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オレ流・落合氏も踏み込めなかった中日・岩瀬の“聖域” リリーフ失敗にも「しようがない」

zakzak のロゴzakzak 2017/08/12
オレ流・落合氏も踏み込めなかった中日・岩瀬の“聖域” リリーフ失敗にも「しようがない」: 偉業を達成した岩瀬 © zakzak 提供 偉業を達成した岩瀬

 【江尻良文の快説・怪説】

 歴代1位の通算950試合登板を達成した中日・岩瀬仁紀(42)。その偉大さを何よりも物語るのは、あのオレ流・落合博満氏(63)にとってもアンタッチャブルな存在だったことだ。

 監督としてリーグ優勝4回、日本一1回の実績を残した落合氏は、ご存じのようにやりたい放題のオレ流。選手がミスをすれば、容赦なく厳しく批判したが、岩瀬がリリーフに失敗したときだけは例外だった。

 「岩瀬がやられたのなら、しようがない。ウチの必勝パターンなのだから」と繰り返した。

 「あんなことができるのは落合だけ。ワシにはとても無理や」。落合監督が唯一尊敬する、リーグ優勝8回、日本一6回の元西武監督、森祇晶氏でさえ絶句した、日本ハム相手の2007年日本シリーズ第5戦(ナゴヤドーム)のオレ流伝説。

 8回までパーフェクトだった山井大介を降板させた。この伝説の落合采配も岩瀬がいたからこそできた芸当。岩瀬は何事もなかったように9回を三者凡退に討ち取り、シリーズ史上初のパーフェクトを完成させたからこそ究極のオレ流伝説ができあがったのだ。

 落合氏は13年オフにゼネラルマネジャーに就任してからもいきなり契約更改交渉で総額8億円の年俸カット。その大胆なコストカッターぶりに「球界のカルロス・ゴーン」などといわれたが、これまた岩瀬だけには「現役引退は本人が決めること」と下駄を預けてきた。監督、GMとして独裁を続け最後は解任された落合氏だが、岩瀬1人は別であり続けたことで、その偉大さが浮き彫りになる。(江尻良文)

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