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【球界ここだけの話(1401)】胃がんからの1軍復帰目指す広島・赤松 夏場に苦しむも道なき道を進む

サンケイスポーツ のロゴ サンケイスポーツ 2018/09/23 13:05 株式会社 産経デジタル
【球界ここだけの話(1401)】胃がんからの1軍復帰目指す広島・赤松 夏場に苦しむも道なき道を進む: 広島・赤松真人外野手 © サンケイスポーツ 提供 広島・赤松真人外野手

 広島・赤松真人外野手(36)が、前例のない胃がんからの1軍復帰を目指して挑戦を続けている。9月中旬の山口・由宇練習場。2軍の若手とともに汗を流す赤松を直撃した。

 「結果が出せると思っていましたが、出せませんでした。僕を応援してくださったファンの方々には、申し訳ございません」

 3月18日のウエスタン・中日戦(ナゴヤ)の八回に代走で出場して、2016年10月のクライマックスシリーズ以来約1年半ぶりの公式戦復帰を果たすと、4月30日のオリックス戦(シティ信用スタジアム)では初安打&タイムリー。7月21日のオリックス戦(富田林)では今季1号を放つなど復活をアピールしたが…。

 9月22日時点でウエスタン53試合に出場し、打率・224、1本塁打、5打点、4盗塁。1軍は絶対的レギュラーの丸、鈴木に加えて野間、バティスタの怪物クラスが控えるだけに、割って入ることはできなかった。

 本人ももどかしさを感じている。もともとは俊足や強肩などの身体能力を生かしたプレーを持ち味としているが、現在も抗がん剤治療の後遺症による手足のしびれや、胃を半分切除したことによる体力低下などで動きは制限されている。特に記録的な猛暑が続いた夏場は「耐えられないぐらいのしんどさがあった」と振り返る。

 25年ぶりのリーグ優勝を果たした2016年の12月28日に広島市のマツダスタジアムで会見を開き、胃がんを患っていることを公表した。翌17年1月に広島市の病院で胃の半分を切除する手術を受け、半年間の抗がん剤治療に入った。7月に3軍として大野練習場でリハビリを開始し、今年2月の春季キャンプから現在に至るまで2軍メンバーとして奮闘している。

 シーズンの最後の最後まで1軍復帰を諦めていない赤松は「2軍の練習についていって、少しでも結果を残せるようにしたい」と力を込める。カープファン、がん患者の希望の星を目指して、道なき道を進む。(柏村翔)

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