決定しています。

 一方、騒動が収まったかのように見えたTwitterですが、11月には同社の最高執行責任者、12月にはCTOと製品幹部がそれぞれ退社を発表するなど危なげな状況が続いています。産経新聞は12月にGoogle関係者の話として「(買収に)興味を示す企業は今も相当あるはず」との観測を伝えています。

●Amazon、Google、Microsoft、Facebook――大手IT・ネット企業の2017年は?

〇Amazonはリアル店舗の取り組み加速? ドローンは?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Amazon、リアル書店と書店以外の実店舗を複数展開か(2月4日)

・Amazonがコンビニに進出?(10月12日)

<真相・現況>

 業績好調のAmazon.comは、2016年にさまざまな新規分野にチャレンジしました。12月に発表した“レジのない店”こと「Amazon Go」もその1つ。現在はAmazon本社がある米シアトルでクローズドβテストを実施中で、17年初頭に一般公開する予定だそうです。

 このほか日本で注目が集まったトピックといえば、同じく12月に発表された、ボタンを押すだけで日用品が届く「Amazon Dash Button」の国内スタートでしょう。メーカー向けAPIの提供も始めているといい、洗剤や電球などの消耗品が切れそうになると自動でAmazonに注文する――といった家電が登場する未来もそう遠くなさそうです。すでにアイリスオーヤマ、エレコム、シャープ、船井電機、三菱レイヨン・クリンスイなどが対応機器の開発を始めているとのことです。

 さらに海外に視線を戻すと、12月にはついにAmazon.comのドローン配送が英国で始まりました。日本では何かと規制が多いドローンですが、国内でもNTTドコモやソフトバンク、KDDIといった大手通信キャリアが実証実験や事業化の検討を始めるなど、われわれの生活に役立つ日もそう遠くないかもしれません。

〇Googleの新OS「アンドロメダ」搭載PCが2017年登場?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Android+Chrome=Andromedaが10月4日に発表される?(9月25日)

・Googleの新モバイルOS「Andromeda」(仮)搭載ノートPCは2017年発売?(9月27日)

<真相・現況>

 GoogleがAndroid OSとChrome OSを統合した新モバイルOS「Andromeda」(仮称)を披露するのでは――と期待されていた10月のイベント「Made by Google」。しかし結局その発表は行われず、新型オリジナルスマートフォン「Pixel」「Pixel XL」や、それらの端末に対応するVRヘッドセット「Daydream View」が発表されるなどにとどまりました。

 9月の記事によれば、GoogleはAndromeda搭載2-in-1端末を17年第3四半期に約8万円で発売すると海外メディアに報じられています。一方でAppleも、17年春の次期iPadを「iPad Pro」ラインに統一するとのうわさもあり、2017年は各社のモバイル端末がさらに進化する年になりそうです。

〇MSは「Surface 3」製造を終了 後継モデルは?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Microsoft、「Surface 3」の製造を年内終了 後継モデルは?(6月27日)

<現況>

 Surface 3の製造終了についてはMicrosoftが公式に認めていますが、後続モデルの話は依然としてほとんど聞こえてきません。

 一方で、12月に入ってからは「Surface Pro 5」(仮)に関する海外メディアのうわさが増えてきました。Surface 3のディスコンによってSurface全体のラインアップからLTE対応モデルが外れた後、Surface Pro 5がLTEに対応するかどうかなどに注目が集まります。

〇Facebookは“虚偽ニュース”対策が問われる年に?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Facebookの一部従業員が「虚偽のニュース」対策の秘密タスクフォース結成のうわさ(11月15日)

・Facebook、ユーザーに虚偽ニュースか尋ねる機能をテスト中(12月6日)

<現況>

 Facebookは16年の米大統領選の結果について、ニュースフィード上でヒラリー・クリントン氏に不利な“虚偽ニュース”が拡散された影響が大きかったと批判されました。これを受け、従業員による対策タスクフォースを結成したり、ユーザーに虚偽ニュースかどうかを尋ねる機能をテストするなど改善を図っているようです。

 このほか子会社のOculus VRを通じた製品版「Oculus Rift」発売や、AI関連の取り組みなど、Facebookにまつわるトピックはこちらの記事で詳しくまとめられています。

〇Samsungから変わったスマホが登場するかも?

<2016年に出たうわさ(一部抜粋)>

・Samsung、ディスプレイを畳めるスマートフォンを2017年に発売か(6月7日)

<現況>

 Samsung Electronicsが17年にも、ディスプレイをたためるスマートフォンを発売するのでは――そんな話題をBloombergが6月に情報筋の話として伝えました。各社からこうしたフレキシブルディスプレイ端末のコンセプトモデルこそ出ていますが、スマートフォンやタブレットとして商用化されたものはまだなく、期待が集まりました。

 しかし同社が8月に米国や韓国で発売したスマートフォン「Galaxy Note7」に爆発・発火報告が相次ぎ、自主回収や米国での正式リコールを経て販売停止が決定。12月にはSamsung自らが同機種を充電不能にするアップデートを配信しました。ソフトウェア開発会社の米Instrumentalは、これらの異常の原因は「極限までの薄さを求めた余裕のない設計によってバッテリーに過負荷がかかった」と分析しており、それが事実だとしたら“畳めるスマホ”などの新端末の開発にも影響を及ぼすかもしれません。

 以上、2016年に浮上したIT・ネット業界のうわさのうち、特に話題になったもののいくつかをピックアップして紹介してきました。ここに出たうわさのどれだけが現実化し、社会に影響を及ぼすでしょうか。2017年もこれらの話題から目を離せません。

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