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iOS 10の写真アプリは「ラーメン」を探せるか?

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2016/10/30
iOS 10の写真アプリは「ラーメン」を探せるか?: iOS 10で変わった「写真」アプリ © ITmedia Mobile 提供 iOS 10で変わった「写真」アプリ

 iPhoneが「iOS 10」になると、「写真」アプリが変わることは皆さん知っていると思うわけである。

 モーメント、コレクションや年別の区切り部分をタップすると、その期間のベストムービーや写真のピックアップを自動的にしてくれるので、その日を振り返るのにいいとか……。

 新たに「メモリー」機能が付いて、いろいろな日の出来事を自動的に動画としてまとめてくれるとか……。

 被写体別にまとめてくれる「ピープル」アルバムや、地図から写真を探せる「撮影地」アルバムが追加されたりとか。

 個人的に一番重宝しているのは、地図から写真を探せる「撮影地」アルバムだ。撮影した場所は覚えてるけど、いつ撮ったか思い出せない――ということがすごくよくあるから。地図で探せるのはかなりうれしい。常に写真に位置情報を付けられるiPhoneならではの便利さだ。

●本題:iOS 10はラーメンの写真を探し出してくれるか

 でも、今日紹介したいのは「検索」。この機能、面白いのに見えづらいから気付かない人も多い。気付かないなんて、もったいない。

 写真整理の基本は「いつ」「どこで」「何を」撮ったかの3つ。

 「いつ」は。撮影日時が写真に自動的に記録されるので問題ない。今や、どのデジカメでもきちんと記録されるものだ。「どこ」は、iPhoneなら「撮影地」アルバムを使えばフォローできる。

 問題は「何を」撮ったか、ということだ。こればっかりは撮った人じゃないとわからない……のだが、そこを画像を解析して自動的に分類しようという試みは古くからあり、例えば「Googleフォト」はいち早く試みている。Appleも、それをiOS 10で始めた、というわけだ。

 カメラロール(「写真」アプリの「写真」)や「アルバム」にある虫眼鏡アイコンが、検索への入口だ。試しにここをタップして「ラーメン」といれてみよう。

 というわけで、ラーメンの写真が132枚見つかり、ラーメンのアルバムが自動的にできあがったわけである。ただし“自動分類”なので、かなり高い確率で「そば」や「うどん」や「しらす丼」(これはまあ分かるか……)が混じってしまうのだが、面白いから良しとしよう。

 なお、残念ながら「そば」や「うどん」というカテゴリーはなかった。日本特有のキーワードは用意されてないのかもしれない。一方、「寿司」や「カレー」はあった。

 食べ物関連で細かいところでは、「パンケーキ」もキーワードとして用意されているようだ。広義のパンケーキとも言えなくもないどら焼きが混じっているのはいいとして、ティラミスはパンケーキじゃないぞ……。

 もっと幅広く料理写真を探して見たいときは「食事」で検索するといい。食事そのもののほか、「食事処」もキーワードとして用意されているようだ。

●他にもいろいろ探せる

 なかなかいろいろ検索できそうで面白いので、いろいろなジャンルの思いつく言葉をたくさん入れて検索してみた。「空」「日没」「川」「電車」「地図」、いずれもいい感じで一覧になっている。

 他にも「カメラ」「自転車」「ガジェット」といったモノ系のキーワードもある。妙なところでは「空中ケーブル」や「物干しロープ」なんて「誰得」なキーワードも用意されていた。面白すぎて笑えてしまう。

 こんなキーワードがあるのなら、と「箱」で検索してみたら、「段ボール箱」「工具箱」など、いろいろな「箱」が出てきた。「箱」の付く地名、アルバム名、人名も出てきた。その言葉を含むと判断されたものは一斉に出てくるようになっている。

 いやあ、面白いのでついつい遊んでしまった。皆さんもいろいろな言葉で写真を探してみて下さいませ。

●たくさん写真があってこそ生きる「検索」

 大事なのは、この機能を楽しむにはたくさん写真があった方がいいということ。私のiPhoneには歴代iPhoneで撮った写真全て保存している。もっと正確にいうと、iPhoneで撮った写真を全てiCloudのフォトライブラリに保存しているため、手元にある全てのiPhoneからライブラリにアクセスできる。

 そのため、5万枚以上ある写真に容易にアクセスできるわけで、その中から検索で絞り込むからこそ、いろいろなカテゴリーの写真を見つけられるわけである。

 写真は、枚数が増えれば増えるほど記録としての意義が大きく増していく。なので、可能なら歴代のiPhoneで撮影した写真を全部iCloudフォトライブラリに保存しておくことをお勧めする。

 先ほど「段ボール箱」で検索した図で2番目に出てきた写真は、2011年の震災で崩れた我が家の段ボールの様子だ。数年前の写真もこうして簡単に見つかるのである。

 もっとも、枚数が多く(容量が大きく)なると、どうしてもお金がかかってしまう。私は今、月400円の200GBコースでギリギリ運用をしている。もうちょっと安くしてもいいんじゃないかとは思うのだけどね……。無料で50GB、400円で500GBとかにしてくれないかね。

 iCloudフォトライブラリは古い写真も全部バックアップしてくれるので、何年も使い続けてる人はぜひ使ってみてほしい。

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