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LINEやYouTubeが使い放題に! 格安SIMの「カウントフリー」を整理する

ITmedia Mobile のロゴ ITmedia Mobile 2017/03/30
LINEやYouTubeが使い放題に! 格安SIMの「カウントフリー」を整理する: よく使うサービスの通信量がカウントされなければ、毎月の料金を大幅に抑えられる © ITmedia Mobile 提供 よく使うサービスの通信量がカウントされなければ、毎月の料金を大幅に抑えられる

 スマートフォンで大容量の通信を楽しむ方法として、大手キャリアやMVNOが提供している大容量プランを紹介した。しかし大容量プランは最安でも月額2380円(25GBのデータSIM)。これでも1GBあたりの単価は破格の安さなのだが、もう少し安く抑えたい、という声もあるかと思う。

 そんな人に検討してほしいのが、一部のMVNOが導入している「カウントフリー」だ。カウントフリーとは、特定サービスの通信をカウントしないもので、「ゼロ・レーティング」とも呼ばれる。毎月のプランに関係なく、対象サービスが使い放題となるのが特徴だ。対象サービスのヘビーユーザーなら、毎月の通信料を大幅に減らせるはず。主なカウントフリーサービスを紹介しよう。

●LINEモバイル:月額500円でLINEが使い放題に

 SNSのカウントフリーに力を入れているのが「LINEモバイル」だ。

 LINEが使い放題になる「LINEフリープラン」は、データ容量1GBなら月額500円(データSIM)(税別、以下同)という安さが魅力だ。LINEの音声通話もカウントフリーの対象なので、LINEで通話し放題になるのもうれしい。「スマホでLINEは欠かせないけど、他はそんなに使わない」という人にうってつけだ。

 LINEに加え、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題になる「コミュニケーションフリープラン」も提供している。料金は3GBの月額1110円(データSIM)から。5GBでも月額1640円なので、2000円〜4000円台の20GBプランよりも通信料を抑えられる。なお、LINE LIVEやFacebookメッセンジャーはカウントフリーの対象にはならない。

 「MUSIC+プラン」では、LINE、Twitter、Facebook、Instagramに加え、音楽の定額ストリーミングサービス「LINE MUSIC」も対象になる。料金は3GBの月額1810円(データSIM)から。さらに、2017年夏には、グループ外の他社が提供する音楽配信サービスも対象に加える予定なので、Apple MusicやYouTubeなども対象になるかもしれない。移動中に音楽が欠かせない人にはうれしいプランだ。

●FREETEL SIM:幅広いSNSがカウントフリーに

 LINEモバイルに負けじと、FREETELもカウントフリーの対象サービスを拡充させている。月額499円(データSIM)の1GBプランか従量課金の「使った分だけ安心プラン」なら、LINE、Pokemon GO(以下、ポケモンGO)、WeChat、WhatsAppがカウントフリーになる(ただしポケモンGOは、Googleマップの通信はカウントフリー対象外)。

 月額900円(データSIM)の3GBプラン以降は、Facebook、Twitter、Instagram、Facebookメッセンジャーもカウントフリーになる。SNSに関しては、LINEモバイルにはないWeChat、WhatsApp、Facebookメッセンジャーが対象なのが魅力だ。ただし音楽や映像の配信サービスは、今のところ含まれていない。

●BIGLOBE SIM:動画と音楽の配信サービスが対象に!

 動画や音楽のヘビーユーザーに注目してほしいのが、BIGLOBE SIMで提供されている「エンタメフリー・オプション」だ。データSIMは月額980円、音声SIMは月額480円の有料オプションだが、加入すると、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWAが使い放題になる。対象サービスは今後も追加していく予定。

 例えばYouTubeで360pの動画を1時間視聴するだけで1日約242MB以上、1カ月で約7.2GB以上消費してしまう(ビッグローブ調べ)ので、低容量のプランでは賄えない。480円か980円で使い放題になると考えれば、月額2000円〜4000円を追加して大容量プランを契約するよりもお得だ。ただし同オプションで動画配信サービスを視聴する場合、解像度は360pに固定される(解除すれば、より高い解像度で視聴できる)。動画の品質にこだわらなければ、エンタメフリー・オプションは有力な選択肢になる。

 エンタメフリー・オプションを利用するには、BIGLOBE SIMで6GB以上のプランに申し込む必要がある。6GBプランの場合、月額料金(定額料)の合計は、データSIMが2430円、音声SIMが2630円となる。音声SIMの2630円は、MVNOの大容量プランと比べても最安。データSIMの2430円は、月額2380円で25GBを使える「b-mobileSIM 25GB定額」と「U-mobile MAX」の方がわずか50円の差だが安い。それでもエンタメサービスが使い放題になるメリットは大きい。

●J:COM MOBILE:VODサービスが見放題に

 ジュピターテレコムが提供している「J:COM MOBILE」では、月額933円(税別)で映画、ドラマ、アニメなどのVOD作品が見放題になる「J:COMオンデマンド メガパック」の通信量がカウントされない(スマホアプリ経由での視聴に限る)。

 映像サービスのカウントフリー+音声SIMを月額1000円台から利用できるのはJ:COM MOBILEのみ。1000円台(1913円)だとデータ通信は0.5GBと少ないが、メガパックの利用が中心でランニングコストを抑えたい人にオススメだ。

 なお、J:COM MOBILEでは、直近3日間の通信量が6GBを超えると、通信速度を終日制限する場合がある。

●OCN モバイル ONE:自社サービスをカウントフリーに

 実は古くからカウントフリーを提供しているのが、NTTコミュニケーションズの「OCN モバイル ONE」だ。といっても対象となるのは、通話サービス「050 Plus」、オンラインストレージの「マイポケット」、高速通信のオンオフ切り替えや利用データ量の確認ができる「モバONE」アプリ、申し込みサイト……の自社サービスに限られる。追加の料金は発生せず、全てのOCN モバイル ONEユーザーに自動で適用される。

 050 Plusとマイポケットのヘビーユーザーにはうれしいが、他の3社と比べると、メリットは限定的といえる。

 SNSをよく使うのならLINEモバイルかFREETEL、音楽や動画のストリーミングをよく使うのならBIGLOBE SIM、VODサービスを存分に楽しみたければJ:COM MOBILEがオススメ。カウントフリーを効果的に活用して、毎月の料金を節約してほしい。

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