古いバージョンのブラウザーを使用しています。MSN を最適にご利用いただくために、サポートされているバージョンをご使用ください。

【球界ここだけの話(1604)】助っ人の心意気“和”を重んじたDeNA・ロペス

サンケイスポーツ のロゴ サンケイスポーツ 2019/04/26 13:05 株式会社 産経デジタル
【球界ここだけの話(1604)】助っ人の心意気“和”を重んじたDeNA・ロペス: 試合前、オールドスタイルで統一し円陣を組むDeNA野手陣=横浜スタジアム © サンケイスポーツ 提供 試合前、オールドスタイルで統一し円陣を組むDeNA野手陣=横浜スタジアム

 今や頼れるチームリーダーの一人だ。日本球界で7年目(巨人に2年)を迎えたロペスの、粋な計らいが注目された。

 24日の阪神戦(横浜)、グラウンドに飛び出した選手は全員、ユニホームのズボンの裾を膝下辺りまで上げ、青いソックスを露出した「オールドスタイル」で統一されていた。選手だけではない。コーチ陣やラミレス監督までも同じ着こなしで、投手を除く全員がオールドスタイルだった。実は全体アップ中にロペスが提案したのだという。

 「先週は5試合すべてで負けてタフな1週間だった。今週も最初の試合に負けてしまった。チームは6連敗で気持ちを切り替えるためにできることがないか考えて提案した」

 チームは16日(火曜日)の中日戦(ナゴヤドーム)から21日(日曜日)の広島戦(マツダ)で5連敗。本拠地に戻り、仕切り直しで迎えた23日の阪神戦(横浜)でも負けて6連敗を喫した。チームの流れを変えるべく、ロペスが“動いた”のだった。

 「チャモ(ロペス)が一つになるために言ってくれた」と宮崎。ラミレス監督も「われわれはチームであって、個人スポーツでない。チームが一つになった」と歓迎した。残念ながらオールドスタイルで臨んだ試合は1-3で惜敗した。それでも唯一3安打をマークしたロペスは、今回の試みが無駄ではなかったことを強調した。

 「負けてしまったけど監督やコーチ、全員に声をかけたことで、チームにはより一体感があったと思う。試合前から、みんなのやる気は上がっていた」。普段と違った格好をする選手のため、自分の持っていたオールドスタイルに適している裾の短いズボンを貸したという。

 外国人選手のなかでも特に強い“チームファースト”の精神を持つ。打棒だけでなく、守備では打たれた投手に積極的に声をかけ、一塁手としてセ・リーグの連続無失策記録も継続している。

 「野手からの送球はどんな球でも取るようにしている。難しい球をとって『ありがとう』と言われることがうれしい」

 献身的にチームに貢献する助っ人は「チームのためにやることに日本人も、外国人もないよ」と笑った。チームは現在、8連敗中と苦しんでいる。こんなときこそ頼れる助っ人の活躍で“トンネル”を脱出すると信じている。(湯浅大)

サンケイスポーツの関連リンク

image beaconimage beaconimage beacon