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メルセデス、得意のカナダで勝利逃し「トップ3の争いに法則性はない」

motorsport.com のロゴmotorsport.com 2018/06/14 08:41 Scott Mitchell
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H © Steve Etherington / LAT Images Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、チームが得意とするカナダGPで優勝を逃したことで、トップ3チームの争いにはもはや明確なパターンはないと考えているようだ。

Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H © Steve Etherington / LAT Images Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09, leads Kimi Raikkonen, Ferrari SF71H

 ルイス・ハミルトンとメルセデスは3年連続でカナダGPを制しており、今年も優勝候補だと目されていた。

 しかしハミルトンはペースを上げることができず、レッドブル勢の後塵を拝す5位に終わり、チームメイトのバルテリ・ボッタスは2位だったものの、優勝したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)から7秒以上離された。

「モントリオールでは、我々のマシンが本当に強力だと予想していた」

 そうウルフは語った。

「そして我々は、自分たちが居るべきだと思っていたポジションに居られなかったという事実を目の当たりにし、カナダを離れる」

「それが、もはやこれまでのパターンは当てはまらないと考える理由だ。これまでのパターンでは、特定のサーキットで我々はマシンの強さを特に発揮できていた」

「モナコやシンガポールで我々がそれほど良くなっているとは考えられない。例外もあるかもしれないが、あらゆるところで皆が強いと考える必要がある」

 ウルフは、そういった”トレンド”がなくなったことでフェラーリやレッドブルと僅差のタイトル争いが繰り広げられると予想。これまで以上にミスは許されないと気を引き締めた。

「どういうわけか今年はかなり僅差になっていて、0.1秒以内に5台がいる」

「今年のチャンピオンシップは、毎週末のミスを最小限に抑え、適切な開発をエンジンに導入した者が勝つ。それが新しい現実だ」

「三つ巴の争いだ。6台のマシンにレースを勝つチャンスがある。もはや保証されているモノは何もないんだ」

「モントリオールに来て、公園の中を”散歩”できると思っていたわけではない。でも今回のレースは、我々が目を覚ますきっかけになった。すべての準備を適切に整えて週末に臨まなければならない」

「金曜日の段階で無駄にする時間はない。なぜなら、準備を怠れば噛みつかれることになるからだ」

 メルセデスがカナダで苦戦した理由のひとつが、パワーユニット(PU)のアップグレード延期だと言える。ベンチテストで信頼性に懸念が生じたことで、メルセデスは第2スペックのPU投入延期を決断していた。

 アップグレードPUに関して、ウルフは「私はここで新しいエンジンを使っていると予想していたので、あまり多くのことを言うつもりはないが、(ベンチテストで)最後のロングランをしている時に潜在的な問題を発見した」と語った。

「金曜日の朝にそれをマシンに搭載し問題が出ず、後になって問題が発生するよりは(投入を延期した方が)良い」

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