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ASKA容疑者逮捕の余波続く…相棒・CHAGEにネット上で同情集まる

サイゾー のロゴ サイゾー 2014/05/24 Cyzo
© Cyzo 提供

 覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕された人気デュオ「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者(本名・宮崎重明=56)が、容疑を認める供述を始めたことが23日に分かった。当初は「暴力団員から譲り受けたが、覚せい剤ではなくアンナカ(興奮鎮痛剤)だと思っていた」と否認していたASKA容疑者だが、一転して「覚せい剤を使ったことがある」と供述。当局は週明けにも同法違反(使用)の疑いで再逮捕する方針を固めている。

 「週刊文春」(文藝春秋)で薬物疑惑が報じられてから一貫して強気に否定していたASKA容疑者。だが、尿検査や毛髪検査で陽性反応が検出され、愛人宅のゴミ袋から押収された精液付きのティッシュからも覚せい剤の反応が見つかった。自宅から使い残しの粉末や合成麻薬MDMAが発見されたこともあり、もはや言い逃れはできないと観念したようだ。

 やっと容疑を認めたASKA容疑者だが、その代償はあまりにも大きい。かつての栄光は地に落ち、コンプライアンスが重視される昨今の芸能界では復帰も難しいのではないかとささやかれている。これは間違いなくASKA容疑者の自業自得であるが、ネット上では今回の騒動で何も悪くないのに多大な迷惑を被った相棒のCHAGE(56)に同情が集まっている。

 ASKA容疑者が送検された18日、広島でイベントを開いていたCHAGEはファンに謝罪。さらに、公演後に緊急記者会見を開き、報道陣の前でも「メンバーとして深くおわび申し上げます。申し訳ございません」と頭を下げた。長年コンビを続けてきた相棒とはいえ、相手はもう還暦も見えてきた立派な大人。ただでさえ相棒の逮捕で消沈しているCHAGEが、矢面に立って謝罪しなくてはならない状況に憤りを感じた人も多かった。挙げ句の果てには、帽子を取って謝罪したために一部の匿名掲示板で頭髪の薄さをイジられる始末だった。

「覚せい剤などの薬物事件は現行犯でないと逮捕は難しい。それでも警察がASKAを逮捕できたのは、夫の異常な言動に困惑していた元アナウンサーの夫人の証言があったから。夫人の相談に乗っていたのがCHAGEであり、彼女から得た情報を関係者を通じて警察に伝える手助けもしていたようです。当然、ASKAが逮捕されて得することなど一つもない。それでもASKA本人のため、夫人らASKAの家族のため、CHAGEは苦渋の決断で立ちまわった」(週刊誌記者)

 一部報道によると、CHAGEは昨年6月のコンビ休養発表前に「いい加減、変なモノはやめろよ」とASKA容疑者に厳しく忠告。それに激高したASKA容疑者がCHAGEを殴り付けたとされている。そこまで親身になって心配していながら裏切られたCHAGEが、不祥事の後始末までしているというのだから同情の声が上がるのも当然だ。

 さらに、今回の事件は経済的にもCHAGEの方がダメージが大きいといわれている。チャゲアスの所属レコード会社「ユニバーサルミュージック」は19日、ASKA容疑者に関連するすべての契約の解除を発表。チャゲアスのCDやDVDなど全商品が回収され、デジタル配信もストップした。CHAGEとのソロ契約は継続するものの、これによってチャゲアスの莫大な印税収入が消滅してしまうことになった。

「『SAY YES』『YAH YAH YAH』といった大ヒット曲は全てASKA容疑者の作詞・作曲ですが、カップリング曲やアルバム楽曲を含めるとCHAGEの作曲も半々ほどの割合。だからこそ、CHAGEの印税収入はそれなりにあった。しかし、全作品が出荷停止・回収となれば印税収入はなくなる。残るはカラオケの印税収入くらいですが、カラオケで頻繁に歌われるような人気曲は全てASKA容疑者の作品。カラオケは歌唱印税がなく、作詞・作曲者にしか印税が支払われない。チャゲアスに関するCHAGEの印税収入は、ほぼストップしてしまう」(前同)

 ASKA容疑者は活動休止中もカラオケ印税で一定の収入が見込めるが、CHAGEは厳しい状態。カラオケで歌われそうなCHAGEの作品といえば、84年に石川優子とのユニットで発表した「ふたりの愛ランド」くらいだが、それもチャゲアスの印税収入に比べればスズメの涙だろう。ソロ活動を続けているもののライブはキャパ1000人以下の会場が大半で、騒動の影響によって客足が遠のく可能性もある。

 まさに身を削って告発に協力し、相棒のために頭を下げたCHAGE。ここまでしてくれる相棒はそうはいないはずだ。類まれな才能で大ヒット曲を連発してきたASKA容疑者は、現事務所の設立の際に多額の資金を出したこともあって周囲は誰もさからえなくなり、そのワンマンぶりが今回の事件の一因となった。そんなASKA容疑者に意見できるのはCHAGEしかいなかった。それすらも拒絶したASKA容疑者を待っていたのは華やかな人生からの転落であった。

 CHAGEはコンビ解散について明言しておらず、ファンもいずれチャゲアスとして二人そろって再起してほしいと願っている。世間や業界の反応は厳しいだろうが、ASKA容疑者の再起を支えられるのはCHAGEだけだろう。ASKA容疑者が更生するために本当に必要なのは、やはり長年苦楽を共にしてきた掛け替えのない相棒なのかもしれない。(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)

※イメージ画像:『CHAGE and ASKA VERY BEST NOTHING BUT C&A』UNIVERSAL SIGMA

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