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EdgeブラウザのChromiumベース移行、マイクロソフトが正式発表。Macなど他OSにも提供へ

Engadget 日本版 のロゴ Engadget 日本版 2018/12/07 17:00

Microsoft © AOL Inc. 提供 Microsoft マイクロソフトが、Windows 10の標準ウェブブラウザであるEdgeをChromiumベースのブラウザへと変更することを正式に発表しました。ChromiumはGoogleがオープンソースプロジェクトとして開発しているウェブブラウザ。ChromeブラウザはChromiumにプロプライエタリなコンポーネントを付加して構成されています。

この変更によって、Edgeブラウザのレンダリングエンジンは独自のEdgeHTMLから、Chromiumが使用するBlinkへと切り替わります。マイクロソフトは、今後「Chromiumベースのブラウザのためのウェブプラットフォームの機能強化に貢献する」と述べています。また、マイクロソフトは「ARMベースのWindowsでのブラウザ開発のためにChromiumプロジェクトへの貢献を開始した」とブログ記事に記しています。この動きは11月にうわさとして報じられており、その後12月に入ってEdgeブラウザがChromiumベースになるという話へと発展していました。

新たにChromiumベースに生まれ変わるEdgeブラウザですが、これまでサポートしてきたInternet Explorer互換表示機能の提供は継続されるとのこと。したがって企業向けのウェブアプリケーションなど、Internet Explorer専用に構築された古いウェブページとの互換性も維持されるとのことです。

一方、MacやLinuxでも動作するChromiumの採用により、Edgeブラウザも今後はWindows 10以外のOSへと対応の拡大が進められます。マイクロソフトはオープンソースの強みを活かし、ARM64のサポートやウェブのアクセシビリティ、タッチサポートを含むPC以外のハードウェアとの連携も継続的に作業を進めていくとしています。

Windows 10標準ブラウザのEdgeがChromium陣営に参加したことにより、ウェブブラウザの勢力図はChrome、Firefox、Safariの3強時代となります。ただ、インターネット上のブラウザシェアで言えばChromeがすでに約68%を占めており、Edgeは約4%にすぎません。

さて、この発表で一番喜んでいるのはウェブ制作に携わる人々かもしれません。ウェブサイトのデザインはブラウザのレンダリングエンジンによって表示が食い違わないよう、細心の注意を払って行われます。表示確認をしなければならないブラウザがひとつ減れば、そのための時間を別の作業に回せるようになり、効率的になるはずです。

ちなみに、今回の発表によってWindowsユーザーがしなければならないことは何もありません。もし、早く試してみたいと思うのであれば、プレビュー版がリリースされたら導入してみると良いでしょう。

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