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【翔タイム!大谷】秒読みに入った二刀流復活 全米で高まる期待

産経新聞 のロゴ 産経新聞 2020/05/23 08:08
【翔タイム!大谷】秒読みに入った二刀流復活 全米で高まる期待 © 産経新聞社 【翔タイム!大谷】秒読みに入った二刀流復活 全米で高まる期待

 エンゼルスの大谷翔平選手(25)が、二刀流復活に向けてラストスパートに入った。週2回ブルペンで投球練習を繰り返し、徐々に力の入れ具合を高め、実戦に近づいている。いよいよ二刀流の真価が発揮されるときが来た。彼の打席、マウンドに、ファンのみならず、全米が注目している。

 ヤンキースなどで先発左腕として251勝をマークし、昨シーズン限りで引退したCC・サバシア氏はこのほど、自身のインターネットラジオ番組で、二刀流復活が目前に迫った大谷について、「周りのみんな笑っていたけど、ずっと言い続けてきた。今までで見た最高の選手だと。これまでのメジャーリーグにない存在。誰もできなかったことをやろうとしている」と期待を込めて大絶賛した。

 「投げては99マイル(約159キロ)の快速球、打っては900フィート(約274メートル)。他に誰ができる、こんなこと」と冗談交じりに付け加えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が延期されていた大リーグも、ようやくトンネルの出口が見え始めた。独立記念日の7月4日をオープニングデーとすることを目標にいつもの半分、レギュラーシーズン82試合を戦ってポストシーズンに突入する方針が機構側でまとまった。選手会が承諾すれば1カ月半後に開幕戦のプレーボールがコールされる。

 いよいよ大谷の二刀流復活の時が近づく。

 地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」によると、大谷は週2回のペースでブルペンに入り、あとは実戦のマウンドに立つばかりの状態になってきているという。

 ミッキー・キャラウェイ投手コーチは「開幕日が不確実だったため、投球練習の段階を進めるのを保留するケースもあったが、もうマウンドに立つことは時間の問題だ」と述べていると伝える。

 大谷のブルペンを視察したジョー・マドン監督も「彼の投げる球は力強かった。投球に制限はないようで普通に見えた」と安心していたことを明らかにした。

 2018年の二刀流衝撃デビュー時からセンセーションを巻き起こした。打者では104試合(代打22試合)に出場して打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁。投手では10試合に先発登板して4勝2敗、防御率3・31の成績を残し、メジャー史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成。ベーブ・ルースの再来などと評され、二刀流のすごさを知らしめた。だが、その年の10月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、19年は打者一本。さらに20年は新型コロナウイルスの感染拡大で開幕延期。

 右肘の手術からの再起である今季の起用法は、「週1回の先発と、週4回打つのを見ていきたいと思っている」(エプラー・ゼネラルマネジャー)と控え目になりそう。だが、大谷の二刀流復活は、地元ロサンゼルスのみならず、開幕延期でメジャーのプレーに飢えた全米のファンの期待を背負うことになりそうだ。(運動部 佐竹修仁)

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