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X JAPAN、アコースティック形式でツアー決行 YOSHIKI「前に進んでいないと生きていけない」

Real Sound のロゴ Real Sound 2017/06/09 株式会社ブループリント
© Real Sound 提供

 X JAPANによるライブツアー『X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X』の緊急記者会見が6月9日都内で行われ、メンバーのToshl、PATA、HEATHの3名が登壇。同バンドのリーダー・YOSHIKIも、アメリカからの国際電話で参加した。(関連:X JAPAN、『SONGS』で見せた“無限の可能性” 結成35年経た今も続くバンドの挑戦) YOSHIKIの頚椎人工椎間板置換手術により開催が協議中であった同ツアー。会見の冒頭でToshiは、「ドクターや関係者の方々の意見を聞きながらどうするのか話し合いました。その結果、コンサートをなんとか前向きにやろうということになりました」とツアーの開催決定を発表した。続けてドラム演奏が困難な状況にあるYOSHIKIがピアノでツアーに参加する旨を説明し、ツアータイトルを『X JAPAN WORLD TOUR 2017 WE ARE X Acoustic Special Miracle~奇跡の夜~6DAYS』と改め、コンサートの構成も「基本的にはアコースティックのセッションにする方向で話を進めている」と語った。なお、アコースティック形式でライブを行うのは、X JAPAN史上初とのこと。 ツアーの開催を延期する考えもあったと語るToshi。「(YOSHIKIが)長いリハビリを乗り越えるにあたって目標を持ちたい、と僕に何度も持ちかけてきました。目標を持つことが自分の活力、生きる力に繋がる。目標を持ってファンの方々と素晴らしい時間を保ちたい、と彼自身が強く希望していた」と、YOSHIKIの強い意志によってツアーの開催が決定したことを明かす。 PATAは「実際、まだいまいちよくわかってないんです(笑)。ただ、来ていただいたファンの方々が納得できるコンサートをやりたい」とライブへの意気込みを語り、HEATHも「どんな状況になってもベストを尽くしていきたい。応援のほどよろしくお願いします」とコメント。スケジュールの都合で記者会見を欠席したSUGIZOからは、「どんな状況であろうとも全力を尽くします。どんな苦境になろうとも全霊で臨みます。それが僕の役目だと思います」というメッセージが寄せられた。 会見の中盤には、YOSHIKIが国際電話で参加。YOSHIKIから「元気?」と問われたToshiは、「それはこっちのセリフです(笑)」と微笑みながら返答した。続けてYOSHIKIは「自分は前に進んでいないと生きていけないタイプの人間で、僕のわがままなんですけど、ぜひコンサートをやらせて欲しい」とツアー開催の経緯を語り、続けて「ただドラムは叩けない。今後叩けるかどうかも今はわからない。でも、まずはピアノを演奏して次の目標に向かっていきたい」とコンサートへの想いを語った。 手術直後のYOSHIKIについてToshiは、「想像以上にフィジカルや精神に与える痛みが大きかった。衝撃的な手術を行ったので当然ですが、喋られないくらいネガティブになっている時期もあった」と説明。Yoshikiは「やっぱり止まっているとどんどん落ち込んでいく。これまで何があっても前に進んできたので、止まることは終わることだと思っていた。今はコンサートに向かっていることがなによりもリハビリになっている」と前向きな気持ちをアピールした。 手術後は呼吸や歩くこともままならなかったと語るYOSHIKI。現在の身体の具合を問われると「今はゆっくりと歩くこともできるが、完全に回復するのは6カ月かかると言われている。ピアノも今までのように弾くことはできるが、痛みが伴うため強いアクセントは難しい。ただ、ステージに立てばピアノでもドラムでも、必ず感動を与える自信があります」と術後の経過を報告した。 6日間に渡り行われるツアーの日程についてYOSHIKIは、「Toshi、大丈夫なの? 6DAYSなんて。PATAも大丈夫なの? 病み上がりで」と心配すると、PATAは「俺が言うのもなんだけど、お前が大丈夫かって話だよ(笑)」とツッコミを入れる。するとYOSHIKIは「なにこの病人バンド」とぼやき、PATAが「年に1回ずつ誰かが手術するバンドはやめようよ」と提案すると、Toshiも「やめよう」と同意した。 8月にプレミアムディナーショーを予定しているYOSHIKI。今後のライブついては「今発表されているものはすべてこなしたいと思っている」と開催の意志を表明。また、新作のアルバムについても「手術の2日目からスタジオに戻っています。ドラムとボーカルのレコーディングは終わっているので、ゆっくりですが今は編集作業を進めている」と明かした。 最後にToshiは、「彼を全力でサポートして、晴れやかにステージに立つことを目指していきたい。この時期にしか見れないエックスジャパン、スペシャル。それを共有して感動していただけたらと思う」とツアーへの意気込みを語った。 ライブ内容の変更に伴い、希望者からはチケットの払い戻しも受け付けている。また、7月17日に行われるファイナル公演の模様は、WOWOWで生中継されることも決定した。(泉夏音)

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