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Ryzen Threadripper、2週間目の大幅値下げに「効果なし、もくしは逆効果」の声

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2017/08/28
Ryzen Threadripper、2週間目の大幅値下げに「効果なし、もくしは逆効果」の声: パソコンSHOPアーク、25日の価格表 © ITmedia PC USER 提供 パソコンSHOPアーク、25日の価格表

 8月10日22時に販売解禁となったAMDのハイエンドCPU「Ryzen Threadripper」(http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1708/14/news066.html)だが、2週間後の23日に大幅な価格改定が入った。上位の「1950X」が税込み15万8000円弱から13万8000円前後へ、下位の「1920X」が同じく12万5000円前後から11万1000円前後となっている。

 この動きは国内に限られたもので、複数のショップから「いきなりだった」といった感想を聞いた。某ショップは「我々んは補填が入りますけど、初回に買ったお客さんがつらいですよね……」とこぼす。

 Ryzen Threadripperは発売当初から海外サイトの販売金額との差が大きいと指摘されており、CPUはそちらで個人輸入して対応するX399マザーだけPCパーツショップで購入するといった動きもあったほど。今回の価格改定でCPUとのセット購入が増えていきそうだが、プラスの効果を期待するコメントはいまのところ少ない。

 別のショップは「この手の高価なパーツはコアな人が初回にバーッと買って、あとはゆっくり売れていく感じになります。だから、今さら値下げしても売れ行きにはほとんど関係しませんよ。むしろ第一波で入手した人たちの不興を買っただけじゃないかと思います。昔、R67/H67マザーみたいに発売後に不具合が見つかって回収ということもありましたが、ああいう早い者負けみたいな状況は避けるべきです。ましてや今回は技術的な問題じゃありませんからね。今後はなしにしてほしい」と怒りが収まらない様子だった。

●DDR4やSATAスロットに挿しても音質アップ! 予想外ヒットの音響パーツ

 ポジティブな話題性で目立っていたのは、中国メーカー・Elfidelityの音質向上パーツ「AXF」シリーズだ。DDR4スロットに挿す「AXF-75」と、PCIe x1/PCIスロットに両対応する「AXF-104ULTRA」、SATAドライブの中継位置につける「AXF-94ULTRA」の3モデルあり、税込み価格は順に5400円と4320円、3240円となる。

 3モデルとも、マシン内部を流れる電力ノイズを低減する構造になっており、ノイズが抑えられることでサウンドの質が向上する効果があるという。AXF-75を試したというオリオスペックは「本当に音がよくなっていて驚きました。電力ノイズが抑えられるということは、もしかしたら映像など他のアウトプットにも影響するのかも」とうれしそうに話していた。

 初回はお試しで少数入荷としていたショップが多かったが、いずれも予想外の売れ行きがあったという。オリオスペックは週末を待たずに売り切れ、金曜日の時点で再入荷をかけていた。

 パソコンSHOPアークは「価格が安くてちょっと試したくなることと、メモリスロットやSATA関連でサウンドの質が向上するという面白さが相まって注目を集めている感じですね。自作欲をかきたてるいいパーツだと思います」と高く評価する。

●イルミネーション対応マイクや収縮するHDDスタンド

 周辺機器でもユニークな新製品が登場している。

 ASUSTeKから売り出されているのは、ゲーム実況に向いたR.O.G.ブランドのUSBマイク「ROG Strix Magnus」。3個のマイクカプセルを内蔵しており複数人の収録もクリアにできる仕様で、3.5mmミニピンジャックも備えている。税込み価格は2万7000円前後だ。

 パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「USBマイクなのにAura Syncに対応していて、光らせ方をマシンなどと同期できるのがポイントですね。高価なだけに基本スペックも上々ですが、そのうえで見た目も気にする人が選ぶモデルじゃないかなと思います」と話していた。

 アイネックスからは、2.5/3.5インチドライブ用のHDDスタンド「HDE-09」がデビューしている。フロント部分をスライドすると隠れた端子が現れて、2台のドライブが同時に接続できるようになるのが特徴だ。2台装着時は1プッシュでクローンが作成できる。USB 3.0接続で、税込み価格は5000円前後となる。

 TSUKUMO eX.は「普段は1台用のスタンドに使って、クローンするときだけ2台にするといった使い方ができますね。意外とスライド式のHDDスタンドはなかったので人気が出るかも。使わない端子にホコリが被ったりすると嫌ですからね」とプッシュしていた。

●初のmicro ATX型X299マザー「X299M GAMING PRO CARBON AC」が登場!

 マザーボードで目立っていたのは、MSIの「X299M GAMING PRO CARBON AC」だ。Core X向けのX299マザーでは初のmicro ATXモデルで、税込み価格は4万2000円前後となる。なお、サポートしているのはCore X上位の「Skylake-X」(Core i9-7900X/Core i7-77820X/Core i5-7800X)のみである点は注意したい。

 CARBONの名のとおり黒を基調にした基板で、PCIe x16スロットに挟まれたM.2スロットはヒートシンクで覆われている。そのほか、サブのM.2スロットやIntel製のギガLAN、IEEE802.11acアダプタも搭載。イルミネーション機能「Mystic Light」もサポートする。

 ドスパラ パーツ館は「質実な作りで説得力のあるレイアウトですね。Core Xを構築するよい選択肢になると思います」と上々の評価を下していた。

 そのほか、ASRockからはRyzen向けのmicro ATXマザー「A320M-HDV」が登場している。税込み価格は7500円弱だ。パソコンSHOPアークは「メモリスロットが2基で、OC機能も省いているそうです。コストを抑えてRyzenを導入したい人には狙い目のマザーといえるかもしれません」という。

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