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iPhoneやPCを本格オーディオシステムに変えるBTスピーカーを導入してみた

ザテレビジョン のロゴ ザテレビジョン 2017/09/28
iPhoneやPCを本格オーディオシステムに変えるBTスピーカーを導入してみた © KADOKAWA CORPORATION 提供 iPhoneやPCを本格オーディオシステムに変えるBTスピーカーを導入してみた

音はよくしたい、でも大規模なシステムはハードルが高い  デジタル関連製品で最も導入のハードルが高く、かつ、いくらでもお金をかけられるようなジャンルとして「オーディオ」があげられると思う。  メーカーにもよるが、基本的に老舗のオーディオメーカーの製品は単価が高く、「マニア」と呼ばれる層はケーブル1本に何万円もかけていたりする。  とはいえ近頃は、ポータブルタイプのBluetoothスピーカーが普及してきた影響もあって、以前より「踏み込めない感じ」は薄まったように感じる。今回紹介するのは、そういった手軽なBluetoothスピーカーの延長の感覚で導入できる、ブックシェルフ型スピーカーである。 Edifierからちょうどいい製品が出た!  Edifierというブランドは、数年前、Bluetoothスピーカーがまだ目新しいものだった時代に「Spinnaker」などユニークなスピーカーを発表していた。  Spinnakerは動物の角のような尖った筒状のフォルムが特徴のBluetoothスピーカーで、家電量販店などで見かけたことのある人も多いのではないだろうか。 雑多な編集部においてもなかなか存在感がある 雑多な編集部においてもなかなか存在感がある  「Edifier R1010BT」はそんなSpinnakerを作っていたEdifierブランドの製品としては、シンプルに思える外観である。黄色いコーンがデザイン的なアクセントで、それを除くと黒檀をイメージしていると思われる木目調の、ごく一般的なブックシェルフ型スピーカーだ。特に環境を選ぶことなく、様々なテイストの部屋にマッチするはず。  構成は直径106mmのコーンと、直径13mmのツイーター。片側12Wで、計24Wという家庭用としては十分な出力を誇る。 え、これで1万円なの?  早速スマートフォンとペアリングさせてみよう。電源は内蔵のACアダプターで供給するが、プレーヤーとはケーブルで接続する必要がないため、設置場所はコンセントの近くであればどこでもいい。なお、伝送方式はA2DP、AVRCPで、通信距離は最大で10mとなっている。室内での使用であれば、ほとんど不自由しないのではないだろうか。 サランネットを取り外すと黄色いコーンが出現する サランネットを取り外すと黄色いコーンが出現する  電源をコンセントに差し込み、左右のスピーカーを付属のケーブルで接続した状態で背面の電源スイッチをオンにすれば準備は完了だ。  コントローラーは背面に配置されている。ペアリング時は音量調整用のダイヤルを押すことで、インジケーターが青に変わり(電源オフは赤、電源オンはグリーン)、Bluetoothペアリング待機モードへと移行する。操作体系としてわかりやすく、別途ペアリング用のボタンを設けていないため、シンプルな外観にも一役買っている部分である。  スマートフォン側でBluetooth接続をオンにし、Bluetooth機器の一覧から「EDIFIER 1010BT」をタップ。しばらく待つと接続され、スマートフォンの音声が1010BTに伝送されるはずだ。 iPhoneで使う場合は、Bluetoothモードの状態で、Bluetoothメニューから「EDIFIER 1010BT」をタップする iPhoneで使う場合は、Bluetoothモードの状態で、Bluetoothメニューから「EDIFIER 1010BT」をタップする  iPhoneでは、ミュージックアプリの下部にも接続されている機種名が表示されるため、ここから確認しよう。  肝心の音質だが、本製品は、プリンストンダイレクトでの直販価格は1万778円と、ポータブルのBluetoothスピーカーとして見ても、安価なところに入る。それを加味すると「この音質で1万円なのか!」という驚きを感じる人も多いのではないかと思った。  ペアで10万円を超えるようなスピーカーと比較すれば、気になる点はあげられないこともない。