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伝説のスティック PC に待望の後継機登場! 第二世代「m-Stick MS-CH01F」はここが進化した!!

マイクロソフト のロゴマイクロソフト 2016/03/16

リビングの大画面テレビに挿すだけで、あっという間に PC に変身させてしまう「スティック PC」。その“元祖”であるマウス「m-stick」シリーズ (2014 年 12 月発売) に、待望の第二世代モデルが「m-Stick MS-CH01F」が登場しました。第一世代目の時点で既に基本的な部分は完成されていた「m-Stick」ですが、新製品ではどのあたりが進化したのでしょうか。その詳細をさっそく検証してみました。

そもそも「スティック PC」とは?

「m-Stick MS-CH01F」の進化点をチェックするまえに、改めて「スティック PC」がどのようなものなのかを改めて確認しておきましょう。

まず、その本体形状ですが、スティック = 棒というよりも、やや大きめの USB メモリーといった方がイメージしやすいかもしれません。この手のひらサイズのボディ (以下写真) に PC 本体としての機能が凝縮されているというのは、分かっていても驚きです。

手のひらサイズ
その使い方はとてもシンプル。本体側面に配置された HDMI 出力端子をテレビの HDMI 入力端子に差し込み、AC アダプターから電源をとるだけで OK (ほか、必要に応じてキーボードやマウスを接続する必要があります)。これだけで自宅のテレビが PC に変身してしまうというのだから驚きです。

挿入したところ
準備が済んだら「m-Stick MS-CH01F」とテレビの電源を入れてあげましょう。あとは普通の PC と全く変わりません。これまでテレビ番組が表示されていた画面に Windows (もちろん最新版の Windows 10) が表示されるのはなかなかに新鮮でした。音声もテレビのスピーカーから再生されます。

Windows 10 起動画面
ちなみに内蔵ストレージは 32 GB のフラッシュメモリー。たくさんのデータを保存したい人にはやや心許ない数字なのですが (購入時の空き容量は約 18 GB)、そこはオンラインストレージサービスなどを利用すれば問題にならないでしょう。micro SD メモリーカードスロットも付いているので、これを一時的なデータ保存領域とすることも可能です。

MS-CH01F はここが進化した!

では、従来モデルと比べて第二世代目の「m-Stick」はどこが進化したのでしょうか。まず大きなところでは CPU が最新世代のモバイルプロセッサ「Atom x5」にパワーアップしています。これによって、全体的な操作感が大きく向上。第一世代モデルではウィンドウを開いたり閉じたりするといった日常動作でももたつくことがあったのですが、本機ではそれが完全に解消されています。また、本体背面に空冷ファンが搭載されているので、動画再生などハードな作業をさせても安心。本体内部温度向上による速度低下が起きにくいようになっています。

空冷ファン
また、本体側面 USB ポートが 2 系統に増強されたのもグッドニュース。従来モデルは USB ポートが 1 系統しかなかったため USB キーボードなどを装着するとほかに何も利用できなくなってしまっていたのですが、本機では USB キーボードとデジカメを同時に接続するなどといったことができるようになりました (これまではそういった使い方をするためには別途数千円する USB ハブを購入するか、いったんキーボードを抜いてデジカメを接続する必要がありました)。しかも USB 端子の片方は高速な USB 3.0 対応。外付 HDD や高速な USB メモリーなどと素早くデータをやり取りすることができます。

USB 端子
さらに、従来モデルでは非対応だった無線 LAN の最新規格「IEEE802.11ac」にも対応。オンラインストレージなどともより高速にやりとりできるようになりました (ただし、家庭内の Wi-Fi 環境が同規格に対応している必要があります)。もちろん Bluetooth にも対応しているので、ワイヤレスキーボードやマウスを接続することも可能です。

もし接続しているテレビに「ゲームモード」が搭載されている場合は、ぜひともそれを使うようにしてください。最近のテレビでは高画質化のためにテレビ内部で高画質化処理を行なっているのですが、PC のディスプレイとして使う際にはこれが邪魔になるのです。処理の際に発生するコンマ数秒の遅延が利用感を大きく損なってしまうので、これをカットする「ゲームモード」に切り替えてあげると、より快適に利用できるようになりますよ。

ゲームボード

まとめ

長所をそのままに、気になっていた弱点を一通り解消してきた第二世代「m-Stick」。細かい機能向上のように思えますが、その効果は絶大でした。特に最新世代 CPU 搭載によって動作感がキビキビと快適になったのが気に入りました。これによってメールに返信したり、Web サイトを見たり、Office アプリ (別売) を使ったりといった基本操作がストレスなく行なえるように。USB 端子が 2 系統に増えたことも合わせ、“快適にふだん使いできる PC”になったと言えるでしょう。また、驚異的にコンパクトなので、帰省時などにカバンの中に入れておけば、いざ急に PC を立ち上げなければならなくなっても安心。実家やホテルの液晶テレビを即座にマイPCとして使えるようにしてくれます。

もちろん、2 万円強で購入できるという超・ハイコスパも大きな魅力の 1 つですね。 そんな本機をおすすめしたいのは以下のような人たち。

・大画面で使いたいがデスクトップPCは置き場がないという独身ビジネスパーソン

・きちんと使える PC が欲しいけれど予算が (置き場も) ないという学生さん

・全員で共有できる大画面 PC をリビングに置きたいというファミリー層

特にファミリー層には「省スペース」や「ハイコスパ」以外の意味でもおすすめ。ノート PC のディスプレイ (大きなものでもせいぜい 17 型前後) とは比べものにならない、大きなテレビ画面で PC を使えるのは快感ですよ。デジカメで撮った写真や動画などを家族みんなで楽しむためのツールとしても大活躍してくれるでしょう。

テレビの大画面で写真を表示

  

■山下達也 (やました たつや) <IT ライター>

PC、携帯電話、カメラ、AV 機器など幅広いジャンル (電源の入るもの全般) で活動するデジタルグッズライター。「デジモノステーション」などの情報誌を中心に、Web メディアや広告などでも執筆を行なっている。

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