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Ryzen 5登場! 可もなく不可もなく期待はあり

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2017/04/17
Ryzen 5登場! 可もなく不可もなく期待はあり: 金曜日時点のTSUKUMO eX.価格表。1500Xと1400は発売前となっている © ITmedia PC USER 提供 金曜日時点のTSUKUMO eX.価格表。1500Xと1400は発売前となっている

 Ryzen 7の下位CPU「Ryzen 5」が4月11日に発売された。直前になって4モデル中2モデルが発売延期となったが、週末には予定していたラインアップのすべてが店頭に並び、いずれも潤沢に流通している。

 ラインアップは6コア/12スレッドの「1600X」(3.6GHz/ターボ時4.0GHz)と「1600」(3.2GHz/ターボ時3.6GHz)、4コア/8スレッドの「1500X」(3.5GHz/ターボ時3.7GHz)と「1400」(3.2GHz/ターボ時3.4GHz)となる。1600XのみTDPが95Wで、クーラーを付属しない。下位3モデルはTDP 65Wで、LEDランプ非搭載の標準クーラーを付属する。税込み価格は順位3万3000円前後、3万円前後、2万6000円弱、2万3000円弱だ。

 金曜日の時点で、売れ行きは「そこそこ」という回答が多かった。某ショップは「Ryzen 7のようなものすごい勢いはありませんでしたね。可もなく不可もなくという感じの売れ方です」という。それでもポジティブに捉える空気が多勢だ。「これからドライバのチューニングが進みますし、mini-ITXマザーも出てきますからね。プラス要素ばかりが控えているので、じわじわ伸びていってくれると思います」(同ショップ)。

 その中でも売れ筋に挙げられることが多かったのは1600無印だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「やっぱりコスパですよね。1700無印と同じく性能と価格のバランスが優れているモデルが伸びている感じがします」という。また、4コアタイプでは1500Xをヒット候補に挙げるショップが多かった。

●3段厚のGTX1080 Tiカード「GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」がデビュー

 ユニークなGeForce GTX 1080 Tiカードが続々と登場している。先週目立っていたのは、ZOTACの「GeForce GTX 1080 Ti AMP Extreme」。コアクロック1645MHz(ブースト1759MHz)までクロックを引き上げたモデルで、3連ファン採用のオリジナルクーラー「IceStorm」を採用している。スロット3段を占有する厚みがあり、税込み価格は12万円弱となる。

 TSUKUMO eX.は「オリジナルクーラーモデルはOC動作時に300Wを超える電力を食ったりしますから、熱処理はとても重要です。そういう意味では性能に定評のあるAMP Extremeの期待値は高いですね。ゲーム用にシングルで使うGTX 1080 Tiとしては最強候補だと思います」と評価していた。

 ASUSTeKからはオリジナルの外排気クーラーを採用した「TURBO-GTX1080Ti-11G」が追加されている。税込み価格は9万7000円強だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「リーズナブルですし、リファレンスモデルが姿を消したらより需要が増しそうですね」と話していた。

 また、オリオスペックはEK Water Blocks製の水冷ブロック「EK-FC Titan X Pascal(ニッケル)」を搭載したオリジナルの「OLIOSPEC GTX 1080 Ti Watercool Edition」を売り出している。税込み価格は12万6360円。

「基板はリファレンスのものです。別々に買うより数100円安くて、組み立ても完了しているのでお買い得ですよ」とプッシュする。

●1mモデルも! 頑丈なライザーケーブル「TT Premium PCI-E 3.0 Extender」が登場

 変わり種で話題を集めていたのは、Thermaltakeのライザーケーブル「TT Premium PCI-E 3.0 Extender」だ。1mと60cm、30cmモデルがあり、税込み価格は順に1万3000円前後、1万1000円弱、9000円弱となる。転送速度の低下をまねくノイズを抑え、自由な曲げ伸ばしに対応できるように、芯線をポリエチレン絶縁材で覆って弾力性のある熱可塑性エラストマーで表面をコーティングするなどの工夫がなされている。

 オリオスペックは「自作を含めた個性的なケースに使えますね。グラフィックスカードの性能ロスを抑えて、配置や見栄えの自由度を広げてくれると思います」と話していた。

 なお、同社からは巨大ケース「TT Premium The Tower 900」も4月28日に発売される予定で、週末から一部店舗で展示と予約受け付けが始まっている。423(幅)×483(奥行き)×752(高さ)mmと、小型冷蔵庫並みの大きさで、マザーボード台の手前が広く空いた独特のレイアウトを採用している。予価は税込み4万1000円弱だ。

 展示機を置いているTSUKUMO eX.は「前方と左右側面が強化ガラスになっているので、中身をショーアップしたい人向けのケースといえそうですね。とにかく大きいので、大型水冷をバンバン導入してイルミネーションを散りばめるといったこともできそうです」と楽しげにしていた。

●東プレ製の静電容量式スイッチを採用したコンパクトキーボードが店頭に並ぶ

 入力デバイスでは、アーキサイトから登場したキーボード「LEOPOLD FC980C」が注目を浴びていた。東プレ製の静電容量式スイッチを採用した英字配列のモデルで、テンキーつきながら幅386.6mmに抑えている。税込み価格は3万円弱だ。

 パソコンSHOPアークは「東プレ製品以外で静電容量式スイッチが使えるキーボードは珍しいですね。テンキーレスタイプに近いコンパクトさを実現しているので、ほしい人は一定数いるんじゃないかと思いますね」と話していた。

 M.2 SSD関連では、AOTECHの変換ユニット「AOK-M2DPCIEX4WF」が出回っている。PCIe x4接続の基板に、PCIe x4接続とSATA接続のM.2 SSDスロットを各1基備えており、全体をファンつきのメタルカバーで覆う作りになっている。税込み価格は3300円前後だ。

 オリオスペックは「カバーと基板の間にある程度余裕があるので、薄めのヒートシンクなら張り付けて使えるんじゃないかと思います。そこそこリーズナブルですし、面白い選択肢ですよね」という。

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