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「ブレーキはかけない」石川遼、崖っぷちで今季ベストスコア

GDO のロゴ GDO 2017/08/17
2017年 ウィンダム選手権 初日 石川遼 © GDO 提供 2017年 ウィンダム選手権 初日 石川遼

◇米国男子◇ウィンダム選手権 初日(17日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

シーズンのベストスコアがレギュラーツアー最終戦で飛び出した。石川遼は前半2番で左セミラフからの2打目をグリーン右のクリークに入れてダブルボギーを先行させながら、その後に巻き返して「66」。4アンダーの18位タイとまずまずのスタートを切った。

序盤から巻き返しを強いられた石川は、目の前のプレーに冷静に対処した。5番(パー5)で最初のバーディを決めると、手前から10mのスライスラインを読み切った7番(パー3)から2連続バーディ。「長いバーディパットを入れた後の8番も良いショットが打てた。自分の気持ちにブレーキをかけてしまうような精神状態ではなかった」と、攻める気持ちを保ったままプレー。この日のグリーン上では前日に決めたクロスハンドでパターを握り、チャンスをものにした。

ここ6試合で予選落ちを喫して成績は低迷。「自分のメンタルでブレーキをかけるところが最近あったと思う。80点のショットで満足したりしていた」と、知らず知らずのうちに気持ちは内向きになっていた。「あまりスコアを考えずに、一打、一打、自分の目指す最大限を、それ以上を求めて」いると、不思議と好スコアがついてきた。後半15番(パー5)では残り223ydの第2打で4Iを振り抜き、左奥から手前に下るグリーンの傾斜も利用して、ピン左2.5mにピタリ。「110点あげても良い」というショットでイーグルを決めた。

次週から米ツアーはポストシーズンに入る。フェデックスカップポイントランキング上位125位までの選手が来季のフルシードを獲得し、プレーオフシリーズに進出。175位の石川の条件は今大会で2位以内とハードルは高く、下部ツアー選手との全4試合の入れ替え戦(ウェブドットコムツアーファイナルズ)に回ることが濃厚となっている。

初日の好発進で、奇跡的な滑り込みを期待するのは気が早いとはいえ、決勝ラウンド進出は先につながるはず。最後に4日間プレーしたのは、約4カ月前の4月「バレロテキサスオープン」(72位タイ)。入れ替え戦の各試合で“息切れ”するわけはいかない。

周りが演じるバーディ合戦も、石川を油断させない。トップのマット・エブリーは9アンダーをマーク。「あしたも『こういう風になればいいな』というのはあまり考えず、一打、一打、100点以上のものにトライしていきたい」。自分のポジションが、戦う場所がどこであろうと、この姿勢だけは崩すわけにいかない。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)

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