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iPhone 8/8 Plus/Xに早速触った! ガラスボディーや新しい操作性をチェック

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/09/13 11:36
iPhone 8/8 Plus/Xに早速触った! ガラスボディーや新しい操作性をチェック: iPhone X © ITmedia Mobile 提供 iPhone X

 Appleは、9月12日(現地時間)に、「iPhone X」「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」の3機種を発表した。iPhone Xはディスプレイに有機ELを採用。前面のデザインが従来のiPhoneとは大きく異なり、ホームボタンも取り除かれ、上下左右いっぱいにディスプレイが広がる。

 これに対し、iPhone 8、iPhone 8 Plusは従来のiPhoneを踏襲しつつ、背面にガラスを採用。いずれもチップセットに「A11 Bionic」を採用しており、パフォーマンスが向上しているほか、ワイヤレス充電にも対応した。ここでは、現地のハンズオンで触れた実機を、写真とともに紹介していこう。

●ディスプレイの比重が増し、より未来的になったiPhone X

 10周年を迎えたiPhoneが、「これからの新たな10年を反映する新たな製品」(ティム・クックCEO)として開発したのが、iPhone Xだ。一目見れば分かるように、前面にはiPhoneがこれまで代々継承し続けてきたホームボタンがなく、上下左右いっぱいにディスプレイが広がっている。画面上部にはセンサーやインカメラが配置されるスペースがあり、ディスプレイは凹形状。上部右にセルラーやWi-Fiの電波マークやバッテリー残量が、左に時計が表示される。

 ディスプレイサイズは5.8型で、4.7型のiPhone 8よりも1型以上大きいが、手にしっかりとフィットしており、片手でも操作できた。iPhone Xのディスプレイは縦に長く、インチ数での表記よりもコンパクトだからだ。大きさの印象としては、ちょうどiPhone 8とiPhone 8 Plusの中間程度だと感じた。ディスプレイの比率が従来の16:9から2:1に近くなっているため、縦長になっているというわけだ。

 背面の素材はガラスで、これはiPhone 8、iPhone 8 Plusと共通。周囲はアルミのフレームで囲まれている。シルバーは背面がホワイトに近く、スペースグレイは、側面が黒く、背面はやや白味がかった黒といった色合いだ。背面には、2つのカメラが搭載されている。広角レンズがF1.8、望遠レンズがF2.4で、iPhone 7 Plusや8 Plusと同様、疑似的に光学2倍ズームをして被写体に寄ることができる。また、どちらのカメラも画素数は12メガピクセルで、光学式手ブレ補正も両方に搭載される。

 ハンズオン会場で簡単な撮影しかできていないため、画質の評価は難しいが、カラーフィルターが変わったことで、より色が鮮やかになっている印象は受けた。また、被写体と背景を見分け、背景だけをボカすポートレートモードも利用できる。被写体の顔を立体的に捉えているため、後から照明効果を変えることも可能だ。

 ホームボタンがなくなった結果、操作は左右のボタンと画面へのタッチだけで行うようになった。アプリ起動中に画面下を上方向にフリックするとホーム画面に戻る仕組みで、途中で指を止めると、タスク一覧の画面が表示される。画面下を左右にフリックすることで、アプリを切り替えることもできる。

 従来のiPhoneとは異なる操作体系だが、ホームボタンを押すという動作が上方向のフリックに置き換わっただけともいえる。ハンズオンで実機に触れた限りでは、特に戸惑うことはなかった。むしろ、画面からいったん指を離してホームボタンに置き換えなくもいいぶん、慣れればスピーディに操作できそうだと感じた。

 このホームボタン代わりの操作が加わったために、コントロールセンターの呼び出し方も変わっている。ディスプレイの右上から下方向にフリックするとコントロールセンターが表示される格好で、インカメラなどのセンサーを挟んで反対側を下にフリックすると、従来通りに通知などが表示される仕組みだ。

 同時にTouch IDもなくなり、新たに顔認証の「Face ID」が採用された。Face IDは単にインカメラで顔を読み取っているだけでなく、赤外線なども併用されており、顔を3万のドットに分解。あらかじめ登録された顔とマッチングしているかどうかを判断して、ロックを解除するという。

 こう聞くと非常に複雑な分析を行っているようにも思るが、ロックの解除は一瞬。ロック画面をフリックすると、すぐに顔が認識され、ホーム画面が現れた。Touch IDのように、机などに置いたままのiPhoneに指を当てるだけでロックを解除するといったことはできなくなるが、本体を手に持った際のロック解除は、従来よりもスムーズになりそうだ。

 ちなみに、Face IDのための機能はセルフィーにも生かされており、顔を立体的に捉えられるため、ポートレートモードで背景をボカすことができる。ハンズオン会場でセルフィーをしてみた限りでは、かなり正確に人物を認識できていた。アウトカメラと同様、ここに照明効果を加えることもできる。

●背面がガラスになり、カラーも3色展開になったiPhone 8、8 Plus

 ディスプレイを変え、従来のiPhoneとは別物と呼べるほどの進化を遂げたiPhone Xに対し、iPhone 8、8 Plusは従来のiPhoneをパワーアップさせた形の端末だ。ホームボタンやTouch IDはiPhone 7、7 Plusと同様に搭載されており、サイズもほぼ変わっていないため、手に取ったときの印象も従来モデルに近い。

 一方で、デザイン面では、背面がガラスになっているのがiPhone 6、6 Plus以降のiPhoneとの大きな違いだ。iPhone 7、7 Plusはジェットブラックを除くと、サラッとした質感で指が滑りやすいのに対し、iPhone 8、8 Plusはガラスのため、指に吸い付くような感覚を味わえる。ガラスの透明感も相まって、背面は写真で見るよりも変わった印象を受けた。

 また、カメラはiPhone 8がシングルカメラ、iPhone 8 Plusはデュアルカメラを搭載しており、どちらも光学手ブレ補正に対応する。iPhone 8 Plusはポートレートモードでの撮影も可能だ。見た目は従来のiPhoneに近いiPhone 8、8 Plusだが、中身は大きく変わっており、チップセットはiPhone Xと同じA11 Bionic。Qiに準拠したワイヤレス充電にも対応する。

 ディスプレイは2機種とも液晶だが、これまでiPadシリーズに搭載されてきた「True Tone」を採用。これは、環境光に合わせて液晶の色味を変え、より映像が自然に見える技術で、iPhoneシリーズでは初の採用となる。ハンズオン会場の環境では、やや黄色味ががかって見えたが、True Toneをオフにするとより青っぽく見えるなど、その効果を確認できた。

 カラーはそれぞれ3色。ゴールド、シルバー、スペースグレーとなる。ゴールドは金属のボディーを採用していた従来モデルよりも淡い色合い。シルバーも背面はホワイトに近い。なお、iPhone 8、8 Plusからストーレジの容量も64GBと256GBの2種類になっており、色×容量の組み合わせは減っている。機種数が1つ増えたこともあり、意図的にバリエーションを減らしているのかもしれない。

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