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Facebookのネット接続用無人機「Aquila」、初試験飛行での着陸失敗についての調査報告書が公開

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2016/12/26
Facebookのネット接続用無人機「Aquila」、初試験飛行での着陸失敗についての調査報告書が公開: (AP Photo/James H. Collins) © ITmedia ニュース 提供 (AP Photo/James H. Collins)

 インターネット接続を世界の隅々まで提供するという構想の下、米Facebookが開発中の無人飛行機は今夏、突風が原因でアリゾナ州の砂漠への着陸に失敗した。調査当局がそう報告している。

 太陽光で動くこの無人機「Aquila」は6月28日、アリゾナ州ユマで実施された初のテスト飛行において、着陸時に地面に衝突した。米国家運輸安全委員会(NTSB)が12月16日に発表した最終報告書によると、Aquilaは許容風速の約2倍の強さの突風にあおられ、片翼が破損したという。

 片翼が破損した際、Aquilaはアリゾナ州南西部ユマにある米軍の性能試験場において地上約6メートルの高さを時速約29マイル(約47キロ)で飛行中だった。

 NTSBの報告書によれば、「機体は最終進入中に乱気流に巻き込まれ、ピッチやロール、対気速度が大きく変動した」という。

 さらに報告書によれば、翼の構造的欠陥と地面への衝突によって機体は「かなりの損傷」を受けたが、地上ではけが人などの被害はなかったという。

 Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは7月21日の投稿で、「テスト飛行は成功し、さまざまなデータを収集できた」とコメント。着陸の失敗については言及しなかった。

 ザッカーバーグ氏によれば、世界中の遠隔地にインターネット接続を提供するためには高空を飛行するAquilaのような無人機が複数台必要だという。目標はAquilaを超低速で飛行させ、最小限のエネルギーしか使わずに一度の飛行で数カ月間飛び続けられるようにすることだ、とザッカーバーグ氏はこの投稿で語っている。

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