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Amazonマーケットプレイス詐欺、全額返金を受ける方法 危険な商品と業者を見分けるポイントは?

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2017/04/27
Amazonマーケットプレイス詐欺、全額返金を受ける方法 危険な商品と業者を見分けるポイントは?: 中古品よりも新品が安いことが異常だと感じられるリテラシーを持つことが重要だ © ITmedia PC USER 提供 中古品よりも新品が安いことが異常だと感じられるリテラシーを持つことが重要だ

 Amazon.co.jpに個人や業者が出品できる「マーケットプレイス」で、人気商品を市場よりも低価格で出品し、注文を受けても商品を発送しない詐欺が発生。正規品を出品する正規業者にも影響が出ている状況だ。被害に遭わないために詐欺業者や商品を見抜くためのポイントや、被害にあってしまった場合の対処法をまとめた。

●詐欺商品の特徴

明らかに不自然な価格差がある

 詐欺行為を行っている業者は、他の正規業者が出品している商品よりも大幅に安い価格を設定することで、出品された商品一覧の上位に表示されることを狙う。

 通常、価格が大幅に下がる商品は「中古品」「傷がある」「訳あり品」「型落ち品」「メーカー保証対象外」「発売から年月が経過した」など、何らかの理由がある。新品でありながら、大きく価格が下がることは一般的に考えにくい。

●出品者の評価がない、もしくは情報が古い

 Amazonマーケットプレイスでは、商品を購入した人が出品者を評価できる仕組みがある。評価された件数や日時も表記されるが、詐欺業者の場合は過去に実績がない「新規出品者」であったり(=新規出品者が全て詐欺というわけではない)、高評価が付いていても日時が数年前のものであったりすることが多い。

●出品している会社の情報に違和感がある

 出品している業者(個人をのぞく)は、特定商取引法に基づく表記が義務付けられている。その中には運営責任者の氏名や店舗名、住所、電話番号などが含まれるが、詐欺業者の場合は「日本の住所なのに片仮名表記」「電話番号が日本のものではない」「漢字に違和感」「日本の商品なのに海外から発送」といった、明らかに不自然な点が見受けられることが多い。

 筆者が体験した「ブックス安心堂」という業者の例では、明らかに関係のない一般家庭と思われる住所が設定されていた。この業者は後日、Amazon.co.jpに不審な店舗と判断され、連絡先などが無効になった。

●詐欺商品を購入してしまった場合は

 「マーケットプレイス保証」は、出品された商品の品質などで何らかの問題が発生したときに、Amazon.co.jpが配送料を含めた最大30万円までを保証するもの。

 万が一、詐欺商品を注文してしまった場合は、この保証を利用して全額返金を受けられるという。手順は自身の注文履歴内に表示されている該当の商品欄から、「マーケットプレイス保証を申請」を選択する。ところが、ここからが少し問題となる。

 マーケットプレイス保証の申請条件は以下の通り。

1. 申請前に、アカウントサービスから出品者に連絡をした

2. 出品者に連絡し、2営業日が経過しても、出品者から返事がない

3. 購入者が出品者への支払いを済ませたが、出品者からお届け予定日を過ぎても商品が届かなかった場合(お届け予定日の最終日から3日後、または注文日から30日後のいずれかが経過した後に申請することができます)

 つまり、ルール上は最速お届け予定日の3日後からしか保証を申請できない。商品がお届け予定日を過ぎても届かないことで詐欺と気付いた場合は問題ないが、商品や業者のフィードバックなどを見て詐欺が明らかである場合はすぐに保証を申請したいと思うはず。

実際、詐欺商品はお届け予定日が遅めに設定されていくことも多く、すぐに保証を使えないこともある。

 そんな場合は、Amazon カスタマーサービスに電話やチャット、メールで直接問い合わせるのが有効だ。現在、Amazonでは詐欺出品が多発していることを受け、特例ですぐに保証を申請できるようになっているようだ。

 Amazon.co.jpの保証制度によって金銭的被害は避けることはできる。しかし、詐欺業者には注文者の個人情報が渡っている。冒頭の見分け方を参考に、違和感を覚える出品には手を出さないよう引き続きの注意が必要だ。

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