具体的には、再生周波数帯域が70Hz~20kHzと、スペック的にも低域の深い部分を切り捨てて、さっぱりした音色にまとめている点は評価が分かれる部分だろう。ズンと沈むような音が収録されている音源を聴いても、低域の密度が物足りなく感じる。  しかし、それは高価なブックシェルフスピーカーと比較して初めて感じられる部分であり、1万円を少し出る価格で、この音質、この使い勝手、さらにワイヤレスによる利便性を考えると、文句をつけるべきところではないのだろう。また、有線での接続にも対応しているため、付属のケーブルを用いて3.5mmジャックを持つ機器から有線で入力することも可能だ。  その一方で、ツイーターを搭載している効果は著しく、広域にあたる金物類の金属的な響きなどは、よく再現される。設計の意図は、設計者にきいたわけではないのではっきりしたことは言えないのだが、こういった広域に振ったサウンドは、小さい音量で鳴らしたときにも音源のディティールが見えやすい。「卓上で、少し小さめの音量で音楽を再生しても、きちんと聴こえる音になるように」という狙いもあるのではないだろうか。  また、ボリューム以外に独立した「BASS」のつまみを設けており、低域量の増減を調整できる。聴いた感じ、150Hz以下くらいの低域が強調され、ドラムのキック音とベースのあたりが全体的に盛り上がってくる印象だ。この補正機能を使うことで、70kHz以下の欠落を、中低域の量感を増やすことで補い、擬似的に、たっぷりとした低域を演出することもできる。好みに応じて調整しよう。  この製品において、重要なのは音質がどうということではなく、安価で、ワイヤレスでホストデバイスと接続でき、スマートフォンやPCのスピーカーでは到底再現できない、きちんとしたスピーカーの音で音楽を鳴らしてくれる点であると思う。 PCとの組み合わせもかなり便利  理想とする音質を、様々なデバイスを駆使して再現しても、音源によっては気に入った音にならなかったり、あるいは時間が経過して、ユーザーの好みの傾向が変わったり、手持ちの機材にすっかり慣れて、新鮮さを求め始めたりすると、また欲しい機材が出てきたりしてしまう。やはり、オーディオがマニア向けの趣味であると言われる理由もそこにあると思う。 Bluetooth接続に対応したPCともペアリングできる。ケーブルがない気軽さに慣れると、ケーブルを煩わしく感じてしまうかも Bluetooth接続に対応したPCともペアリングできる。ケーブルがない気軽さに慣れると、ケーブルを煩わしく感じてしまうかも  1万円くらいのイヤフォンを初めて購入して、スマートフォンやDAPに付属しているイヤフォンとの差に驚き、高音質なオーディオ機器の魅力を発見したという経験がある人も多いのではないだろうか?  このスピーカーは、ちょうど、そのスピーカー版に当たる。スマートフォンやPCのスピーカーの音質を改善したく、かつ1万円程度の予算があるという場合に、最大とも思える効果を発揮する選択肢だと思う。むしろ、様々な機器とペアリングしてマルチに使えるという点で、1万円のイヤフォンを買うより大きな満足感を得られることは確かだ。 MacBookからも非常に短い手間で接続できる。Bluetoothメニューから選んでクリックするだけだ MacBookからも非常に短い手間で接続できる。Bluetoothメニューから選んでクリックするだけだ  1台買っておけば、自宅に据え置きのPCと日常的に接続するスピーカー兼、スマートフォンに保存している音楽を聴きたくなったときにも気軽に使えるスピーカーとして利用できる(同時接続には対応しないため、毎回接続し直す必要はあるが)。しかも、それぞれ単体で鳴らすより大幅な音質の向上が見られる。  まさに、「スマートフォンやPCのスピーカーの音質には満足していないが、オーディオに大きなお金をかけるのも嫌なので仕方なくそのまま聴いている」というユーザーにはうってつけの製品。特にスピーカーを携帯する必要がないのなら、むしろ、多くのポータブルBluetoothスピーカーより、大きなコーンで余裕のある音を鳴らせるアドバンテージがあり、費用対効果の高さは非常に高い。  この秋、オーディオ環境を整えてみようと思っている方は、Edifier R1010BTを購入の候補に加えてみてはいかがだろうか。 ■関連サイト R1010BTシリーズ

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