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Ryzen Threadripper登場! X399マザーだけ買う人も

ITmedia PC USER のロゴ ITmedia PC USER 2017/08/14 15:33
Ryzen Threadripper登場! X399マザーだけ買う人も: TSUKUMO eX.の価格表 © ITmedia PC USER 提供 TSUKUMO eX.の価格表

 8月10日22時、AMDのハイエンドCPU「Ryzen Threadripper」が予定通り発売となった。上位の「1950X」は税込み15万8000円弱、下位の「1920X」は12万5000円前後となる。街全体の在庫は潤沢とはいえないまでも、売れ行きと照らし合わせて十分な数量といえそうだ。

 いずれも新ソケット「Socket TR4」に対応し、PC4-21300(DDR4-2667)までをサポートする。レーン数は64で、TDPは180Wだ。CPUクーラーは同梱しない。上位の1950Xは16コア/32スレッドで、動作クロックは標準3.4GHz/ターボ4.0GHz。下位の1920Xは12コア/24スレッドで、標準3.5GHz/ターボ4.9GHzとなる。

 初回の反響は「狭く、深く」といった印象だ。深夜販売イベントを行ったパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「AMDのハイエンドをずっと待っていた人が満を持して買いに来られるという感じですね。性能も前評判通りですし、期待値も高いと思います。ただ、高価なので一般に広がっているかといったらそうではないですね」という。TSUKUMO eX.やドスパラ パーツ館など、他の深夜販売イベント実施店舗でも同様のコメントをもらった。

 その高価さもあり、コアなユーザーには個人輸入での入手をはかる人もいるそうだ。某ショップは「元は1950Xで999ドルということで、国内代理店の保証はいらないので海外から個人で安く仕入れようという人もいますね。そういう方は、対応マザーだけ買っていかれます。マザーはメーカー保証がほしいということで」と明かしてくれた。

●X399マザーは主要メーカーから5モデルが一斉に登場!

 Ryzen Threadripperに対応するX399マザーは、発売前の予想よりも多いラインアップと数量がそろっている。

 CPUと同じタイミングで予約受付が始まったMSIの「X399 GAMING PRO CARBON AC」(税込み5万7000円強)のほか、ASRockの「X399 Taichi」(同5万3000円前後)と「Fatal1ty X399 Professional Gaming」(同6万7000円前後)、ASUSTeKの「ROG ZENITH EXTREME」(同6万9000円前後)、ギガバイトの「X399 AORUS Gaming 7」(同5万3000円前後)が店頭に並んでおり、主要メーカーのモデルが選べる状況になっている。

 ラインアップは多いがモデル単位でみると入荷数は少なめで、人気モデルは一時的に入手困難になる可能性がある。TSUKUMO eX.は「いまのところはROG ZENITH EXTREMEに注目している人が多い印象ですが、そこまで明確な人気差は出ていないと思います。いずれにしろCPU以上に競争率が高いのは確かなので、狙っているモデルがあれば早めの確保が重要だと思いますよ」と話していた。

●マザー斜め固定でショーアップ! COUGARからオープンフレームケースがデビュー

 Ryzen Threadripper以外では、COUGARのオープンフレームケース「CONQUER」が目立っていた。255(幅)×685(奥行き)×580(高さ)mmのATXケースで、税込み価格は4万5000円弱となる。

 マザーボードを背面パネルが下向きになるように斜め固定する仕様で、フロントや上面にも傾斜がついている。左右側面には強化ガラスを採用し、底面と背面にはプレートがない。

 展示しているドスパラ パーツ館は「角度をつけることでパーツに動きが出せるので、ディスプレイ性を意識する人には面白いケースだと思います。最近はこうしたオープンフレームのケースも普通に個人の方に人気がありますからね。いろいろな人に見てもらいたいです」と評価していた。

 また、Antecからも左側面に強化ガラスを採用したケースが登場している。ATX対応の「P8」で、税込み価格は1万円弱となる。

 210(幅)×470(奥行き)×443(高さ)mmのコンパクトなボディーながら、360mmの水冷ラジエーターが搭載可能で、390mm長のカードまで挿せる。同店は「シンプルな外観のAntecらしさを維持しながら強化ガラスを採用したバランスのいいモデルです。1万円で買えるのも魅力ですよね」とこちらもプッシュする。

●「淡い面的な光り方がイイ」――REEVENの光るファンに高い評価

 汎用ファンは、REEVENから光るファン「KIRAN」が売り出されている。7色の発光ができる12cmファンで、LED切り替えスイッチを搭載している。税込み価格は1600円前後だ。

 TSUKUMO eX.は「他の光るファンと比べて面的に淡く光る印象です。マザーメーカーなどのイルミネーション機能には対応しませんが、これくらいの光り方を求める人もけっこういると思います。まだ目立っていませんが、もっと売れてもいいポテンシャルがありますよね」と高く評価していた。

 なお、同社からは、赤と青、白で光る12cmファン「ZEPHYROS」も登場している。税込み価格は各色700円強だ。光り方はKIRANとは異なり、LEDライトの発光点がくっきり見えるデザインとなっている。

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