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高木美帆、日本女子初の1大会複数メダルへ「いろんな思いをかみしめるのは全部終わってから」

スポーツ報知 のロゴ スポーツ報知 2018/02/14 07:02 スポーツ報知/報知新聞社
銀メダルを手に笑顔の高木美(左は金メダルのブスト) © スポーツ報知/報知新聞社 銀メダルを手に笑顔の高木美(左は金メダルのブスト)

 スピードスケート女子1000メートルは14日に行われる。日本女子のWエースは13日、江陵オーバルで最終調整。12日の女子1500メートルで銀メダルに輝いた高木美帆(23)=日体大助手=は、日本女子初の1大会複数メダルに挑む。女子初の2冠を狙う世界記録保持者の小平奈緒(31)=相沢病院=も初のメダルへ手応え。12日は冬季五輪で日本最多となる3個のメダルが生まれたが、他にも有望種目が控える14日は記録更新に期待が高まる。

 高木美が女子1500メートルから一夜明け、スピードスケート個人種目で日本女子初の銀メダルの重みをかみしめた。時おり笑みも浮かべながら氷上で約30分の調整を終えると、平昌五輪スタジアム近くの広場で行われたメダル授与式に出席。「ミホ・タカギ」のアナウンスに手を振り、表彰台にジャンプして飛び乗った。初めて手に入れたメダルの裏表を何度も変え「今さらなんですがこれ、どっちが表ですか?」とおどけた。

 今季W杯4戦4勝の得意種目だった女子1500メートルは、喜びと悔しさが入り交じった銀メダルだった。1分54秒55と低地の自己ベストを更新したが、金メダルのブスト(オランダ)に0秒20届かず。14日の1000メートルで雪辱を期すとともに、オールラウンダーならではの試練にも挑む。

 10日の3000メートルで5位に入り、12日は1500メートルで銀メダルを獲得。表彰式やメダリスト会見が終わると深夜0時を回っていた。翌日も午後1時に選手村から会場の江陵オーバルに戻って練習し、7時には車で約1時間ほどの距離にある平昌で行われたメダル授与式に駆けつけた。しかも山間部の会場は屋外。10分ほどだったが日も暮れ、強風で雪が体に吹きつける厳しい環境だった。

 中1日の強行日程で臨む1000メートルは今季W杯に3度出場し、いずれも小平に次ぐ2位だった。小平が第4戦で世界新を出した際は同走。悔しさを味わっただけに、燃えるものがある。「いろんな思いをかみしめるのは全部終わってからかな」。日本女子初となる1大会2つ目のメダルは、色にもこだわる。(林 直史)

 ◆日本女子の複数メダル 冬季五輪では92年アルベールビル五輪の橋本聖子(銅メダル)以降13個のメダルを獲得しているが、1大会で複数獲得選手はいない。男子では個人、団体を含め94年河野孝典(ノルディック複合)、98年船木和喜(ジャンプ)、原田雅彦(ジャンプ)、清水宏保(スピードスケート)、14年葛西紀明(ジャンプ)の5人。夏季の女子では84年ロサンゼルス五輪シンクロナイズドスイミングの元好三和子(ソロ&デュエット銅)ら12例。

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