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KAT-TUN中丸雄一、演技でも新たなステージへ ドラマ『マッサージ探偵ジョー』への期待

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/02/26 株式会社サイゾー
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 2016年5月1日。KAT-TUNファンにとっては、忘れられない日付だろう。KAT-TUNとしての活動を休止し、メンバー3人がソロ活動に専念することとなった“充電期間”がスタートした日だ。それから約1年、メンバーの亀梨和也・上田竜也・中丸雄一は我々の想像以上に順調なソロ活動を見せてくれている。中でも一番活動の幅を広げているのは、ドラマ『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京系)の主役が決まった中丸ではないだろうか。 参考:KAT-TUN亀梨和也の演技はなぜ変化に富むのか 主演作『怪盗 山猫』に見る“身体性の高さ”  これまで、中丸の活動はバラエティ番組や情報番組がメインであった。実際、『Qさま!!』(テレビ朝日系)や『解決!ナイナイアンサー』(日本テレビ系)をはじめとするバラエティ番組や、ニュース・情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)などで、飄々としながらも笑いを取り、鋭いコメントをしている姿が印象に残っている。4月からは『世界ルーツ探検隊』(テレビ朝日系)にて、初のゴールデンタイムでのMCを務めることも決定した。逆に、テレビドラマや映画などの印象はあまりない。しかし、実は中丸の演技は高い評価を得ているのだ。  たとえば、「向井邦子生誕八十年記念スペシャル『母の贈物』」(TBS系)。中丸演じる和歌森正明役を、鴨下信一監督が次のように評価した。「とにかく感性がいい。『間と勘』が悪いと役者としては失格なんですが、彼には両方揃っているんです。まだ演技経験は少ないそうですけど、リアリティある若者を演じてくれました。彼自身も正明をどう表現しようか、だいぶ悩んでいたようですよ。彼は『RESCUE~特別高度救助隊~』(TBS系)というドラマで見かけて、いいなと思ったんです。具体的に言うと、とても“普通の男の子”だった」(引用:公式サイト)  鴨下監督のコメントの通り、中丸の演技は自然体であることが特徴だろう。直近で言うと『99.9 〜刑事専門弁護士〜』(TBS系)の殺人事件の冤罪をかけられた容疑者・石川陽一役だ。はじめは怒りや戸惑い、絶望が入り交じったような表情と話し方だったが、弁護士の深山大翔(松本潤)のあっけらかんとした雰囲気に引っ張られて徐々に軽快な喋り方になる。そして、無罪を勝ち得た時には一瞬の間があった後に泣いて崩れ落ちた。この一連の流れが実に自然で人間らしいのだ。  もし、冤罪をかけられたら、想像を絶するほどの恐怖とやり場のない負の感情で押しつぶされそうになるだろう。初対面の深山に対し心を閉ざし、一方的に無罪を主張するのは当然だ。だが、接していくうちに、深山が石川の無罪を“信じる”姿に心打たれ、信頼感が芽生えていく。そういった、人としての心の動きや変化が、話し方や目線、醸し出す雰囲気などでありのまま表現されていたのだ。中丸は、自分の感情に抵抗すること無く演技をしているのではないだろうか。  “普通っぽさ”が強みの中丸だが、4月からスタートする『マッサージ探偵ジョー』は、これまでとは一味違う役どころだ。“笑える”サスペンスドラマということで、あり得ない設定もふんだんにでてくるという。主人公・ジョーを演じる上で、作り込みも必要になってくるだろう。これまでの普通っぽさが武器にならないことも考えられる。  一方で、稲田秀樹プロデューサーの「主人公には人を癒す天性のムードを身にまとったキャストが絶対に必要でした。イケメンかつ柔らかなイメージの中丸雄一さんにならば誰もがマッサージを受けてみたい、癒されたいと自然に思うのではないでしょうか。(引用:公式サイト)」というコメントを見ると、中丸の気取らない雰囲気が評価されているようにも取れる。芸能人かつアイドルである中丸だが、バラエティ番組では“素”なのでは? と思うほどの自然体。ちょっと抜けている一面もまた可愛らしく、癒される。『マッサージ探偵ジョー』では、そんな持ち前の“普通っぽさ”と徹底した役作りが求められるというわけだ。今までにない役柄を演じることで、中丸の演技力がさらに伸びることが期待される作品である。  4月からますます活躍の幅を広げる中丸。幅広い表現力やスキルを身につけることで、KAT-TUNの復帰が見えてきそうだ。ソロ活動はもちろん、KAT-TUNでの中丸の活躍が見られる日を期待したい。(文=高橋梓)

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