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角界の腐敗、8年前に予言していた 再発防止検討委トップ・但木氏、朝青龍騒動で教育の必要性訴え

zakzak のロゴzakzak 2018/02/14 17:05

 相次ぐ暴力問題を受けて日本相撲協会が設置した再発防止検討委員会の委員長を務める元検事総長の但木敬一氏(74)。但木氏は8年前、外国人力士の不祥事が相次ぐ角界の現状を“予言”するようなコラムを書いていた。

 そのコラムは産経新聞に連載されていた「山河有情」。2010年2月24日付で掲載された同欄で、大相撲に触れ、「外国人力士を多く抱え、国際化の波に翻弄され続けているといってよい」と指摘し、こう提言しているのだ。

角界の腐敗、8年前に予言していた 再発防止検討委トップ・但木氏、朝青龍騒動で教育の必要性訴え: 元横綱の朝青龍 © zakzak 提供 元横綱の朝青龍

 「日本相撲協会が、国技という精神風土を大事にしたいと思うなら、相撲界に入ってきた外国の少年たちによくよく相撲道のなんたるかを教えてあげてほしい。協会や親方がろくな教育もせず、これに反したといって処分するのは朝青龍で打ち止めにしてほしいものである」

 コラムが掲載された同年2月、元横綱朝青龍(37)が初場所中に起こした暴行騒ぎの責任を取り、引退した。但木氏の文章はこの話題をふまえて、将来を危惧する内容だった。

 但木氏は法務事務次官、東京高検検事長を経て06年に検事総長に就任。退官後には、大阪地検特捜部の押収資料改竄(かいざん)事件を受けて設置された「検察の在り方検討会議」の委員などを務めた。16年には、将棋のコンピューター不正使用疑惑で日本将棋連盟が設けた第三者調査委員会の委員長として調査にあたった。

 8日の再発防止検討委の第1回の会合で、但木氏は「八角理事長に確認したのは『理事長の利益のために委員会をやるのではありません。大相撲の永続性のためにやります』と申し上げて『それで結構です』という言葉をいただきました」と明かしていた。

 以前から但木氏の抱いていた危機感が現実となっている角界。真の改革のため、辣腕(らつわん)を振るってほしい。

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