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MSI、Intel 9シリーズチップセット搭載マザーボード“正式”発表

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2014/05/09 ITMedia
MSI、Intel 9シリーズチップセット搭載マザーボード“正式”発表: 画像:ITmedia © ITMedia 提供 画像:ITmedia

 エムエスアイコンピュータジャパン(以下、MSI)は、5月9日に、インテルの未発表チップセット「Intel Z97 Express」「Intel H97 Express」を搭載するマザーボードの新モデルを発表した。同じ日に関係者に向けて行った説明会では、チップセットそのものの仕様については明らかにしなかったものの、マザーボードラインアップを構成する各シリーズで導入する特徴的な機能などをアピールしている。

 今回、MSIが日本市場で投入するのは、Intel Z97 Expressチップセット搭載モデルが、OverClocking Series 3機種、Gaming Series 6機種、Classic Series 6機種の15機種。Intel H97 Expressチップセット搭載モデルが、Gaming Series 1機種、Classic Series 4機種の5機種だ。

●GAMINGシリーズのマザーボードと“グラフィックスカード”連携のOC機能を導入

 PCゲーミング市場が専用機を上回るペースでプラス成長を続けていると主張するMSIは、GAMINGシリーズをMSIマザーボードラインアップの主力と位置付けている。そのGAMINGシリーズの特徴として最初に取り上げたのが、赤をアクセントカラーと竜をイメージしたロゴデザインだ。ゲームユーザーだけでなく、ゲームユーザーに多い“PCケース改造ユーザー”に強く訴求できたという。

 2014年に登場するモデルでも、デザインを重視した変更を加えている。ヒートシンクは竜の爪をイメージしたデザインを取り入れたほか、光沢を抑えた黒基調の基板カラーや赤と黒のカラーリングを施したバックパネルのインタフェースコネクタなど、細部にわたって統一感を出すように配慮している。

 機能面では、USBオーディオ専用の電源を用意することで、USBヘッドフォンやUSB DACに対して安定て電力を供給して音質の向上を目指したほか、Creative Sound Blaster Cinema 2を実装やアナログ信号を扱う領域とデジタル信号を扱う領域を分離してノイズの軽減を図り、高品質オーディオコンデンサや金メッキを施したオーディオコネクタなど、サウンド関連における改善について特に言及している。

 なお、オーバークロック関連機能については、新しく登場する“GAMING”グラフィックスカードとGAMINGマザーボードの組み合わせで両方を制御できるGaming Appを用意する。イージー・オーバークロッキングモードや簡単にできる省電力モードによって、オーバークロックに慣れていないユーザーでもゲームにおける処理能力を向上できるとMSIは説明している。

 また、有線LANコントローラとして実装したKiller E2200について、転送するパケットサイズとスループットの関係から、小さいパケットサイズではIntelのコントローラより50%早い転送速度が維持できるほか、ゲーム実況のストリーミング送信で多くなる大きいパケットサイズでは、Intelコントローラと比べて圧倒的に高い転送レートとなるなど、ゲーム用途にはKiller E2200が優れていると主張した。

●日本のメーカーを習って黄色と黒の組み合わせを採用

 オーバークロックを重視したラインアップでは、2013年に投入したゲーミングマザーボードでユーザーから得たフィードバックを反映したOverClockシリーズを投入する。このシリーズでも最初の訴求するのはデザインで、ヒートシンクに黄色で大きく記した「X」「M」をアピールしている。なお、PWM回路に配置したヒートシンクには、水冷用の冷却水流路を用意する。

 オーバークロックで重要になる動作クロック関連の機能では、専用チップを実装した「OCエンジン」を導入した。OCエンジンではマザーボードのベースクロックを独立して100MHz、125MHz、167MHzといったステップで変更することで、柔軟な動作クロックチューニングを可能にし、また、GPUに対する過度のオーバークロックも防ぐ。

 また、CPUの動作クロック倍率を8倍に引き下げる「スローモード」を設けることで、CPUのコア駆動電圧を0.8〜0.9ボルトまで下げる。これは、液体窒素などを使った氷点下に達する冷却環境で、OS起動時の高負荷で動作しなくなる症状を改善できるとMSIは説明する。

 最近行うユーザーが増えてきた「殻割り」(標準でCPUに取り付けているヒートシンクを取り外す行為。ユーザーが用意したクーラーユニットをCPUコアに直接実装するが、そのとき、クーラーユニットを密着する力が過度にかかってコアにダメージを与えることがある)でCPUコアを守る「殻割りダイ・ガード」や大型ファンを安定して支える「OCファンスタンド」、そして、電圧測定端子やマルチBIOS、オーバークロックボタンなどおんーどで用意した機能など、オーバークロックチューにイングで便利な機能を用意した。

[長浜和也,ITmedia]

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