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Windows 8とSurfaceを求め長蛇の列――Microsoft Storeがタイムズスクエアに開店

2014/09/19

熱狂に包まれたMicrosoft Store期間限定オープン

東京秋葉原のWindows 8深夜販売に負けない盛り上がりを見せるタイムズスクエア

 マイクロソフトは10月25日、米ニューヨーク市マンハッタン・タイムズスクエアで、期間限定のMicrosoft Storeをオープンした。

 同社は元ウォルマート幹部だったケビン・ターナー氏率いる流通チームが全米にリアルストアを展開している。今回は「Windows 8」と「Microsoft Surface」の発売に合わせて、文化、経済の中心地であるニューヨークに店を構え、ユーザー体験を大きく変えることになるWindows 8とWindows RTを消費者にダイレクトに訴求する戦略を強めていく。

 同社は10月26日のWindows 8発売日に、全米で48店舗を追加の常設店として営業を開始した。計60店舗でマイクロソフト製品、そしてWindowsを搭載するパートナー企業のコンピュータ、周辺機器などを販売する。

 25日夜10時のオープン前、Microsoft Storeニューヨーク店に向かうと、そこにはおなじみの長蛇の列。米国では"Camper"と呼ばれる彼らの先頭は、2日前から並んでいたという。人通りの多いタイムズスクエアだけに、どこからどこまでが並んでいる人たちなのか判別できないが、かなり多くの人が列を作っていたことは間違いない。

 この日、マイクロソフトはタイムズスクエアにある大半のディスプレイをジャック。中心点から周囲を見渡すと、主要な巨大ディスプレイのほとんどにWindows 8の広告が入る演出を行った。道行く人は何が起きたのか分からない人もいただろうが、中にはWindows 8とSurfaceを求めてカップルで列に加わる人もいたようだ。

タイムズスクエアの巨大ディスプレイほとんどをWindows 8がジャック(写真=左)。オープンを待つMicrosoft Storeニューヨーク店の前は、この人だかり(写真=右)


 オープン後の2時間、店内へ順番に購入者を誘導し、さながら戦場と化した混乱の最中にあるMicrosoft Storeに入店した。この辺りは発売イベントに慣れた日本の量販店と比べるまでもない効率の低さだ。

 とはいえ、それでも飛ぶように売れ続ける。Windows 8、Microsoft Surfaceは翌日の発売のため、購入者はいったん外出し、深夜0時以降に再び店内に戻って商品をピックアップした(のだが、店内は相変わらず購入希望者でごった返していたため、商品ピックアップのために別の列を作らざるを得ない混乱に……)。

 取材で列に並ぶことができないプレス関係者は、別途注文することが許されたため、筆者もほかの方々から頼まれた数台をまとめて購入したが、レジの空きが出るのを待たねばならぬ状況。0時10分前に店舗へと戻り、ピックアップして店を出るまでに30分以上かかったが、それでも長蛇の列が残っていた。

オープン後もしばらく店外に長蛇の列

広い店内もWindows 8やSurfaceの購入希望者で埋め尽くされ、混乱が続く

Surfaceのキーボード付きカバー、どちらを選ぶ?

 日本で発売されていないSurfaceを購入できる人は限られているだろうが、現時点で4台を購入している筆者から、いくつか購入オプションを選ぶための情報を提供したい。

 軽量で薄い「Touch Cover Keyboard」は、デザイン面でも、技術的な面でも、なかなか興味深い仕上がりだ。ペラペラの板がキーボードになり、トラックパッドにもなるというのは、なかなか新鮮な驚きがある。

 しかし、もう1つのオプションである「Type Cover Keyboard」のデキがすこぶるいい。通常のノートPCと同じようにタイプできるはずだ。やや重く、厚くなるが、それはあくまで比較の問題。本体が680グラムと軽量なこともあり、ほとんど気にならない。キーボードの利用頻度が高いなら、迷わずこちらを選ぼう。ただし色は黒(カバー部は濃いグレーの不織布)しか選べない。

 これらキーボードはひっくり返すと反応しなくなり、タブレットとしての利用を阻害しない。いずれにしろ、Surfaceを購入するならば、本体だけを買うのではなく、どちらかのキーボード付きカバーを選んでおくほうがいいと思う。

「Touch Cover Keyboard」(写真=左)と「Type Cover Keyboard」(写真=右)


 また、内蔵ストレージの空き容量も報告しておこう。64Gバイトモデルの空き容量は45.8Gバイト、ドライブ全体の容量は54.1Gバイト(リカバリ用、EFIの合計で4Gバイトほどを消費しているため)となっていた。

 ただし、本機にはmicroSDメモリーカードスロットが搭載されており、ここにカードを装着することでデータ用ドライブにすれば、容量不足はあまり感じない。クラウドサービスに逃がす手もあるので、それなりに工夫すればあまり困らず済むと思う。

メリンダ・ジョージ店長

 さて、現場の熱に当てられてか、自分でも64Gバイトモデルを買ってしまったのだが、最後にMicrosoft Storeニューヨーク店の店長、メリンダ・ジョージさんにインタビューした。メリンダさんによると、ニューヨーク店の準備はこの1カ月で行ったとのこと。

 多くの人が集まると思われるタイムズスクエアは、期間限定のストアだが、終了期日は未定だ。全米に展開するほかのMicrosoft Storeから研修生を招き、接客や商品説明などのトレーニングを常時行っていくという。「そこに商品の魅力を伝えなければならない相手がいる限り、全米の店舗はさらに増やしていく。これは米国だけに限ったものではなく、Microsoft Storeは海外にも展開する」(店長)

 日本での展開は未定だが、その前にSurfaceの扱いをどうするのか。日本の場合、先に解決しなければならない問題がいくつか残っている。

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