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これが農業の近未来、ドローンで稲作管理「見える化」 岡山の水田で実証実験

産経新聞 のロゴ 産経新聞 3日前
これが農業の近未来、ドローンで稲作管理「見える化」 岡山の水田で実証実験: ドローンを活用した稲作管理。水田全体の稲の生育状況が計測できるという=岡山県鏡野町 © 産経新聞 提供 ドローンを活用した稲作管理。水田全体の稲の生育状況が計測できるという=岡山県鏡野町

 小型無人機「ドローン」を稲作管理に活用した実証実験が、岡山県鏡野町の水田で始まっている。空撮で得られたデータで、水田全体の稲の生育状況が一目瞭然となる「見える化」により、作業効率の向上や省力化、収量増への期待がかかる。

 実験は、農家の高齢化や後継者不足など労働力不足が深刻化する現状や、大規模化していく農業を背景に、情報サービス事業の両備システムズ(岡山市)が、ドローンジャパン(東京都)や農業法人「本山精耕園」(鏡野町)などと合同で実施している。本山精耕園が管理運営する水田約4ヘクタールで行われ、特殊カメラを搭載したドローンが、水田の上空約60メートルを飛行しながら11〜12メートル間隔で撮影。稲の光合成が、どの程度活発に行われているかを計測する。

 計測データを解析すると、光合成が活発に行われている部分は濃い緑色で、薄緑、黄、赤色になっていくにつれ、活発でない状態を明示。生産者はパソコンやスマホでこれらの状況を把握し、生育状態が悪い箇所にピンポイントで追肥したり、刈り入れのタイミングを把握したりする。

 計28ヘクタールで稲作に取り組んでいる本山紘司代表は「提供されるデータはわかりやすく、広範囲の生育状況が把握でき、非常に効率的。ドローン導入で新しい農業、おもしろい農業に挑んでいきたい」と意気込む。

 ドローンジャパンによると、実験は全国では7例目。西日本では初といい、10月末ごろまで週1回のペースで実施する実験データを基に、両備システムズは来春にも本格導入を目指したいとしている。

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