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SOHOや中小企業で使えるオンライン帳票作成サービスを試す(RaQool編)

ITmedia NEWS のロゴ ITmedia NEWS 2014/06/09 ITMedia

 「RaQool(ラクール)」は、オンラインで請求書を作成、送信が行えるサービスだ。PDFのダウンロードやメール添付での送信のほか、有料オプションで郵送にも対応していることが特徴だ。

●RaQoolのいいところ

・分かりやすい作成フロー

・インクリメンタルサーチの採用で、顧客情報が増えても検索しやすい

・郵送にも対応(1通210円)

●RaQoolの課題

・請求書のテンプレートが少ない

 作成できる帳票は、請求書と見積書の2種類。初回ログイン後にはまず自社情報の入力ウィザードが表示され、事業者名や住所、締日や振込先といった情報を入力する。なるべく入力のハードルを下げようとする工夫が感じられる。完了するとホーム画面が表示され、各種機能が利用できるようになる。

 請求書を作成するには「請求書作成」をクリックし、宛先、発行日、支払期限、請求番号を入力したのち、明細を入力する。顧客はこの画面で新規に入力できるほか、あらかじめ登録しておいた呼び出すこともできる。顧客の呼び出しはプルダウンではなくインクリメンタルサーチなので、件数が増えても呼び出しやすい一方、件数が少ない場合はやや面倒に感じられる。よく使う項目を登録しておくことも可能だ。

 作成した請求書は「請求書管理」に表示され、メール添付での送信、もしくは郵送(1通あたり210円)を選択できる。ダウンロードボタンはなく、いったんPDFのプレビュー画面を表示してから手動で保存する。請求書送付および入金のステータスもこの一覧画面で管理できるが、いったんステータスを済に変更すると元に戻せないので注意が必要だ。また他サービスにあるような売上をグラフ表示する機能はない。

 顧客名と請求先名が異なる場合の宛名が入力できたり、敬称を「御中」「様」から選べるなど細かいところまで配慮されており、フローも全体的に分かりやすい。一方で、過去の請求書をコピーして新たな請求書を作成する機能がなかったり、メール送信時のテンプレートが用意されていなかったりするのはマイナスだ。

 トータルの使い勝手は悪くないだけに、現時点で実装されていない源泉・復興税の入力機能も含めて、さらなるブラッシュアップを期待したいサービスだ。

[山口真弘,Business Media 誠]

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