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KinKi Kidsが切り開く新しい音楽ジャンルとは? 新シングルの多彩な世界を紐解く

Real Sound のロゴ Real Sound 2016/11/03 株式会社サイゾー
© Real Sound 提供

 KinKi Kidsの最新シングル『道は手ずから夢の花』が、11月2日にリリースされた。シンガーソングライター安藤裕子によって書き下ろされたミディアムバラードで、自分の人生をしっかりと楽しもうというメッセージが込められている。 (関連:KinKi Kids、安藤裕子書き下ろし曲で“らしさ”と“新しさ”共存 11月2日発売の注目新譜5選)  KinKi Kidsは20周年Year突入第1弾シングルとして、今年の7月に『薔薇と太陽』を発売。THE YELLOW MONKEYの吉井和哉とのコラボレーションをした前作は、堂本剛がギターをかき鳴らし、その横で堂本光一がミュージカルのようにバックダンサーを率いてキレのある踊りを披露するという、才能がぶつかり合うようなアツい楽曲に仕上がった。KinKi Kidsとしては、目新しさを感じる曲調に挑戦しながらも、それぞれが積み上げてきた実績を惜しみなく発揮する姿は、まさにアニバーサリーにふさわしい力作。  そんなパワフルなハードなロックテイストから一変して、今作は静かな強い意思を感じるミディアムバラード。だが、2人の口からは「アプローチは異なっても、根本にあるメッセージは変わらない」といったコメントが寄せられている。そこに込められたメッセージについて、ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏に話を聞いた。 「スーパースターとして10代〜20代を夢中で走り抜けてきた、今のKinKi Kidsだからこそ出せる表現の幅を見せつけられた。そんな圧倒的な力量を感じました。アイドルに定年はありませんが、一般的な会社員でいえば30代はキャリアの折り返し地点といえるでしょう。これまで培ってきた経験をもとに、より大きな成果として大輪を咲かせたり、次の世代が目標とする道筋を示したりと、視野が広がるタイミングかもしれません。楽曲を提供した安藤さんも、KinKi Kidsと同世代ということもあり、すべての人が自分なりに納得のいく日々を過ごしてほしいという思いが、一つの作品に昇華されたのではないでしょうか」  今作は、ミュージッククリップとメイキング映像が楽しめる初回盤A、2人のシュールな笑いが詰まった特典映像が収録されている初回盤B、KinKi Kidsにとっては友人的存在でもあるシンガーソングライターの堂島孝平が手がけた「Pure Soul」など2曲を収録した通常盤と、三者三様の魅力がある作りでも話題になっているが、その真意は。 「KinKi Kidsの作品は、どれも共通してメリハリがついています。今作も最高にカッコいいミュージッククリップを見た後に、“こんなことまでしてくれるの?”という遊び心満載の映像がついてくるのは、ファンにとってはたまらないギャップだと思いますね。現実的なテーマを歌った曲だからこそ、幻想的で美しい映像、そしてホッと心の緊張がとけるような笑いを届けてくれる。そのサービス精神にはいつも感服します。KinKi Kidsはもはやアイドルではなくアーティスト、と語られる場面も少なくありません。しかし、あえて言うならば、やはり彼らの根幹にあるのはアイドルマインドなのではないでしょうか。それが笑顔を振りまくだけといった表面的なものではなく、歌やパフォーマンスで感動を提供したり、同じもので笑ったり。そうした心奮える体験を共有することが、KinKi Kidsにとってのファンサービスなのだと思います。KinKi Kidsそのものが、新しいミュージシャンのジャンルを切り拓いているのかもしれませんね」  本日11月4日に、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で「道は手ずから夢の花」を披露するKinKi Kids。「20年やってきても、新たなチャレンジがある」と語る彼らが、次はどんな形で視聴者を魅了してくれるのか。その進化の様子を見届けたい。(竹上尋子)

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