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ほのかが菊花賞でまさかの大勝負。本命に人気薄の実力馬を選んだ

Sportiva のロゴ Sportiva 2021/10/23 10:50 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki
© 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

 秋のGIシリーズが始まりましたが、私の予想はというと......残念な結果が続いています。スプリンターズSは、レシステンシア(2着)に〇、シヴァージ(3着)に▲の印をつけたものの、本命に指名したのがダノンスマッシュ(6着)......。3歳馬のピクシーナイトが突き抜けて、馬券的中とはなりませんでした。

© Sportiva 提供

菊花賞の予想をしてくれた、ほのかさん。

 続く秋華賞は、◎アカイトリノムスメ(1着)でバッチリだったのですが......ファインルージュ(2着)を切ってしまい、またもハズレ。2戦連続で上位人気馬の取捨を誤り、惜しくも取り逃がしています。

 かつては「消しの女神」と呼ばれていたのに、今では「消しの悪魔」みたいなことになっています(苦笑)。

 ここは気持ちを切り替えて、菊花賞では何としてもこれまでの鬱憤を晴らしたいと思っています。

 さて、今年の菊花賞は先行馬が結構多いので、ペースが速くなりそうな気がしています。また、京都競馬場の改修工事により、阪神開催となるため、最後の直線で急坂が待っています。そうなると、例年にも増して、タフさが求められるのではないでしょうか。

 そうした状況も頭に入れて、今回はまず、予想の判断材料として過去3年のレース傾向を参考にしました。そこで、ほとんどの馬が前走で、芝2200m以上のレースで好走(3着以内)している点に着目。印をつけるうえでは、その条件を重視しました。

 それによって、多くの馬が馬券対象から外れることに。人気どころではタイトルホルダー、ヴィクティファルス、ヴァイスメテオールなどが消えます。

 そして、条件をクリアした馬の中から近走の内容などを加味して、モンテディオを◎としました。前走の神戸新聞杯3着を評価するのはもちろんですが、2走前には芝2600mという長距離戦(1勝クラス・ルスツ特別)を快勝。上がりタイムが速いのも好材料となります。過去3年の結果を鑑みて、上がりタイムが速い点も重要視したい要素です。

 その結果から、3000mという距離も問題ないでしょうし、「神戸新聞杯組の関西馬」ということも、菊花賞で好走する条件に合致しています。また、四位洋文調教師が事前コメントで、「心肺機能が強い」と評価。だとすれば、菊花賞のような長距離レースこそ、モンテディオのタフさが生かせる絶好の舞台と言えるでしょう。

 かなりの人気薄だと思いますが、思い切って本命にしました。

 ○はオーソクレースです。皐月賞は負傷して出走できませんでしたが、およそ9カ月ぶりとなる前走のセントライト記念で3着。負傷前と変わらぬ強さを見せて、安定した末脚も健在でした。

 昨年の菊花賞でも、オーソクレースと同じエピファネイア産駒のアリストテレスが2着に来ていて、距離の不安もありません。鞍上も、アリストテレスと同じクリストフ・ルメール騎手。アリストテレスの奮闘を思い起こさせるこの馬を、対抗に推します。

 ▲はステラヴェローチェです。皐月賞、日本ダービーともに3着という実績は、今年の出走馬の中では最上位。この馬も上がりがしっかりしていて、タフなところも魅力です。

 不良馬場だった前走の神戸新聞杯を完勝していることから、馬場が悪いほうが合っているイメージがありますが、これまで良馬場でも掲示板を外したことはなく、馬場は不問と見ています。距離適性を考えて、やや評価を下げましたが、ステラヴェローチェの印をこれ以上は落とせません。

© Sportiva 提供

 注目馬の☆は、ディヴァインラヴです。菊花賞では、過去50年以上も牝馬が3着以内に来ていません。そもそも牝馬が参戦すること自体まれですから、確かに不安はあります。

 でも、この馬もオーソクレースと同じくエピファネイア産駒。2走前には芝2600m戦のタイランドC(1勝クラス)を勝っていますし、上がりタイムもメンバー最速でした。

 加えて、鞍上が福永祐一騎手というのが強み。福永騎手に乗り替わってから結果を出し始めていますし、何より福永騎手は菊花賞でも昨年1着、一昨年2着と結果を残しています。福永騎手自身、「牡馬との斤量差(マイナス2kg)は有利」と話しているようですし、長距離戦では鞍上も重視されますから、軽視は禁物だと思います。

 △は4頭。まずはディープモンスターです。過去、菊花賞で好走しているのは、前走でセントライト記念か、神戸新聞杯を使っているケースが多いので、「ダービーからの直行で大丈夫?」という心配があるのは確か。でも、ダービー大敗(16着)から巻き返した例はいくつもあります。さらに、長距離レースが得意な武豊騎手がずっと乗っているので、菊花賞でこその期待ができます。

 続いて、ヴェローチェオロ。父ゴールドシップは長距離戦を得意としていた馬ですし、前走でも阪神・芝2200mの三田特別(2勝クラス)を勝って、メンバー最速の上がりタイムをマーク。今回の好走条件に当てはまります。

 3頭目はアサマノイタズラ。前走のセントライト記念では、最後の伸び脚が強烈でした。上がり重視の私としては、絶対に押さえておきたい存在です。トライアルレースを制したのに、それほど人気にならなさそうなので、馬券的な妙味も増します。

 そして最後に、ノースザワールド。前走の2勝クラス・浜名湖特別は芝2000m戦と、今回定めた条件からは外れていますが、過去3年連続で勝利を飾っているディープインパクト産駒。ヒモ穴として加えたいと思います。

 私が印を打ったのは、以上の8頭。人気薄のモンテディオを本命にしたので、馬券は手広く狙いたい。モンテディオの1頭軸で、残り7頭に流す3連複で勝負です。

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