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【球界ここだけの話(1028)】ダルの強みは自己分析力と練習の“工夫力” 現時点で最重要課題は結果

サンケイスポーツ のロゴ サンケイスポーツ 2017/09/14
【球界ここだけの話(1028)】ダルの強みは自己分析力と練習の“工夫力” 現時点で最重要課題は結果: ダルビッシュ有 © サンケイスポーツ 提供 ダルビッシュ有

 全米が注目したダルビッシュ有投手(31)のトレード移籍。1988年以来、29年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すドジャースのユニホームを着てから、約1カ月半が経過した。移籍後の成績は2勝3敗、防御率5・34と周囲の期待通りではない。それでも言葉をかみ締めるように語った。

 「フラストレーションがたまるというより、野球だけじゃなくて、人生もそうですけど、誰だって死ぬまでうまくいくことなんてないので、これも僕の人生の一部。うまくいっていない人生の一部ですから、受け止めています。ただこれに自分があきらめないと決めている。自分はずっと戦っています」

 リリースポイントの高さ、肘の位置、踏み出す左足の場所などをチェックしながら、投球フォームの試行錯誤を続けている。全体練習よりも前にグラウンドに姿をみせ、ジョギングやダッシュ、キャッチボールを繰り返す日々。今ある現実を直視しながら、考え、そして実行して、また考える流れを繰り返す日々を過ごしている。

 「本当に(うまくいかない現実から)逃げるんじゃなくて、誰でも今まで1回もミスがなく、苦しい時期がなかった人というのはいない。僕も今まで(失敗したことは)何回もありますから。そういう時期の一部、人生の勉強だな、というふうに思っています」

 時間がたてば、悩みが解決し、技術が向上するだろう、という安易な雰囲気で発している言葉ではない。「今の状況を乗り越えれば、強くなれるか、といったらそれも分からない」。目の前の課題をクリアするように努めるだけだ。その成果もあり、自身の状態については「どうしようか? と考えているような段階じゃなく、考えることは少なくなってきた。1週間、10日前とは違う」と改善への手応えは確実にある。では、現時点での最重要とする課題とは-。

 「結果(を出すこと)、ですね」

 自己分析力と練習の“工夫力”がダルビッシュの強み。それが、好結果となって結実する日は近いはずだ。(山田結軌)

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